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Commit 1c7cf96

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Replace "ephemeral" with "エフェメラル".
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content/ja/docs/concepts/workloads/pods/ephemeral-containers.md

Lines changed: 20 additions & 20 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -1,5 +1,5 @@
11
---
2-
title: ephemeralコンテナ
2+
title: エフェメラルコンテナ
33
content_type: concept
44
weight: 80
55
---
@@ -8,51 +8,51 @@ weight: 80
88

99
{{< feature-state state="alpha" for_k8s_version="v1.16" >}}
1010

11-
このページでは、特別な種類のコンテナであるephemeralコンテナの概要を説明します。ephemeralコンテナは、トラブルシューティングなどのユーザーが開始するアクションを実行するために、すでに存在する{{< glossary_tooltip term_id="pod" >}}内で一時的に実行するコンテナです。ephemeralコンテナは、アプリケーションの構築ではなく、serviceの調査のために利用します。
11+
このページでは、特別な種類のコンテナであるエフェメラルコンテナの概要を説明します。エフェメラルコンテナは、トラブルシューティングなどのユーザーが開始するアクションを実行するために、すでに存在する{{< glossary_tooltip term_id="pod" >}}内で一時的に実行するコンテナです。エフェメラルコンテナは、アプリケーションの構築ではなく、serviceの調査のために利用します。
1212

1313
{{< warning >}}
14-
ephemeralコンテナは初期のアルファ状態であり、本番クラスタには適しません。[Kubernetesの非推奨ポリシー](/docs/reference/using-api/deprecation-policy/)に従って、このアルファ機能は、将来大きく変更されたり、完全に削除される可能性があります。
14+
エフェメラルコンテナは初期のアルファ状態であり、本番クラスタには適しません。[Kubernetesの非推奨ポリシー](/docs/reference/using-api/deprecation-policy/)に従って、このアルファ機能は、将来大きく変更されたり、完全に削除される可能性があります。
1515
{{< /warning >}}
1616

1717
<!-- body -->
1818

19-
## ephemeralコンテナを理解する
19+
## エフェメラルコンテナを理解する
2020

2121
{{< glossary_tooltip text="Pod" term_id="pod" >}}は、Kubernetesのアプリケーションの基本的なビルディングブロックです。Podは破棄可能かつ置き換え可能であることが想定されているため、一度Podが作成されると新しいコンテナを追加することはできません。その代わりに、通常は{{< glossary_tooltip text="Deployment" term_id="deployment" >}}を使用してPodを削除して置き換えます。
2222

23-
たとえば、再現困難なバグのトラブルシューティングなどのために、すでに存在するPodの状態を調査する必要が出てくることがあります。このような場合、既存のPod内でephemeralコンテナを実行することで、Podの状態を調査したり、任意のコマンドを実行したりできます。
23+
たとえば、再現困難なバグのトラブルシューティングなどのために、すでに存在するPodの状態を調査する必要が出てくることがあります。このような場合、既存のPod内でエフェメラルコンテナを実行することで、Podの状態を調査したり、任意のコマンドを実行したりできます。
2424

25-
### ephemeralコンテナとは何か
25+
### エフェメラルコンテナとは何か
2626

27-
ephemeralコンテナは、他のコンテナと異なり、リソースや実行が保証されず、自動的に再起動されることも決してないため、アプリケーションを構築する目的には適しません。ephemeralコンテナは、通常のコンテナと同じ`ContainerSpec`で記述されますが、多くのフィールドに互換性がなかったり、使用できなくなっています。
27+
エフェメラルコンテナは、他のコンテナと異なり、リソースや実行が保証されず、自動的に再起動されることも決してないため、アプリケーションを構築する目的には適しません。エフェメラルコンテナは、通常のコンテナと同じ`ContainerSpec`で記述されますが、多くのフィールドに互換性がなかったり、使用できなくなっています。
2828

29-
- ephemeralコンテナはポートを持つことができないため`ports``livenessProbe``readinessProbe`などの使用が禁止されています
29+
- エフェメラルコンテナはポートを持つことができないため`ports``livenessProbe``readinessProbe`などは使えなくなっています
3030
- Podリソースの割り当てはイミュータブルであるため、`resources`の設定が禁止されています。
3131
- 利用が許可されているフィールドの一覧については、[EphemeralContainerのリファレンスドキュメント](/docs/reference/generated/kubernetes-api/{{< param "version" >}}/#ephemeralcontainer-v1-core)を参照してください。
3232

33-
ephemeralコンテナは、直接`pod.spec`に追加するのではなく、API内の特別な`ephemeralcontainers`ハンドラを使用して作成します。そのため、ephemeralコンテナを`kubectl edit`を使用して追加することはできません。
33+
エフェメラルコンテナは、直接`pod.spec`に追加するのではなく、API内の特別な`ephemeralcontainers`ハンドラを使用して作成します。そのため、エフェメラルコンテナを`kubectl edit`を使用して追加することはできません。
3434

35-
ephemeralコンテナをPodに追加した後は、通常のコンテナのようにephemeralコンテナを変更または削除することはできません
35+
エフェメラルコンテナをPodに追加した後は、通常のコンテナのようにエフェメラルコンテナを変更または削除することはできません
3636

