@@ -12,14 +12,16 @@ weight: 30
12
12
13
13
## サポートされるバージョン {#supported-versions}
14
14
15
- Kubernetesのバージョンは** x.y.z** の形式で表現され、** x** はメジャーバージョン、** y** はマイナーバージョン、** z** はパッチバージョンを指します。これは[ セマンティック バージョニング] ( http ://semver.org/) に従っています。詳細は、[ Kubernetesのリリースバージョニング] ( https://github.com/kubernetes/community/blob/master/contributors/design-proposals/release/versioning.md#kubernetes-release-versioning ) を参照してください。
15
+ Kubernetesのバージョンは** x.y.z** の形式で表現され、** x** はメジャーバージョン、** y** はマイナーバージョン、** z** はパッチバージョンを指します。これは[ セマンティック バージョニング] ( https ://semver.org/) に従っています。詳細は、[ Kubernetesのリリースバージョニング] ( https://github.com/kubernetes/community/blob/master/contributors/design-proposals/release/versioning.md#kubernetes-release-versioning ) を参照してください。
16
16
17
- Kubernetesプロジェクトでは、最新の3つのマイナーリリースについてリリースブランチを管理しています。
17
+ Kubernetesプロジェクトでは、最新の3つのマイナーリリースについてリリースブランチを管理しています ({{< skew latestVersion >}}, {{< skew prevMinorVersion >}}, {{< skew oldestMinorVersion >}})。
18
+
19
+ セキュリティフィックスを含む適用可能な修正は、重大度や実行可能性によってはこれら3つのリリースブランチにバックポートされることもあります。パッチリリースは、これらのブランチから [ 定期的に] ( https://git.k8s.io/sig-release/releases/patch-releases.md#cadence ) 切り出され、必要に応じて追加の緊急リリースも行われます。
20
+
21
+ [ リリースマネージャー] ( https://git.k8s.io/sig-release/release-managers.md ) グループがこれを決定しています。
18
22
19
- セキュリティフィックスを含む適用可能な修正は、重大度や実行可能性によってはこれら3つのリリースブランチにバックポートされることもあります。パッチリリースは、定期的または必要に応じてこれらのブランチから分岐されます。[ パッチリリースチーム] ( https://github.com/kubernetes/sig-release/blob/master/release-engineering/role-handbooks/patch-release-team.md#release-timing ) がこれを決定しています。パッチリリースチームは[ リリースマネージャー] ( https://github.com/kubernetes/sig-release/blob/master/release-managers.md ) の一部です。
20
23
詳細は、[ Kubernetesパッチリリース] ( https://github.com/kubernetes/sig-release/blob/master/releases/patch-releases.md ) ページを参照してください。
21
24
22
- マイナーリリースは約3ヶ月ごとに行われるため、マイナーリリースのブランチはそれぞれ約9ヶ月保守されます。
23
25
24
26
## サポートされるバージョンの差異
25
27
@@ -29,80 +31,80 @@ Kubernetesプロジェクトでは、最新の3つのマイナーリリースに
29
31
30
32
例:
31
33
32
- * 最新の` kube-apiserver ` が** 1.13 ** であるとします
33
- * ほかの` kube-apiserver ` インスタンスは** 1.13 ** および** 1.12 ** がサポートされます
34
+ * 最新の` kube-apiserver ` が** {{< skew latestVersion >}} ** であるとします
35
+ * ほかの` kube-apiserver ` インスタンスは** {{< skew latestVersion >}} ** および** {{< skew prevMinorVersion >}} ** がサポートされます
34
36
35
37
### kubelet
36
38
37
39
` kubelet ` は` kube-apiserver ` より新しいものであってはならず、2つの古いマイナーバージョンまで有効です。
38
40
39
41
例:
40
42
41
- * ` kube-apiserver ` が** 1.13 ** であるとします
42
- * ` kubelet ` は** 1.13 ** 、** 1.12 ** および** 1.11 ** がサポートされます
43
+ * ` kube-apiserver ` が** {{< skew latestVersion >}} ** であるとします
44
+ * ` kubelet ` は** {{< skew latestVersion >}} ** 、** {{< skew prevMinorVersion >}} ** および** {{< skew oldestMinorVersion >}} ** がサポートされます
43
45
44
46
{{< note >}}
45
47
