@@ -11,15 +11,15 @@ weight: 45
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* Topology Aware Hint* は、クライアントがendpointをどのように使用するかについての提案を含めることにより、トポロジーを考慮したルーティングを可能にします。このアプローチでは、EndpointSliceおよび/またはEndpointオブジェクトの消費者が、これらのネットワークエンドポイントへのトラフィックを、それが発生した場所の近くにルーティングできるように、メタデータを追加します。
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- たとえば、ローカリティ内でトラフィックをルーティングすることで 、コストを削減したり、ネットワークパフォーマンスを向上させたりできます。
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+ たとえば、局所的にトラフィックをルーティングすることで 、コストを削減したり、ネットワークパフォーマンスを向上させたりできます。
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## 動機
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Kubernetesクラスターは、マルチゾーン環境で展開されることが多くなっています。
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- * Topology Aware Hint* は、トラフィックを発信元のゾーン内に留めておくのに役立つメカニズムを提供します。このコンセプトは、一般に「Topology Aware Routing」と呼ばれています。EndpointSliceコントローラーは{{< glossary_tooltip term_id="Service" >}}のendpointを計算する際に、各endpointのトポロジー( 地域とゾーン) を考慮し、ゾーンに割り当てるためのヒントフィールドに値を入力します。
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- EndpointSliceコントローラーは、各endpointのトポロジー( 地域とゾーン) を考慮し、ゾーンに割り当てるためのヒントフィールドに入力します。
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+ * Topology Aware Hint* は、トラフィックを発信元のゾーン内に留めておくのに役立つメカニズムを提供します。このコンセプトは、一般に「Topology Aware Routing」と呼ばれています。EndpointSliceコントローラーは{{< glossary_tooltip term_id="Service" >}}のendpointを計算する際に、各endpointのトポロジー( 地域とゾーン) を考慮し、ゾーンに割り当てるためのヒントフィールドに値を入力します。
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+ EndpointSliceコントローラーは、各endpointのトポロジー( 地域とゾーン) を考慮し、ゾーンに割り当てるためのヒントフィールドに入力します。
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{{< glossary_tooltip term_id="kube-proxy" text="kube-proxy" >}}のようなクラスターコンポーネントは、次にこれらのヒントを消費し、それらを使用してトラフィックがルーティングされる方法に影響を与えることが可能です(トポロジー的に近いendpointを優先します)。
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@@ -86,17 +86,15 @@ kube-proxyは、EndpointSliceコントローラーによって設定されたヒ
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# # 制約事項
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- * サービスで `externalTrafficPolicy`または`internalTrafficPolicy`が`Local`に設定されている場合、Topology Aware Hintは使用されません。同じServiceではなく、異なるServiceの同じクラスターで両方の機能を使用することができます。
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+ * Serviceで `externalTrafficPolicy`または`internalTrafficPolicy`が`Local`に設定されている場合、Topology Aware Hintは使用されません。同じServiceではなく、異なるServiceの同じクラスターで両方の機能を使用することができます。
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* このアプローチは、ゾーンのサブセットから発信されるトラフィックの割合が高いサービスではうまく機能しません。代わりに、これは着信トラフィックが各ゾーンのノードの容量にほぼ比例することを前提としています。
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* EndpointSliceコントローラーは、各ゾーンの比率を計算するときに、準備ができていないノードを無視します。ノードの大部分の準備ができていない場合、これは意図しない結果をもたらす可能性があります。
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- * EndpointSliceコントローラーは、各ゾーンの比率を計算するデプロイ時に{{< glossary_tooltip
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- text="tolerations" term_id="toleration" >}}を考慮しません。サービスをバックアップするPodがクラスター内のノードのサブセットに制限されている場合、これは考慮されません。
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+ * EndpointSliceコントローラーは、各ゾーンの比率を計算するデプロイ時に{{< glossary_tooltip text="tolerations" term_id="toleration" >}}を考慮しません。サービスをバックアップするPodがクラスター内のノードのサブセットに制限されている場合、これは考慮されません。
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- * これはオートスケーリングと相性が悪いかもしれません。例えば、多くのトラフィックが1つのゾーンから発信されている場合、そのゾーンに割り当てられたendpointのみがそのトラフィックを処理することになります。その結果、{{< glossary_tooltip
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- text="Horizontal Pod Autoscaler" term_id="horizontal-pod-autoscaler" >}}がこのイベントを拾えなくなったり、新しく追加されたPodが別のゾーンで開始されたりする可能性があります。
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+ * これはオートスケーリングと相性が悪いかもしれません。例えば、多くのトラフィックが1つのゾーンから発信されている場合、そのゾーンに割り当てられたendpointのみがそのトラフィックを処理することになります。その結果、{{< glossary_tooltip text="Horizontal Pod Autoscaler" term_id="horizontal-pod-autoscaler" >}}がこのイベントを拾えなくなったり、新しく追加されたPodが別のゾーンで開始されたりする可能性があります。
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