37-
## ephemeralコンテナの用途
37+
## エフェメラルコンテナの用途
3838

39-
ephemeralコンテナは、コンテナがクラッシュしてしまったり、コンテナイメージにデバッグ用ユーティリティが同梱されていない場合など、`kubectl exec`では不十分なときにインタラクティブなトラブルシューティングを行うために役立ちます。
39+
エフェメラルコンテナは、コンテナがクラッシュしてしまったり、コンテナイメージにデバッグ用ユーティリティが同梱されていない場合など、`kubectl exec`では不十分なときにインタラクティブなトラブルシューティングを行うために役立ちます。
4040

4141
特に、[distrolessイメージ](https://github.com/GoogleContainerTools/distroless)を利用すると、攻撃対象領域を減らし、バグや脆弱性を露出する可能性を減らせる最小のコンテナイメージをデプロイできるようになります。distrolessイメージにはシェルもデバッグ用のユーティリティも含まれないため、`kubectl exec`のみを使用してdistrolessイメージのトラブルシューティングを行うのは困難です。
4242

43-
ephemeralコンテナを利用する場合には、他のコンテナ内のプロセスにアクセスできるように、[プロセス名前空間の共有](/ja/docs/tasks/configure-pod-container/share-process-namespace/)を有効にすると便利です。
43+
エフェメラルコンテナを利用する場合には、他のコンテナ内のプロセスにアクセスできるように、[プロセス名前空間の共有](/ja/docs/tasks/configure-pod-container/share-process-namespace/)を有効にすると便利です。
4444

45-
ephemeralコンテナを利用してトラブルシューティングを行う例については、[デバッグ用のephemeralコンテナを使用してデバッグする](/docs/tasks/debug-application-cluster/debug-running-pod/#debugging-with-ephemeral-debug-container)を参照してください。
45+
エフェメラルコンテナを利用してトラブルシューティングを行う例については、[デバッグ用のエフェメラルコンテナを使用してデバッグする](/docs/tasks/debug-application-cluster/debug-running-pod/#debugging-with-ephemeral-debug-container)を参照してください。
4646

4747
## Ephemeral containers API
4848

4949
{{< note >}}
5050
このセクションの例を実行するには、`EphemeralContainers`[フィーチャーゲート](/ja/docs/reference/command-line-tools-reference/feature-gates/)を有効にして、Kubernetesクライアントとサーバーのバージョンをv1.16以上にする必要があります。
5151
{{< /note >}}
5252

53-
このセクションの例では、API内でephemeralコンテナを表示する方法を示します。通常は、APIを直接呼び出すのではなく、`kubectl alpha debug`やその他の`kubectl`[プラグイン](/docs/tasks/extend-kubectl/kubectl-plugins/)を使用して、これらのステップを自動化します。
53+
このセクションの例では、API内でエフェメラルコンテナを表示する方法を示します。通常は、APIを直接呼び出すのではなく、`kubectl alpha debug`やその他の`kubectl`[プラグイン](/docs/tasks/extend-kubectl/kubectl-plugins/)を使用して、これらのステップを自動化します。
5454

55-
ephemeralコンテナは、Podの`ephemeralcontainers`サブリソースを使用して作成されます。このサブリソースは、`kubectl --raw`を使用して確認できます。まずはじめに、以下に`EphemeralContainers`リストとして追加するためのephemeralコンテナを示します
55+
エフェメラルコンテナは、Podの`ephemeralcontainers`サブリソースを使用して作成されます。このサブリソースは、`kubectl --raw`を使用して確認できます。まずはじめに、以下に`EphemeralContainers`リストとして追加するためのエフェメラルコンテナを示します
5656

5757
```json
5858
{
@@ -75,13 +75,13 @@ ephemeralコンテナは、Podの`ephemeralcontainers`サブリソースを使
7575
}
7676
```
7777

78-
すでに実行中の`example-pod`のephemeralコンテナを更新するには、次のコマンドを実行します。
78+
すでに実行中の`example-pod`のエフェメラルコンテナを更新するには、次のコマンドを実行します。
7979

8080
```shell
8181
kubectl replace --raw /api/v1/namespaces/default/pods/example-pod/ephemeralcontainers -f ec.json
8282
```
8383

84-
このコマンドを実行すると、新しいephemeralコンテナのリストが返されます
84+
このコマンドを実行すると、新しいエフェメラルコンテナのリストが返されます
8585

8686
```json
8787
{
@@ -114,7 +114,7 @@ kubectl replace --raw /api/v1/namespaces/default/pods/example-pod/ephemeralconta
114114
}
115115
```
116116

117-
新しく作成されたephemeralコンテナの状態を確認するには`kubectl describe`を使用します。
117+
新しく作成されたエフェメラルコンテナの状態を確認するには`kubectl describe`を使用します。
118118

119119
```shell
120120
kubectl describe pod example-pod
@@ -140,7 +140,7 @@ Ephemeral Containers:
140140
...
141141
```
142142

143-
新しいephemeralコンテナとやりとりをするには、他のコンテナと同じように、`kubectl attach``kubectl exec``kubectl logs`などのコマンドが利用できます。例えば、次のようなコマンドが実行できます。
143+
新しいエフェメラルコンテナとやりとりをするには、他のコンテナと同じように、`kubectl attach``kubectl exec``kubectl logs`などのコマンドが利用できます。例えば、次のようなコマンドが実行できます。
144144

145145
```shell
146146
kubectl attach -it example-pod -c debugger

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