HAクラスター内の` kube-apiserver ` 間にバージョンの差異がある場合、有効な` kubelet ` のバージョンは少なくなります。
46
48
{{</ note >}}
47
49
48
50
例:
49
51
50
- * ` kube-apiserver ` インスタンスが** 1.13 ** および** 1.12** であるとします
51
- * ` kubelet ` は** 1.12 ** および** 1.11 ** がサポートされます(** 1.13 ** はバージョン** 1.12 ** の` kube-apiserver ` よりも新しくなるためサポートされません)
52
+ * ` kube-apiserver ` インスタンスが** {{< skew latestVersion >}} ** および** 1.12** であるとします
53
+ * ` kubelet ` は** {{< skew prevMinorVersion >}} ** および** {{< skew oldestMinorVersion >}} ** がサポートされます(** {{< skew latestVersion >}} ** はバージョン** {{< skew prevMinorVersion >}} ** の` kube-apiserver ` よりも新しくなるためサポートされません)
52
54
53
55
### kube-controller-manager、kube-scheduler、およびcloud-controller-manager
54
56
55
57
` kube-controller-manager ` 、` kube-scheduler ` および` cloud-controller-manager ` は、通信する` kube-apiserver ` インスタンスよりも新しいバージョンであってはなりません。` kube-apiserver ` のマイナーバージョンと一致することが期待されますが、1つ古いマイナーバージョンでも可能です(ライブアップグレードを可能にするため)。
56
58
57
59
例:
58
60
59
- * ` kube-apiserver ` が** 1.13 ** であるとします
60
- * ` kube-controller-manager ` 、` kube-scheduler ` および` cloud-controller-manager ` は** 1.13 ** および** 1.12 ** がサポートされます
61
+ * ` kube-apiserver ` が** {{< skew latestVersion >}} ** であるとします
62
+ * ` kube-controller-manager ` 、` kube-scheduler ` および` cloud-controller-manager ` は** {{< skew latestVersion >}} ** および** {{< skew prevMinorVersion >}} ** がサポートされます
61
63
62
64
{{< note >}}
63
65
HAクラスター内の` kube-apiserver ` 間にバージョンの差異があり、これらのコンポーネントがクラスター内のいずれかの` kube-apiserver ` と通信する場合(たとえばロードバランサーを経由して)、コンポーネントの有効なバージョンは少なくなります。
64
66
{{< /note >}}
65
67
66
68
例:
67
69
68
- * ` kube-apiserver ` インスタンスが** 1.13 ** および** 1.12 ** であるとします
69
- * いずれかの` kube-apiserver ` インスタンスへ配信するロードバランサーと通信する` kube-controller-manager ` 、` kube-scheduler ` および` cloud-controller-manager ` は** 1.12 ** がサポートされます(** 1.13 ** はバージョン** 1.12 ** の` kube-apiserver ` よりも新しくなるためサポートされません)
70
+ * ` kube-apiserver ` インスタンスが** {{< skew latestVersion >}} ** および** {{< skew prevMinorVersion >}} ** であるとします
71
+ * いずれかの` kube-apiserver ` インスタンスへ配信するロードバランサーと通信する` kube-controller-manager ` 、` kube-scheduler ` および` cloud-controller-manager ` は** {{< skew prevMinorVersion >}} ** がサポートされます(** {{< skew latestVersion >}} ** はバージョン** {{< skew prevMinorVersion >}} ** の` kube-apiserver ` よりも新しくなるためサポートされません)
70
72
71
73
### kubectl
72
74
73
75
` kubectl ` は` kube-apiserver ` の1つ以内のバージョン(古い、または新しいもの)をサポートします。
74
76
75
77
例:
76
78
77
- * ` kube-apiserver ` が** 1.13 ** であるとします
78
- * ` kubectl ` は** 1.14 ** 、** 1.13 ** および** 1.12 ** がサポートされます
79
+ * ` kube-apiserver ` が** {{< skew latestVersion >}} ** であるとします
80
+ * ` kubectl ` は** {{< skew nextMinorVersion >}} ** 、** {{< skew latestVersion >}} ** および** {{< skew prevMinorVersion >}} ** がサポートされます
79
81
80
82
{{< note >}}
81
83
HAクラスター内の` kube-apiserver ` 間にバージョンの差異がある場合、有効な` kubectl ` バージョンは少なくなります。
82
84
{{< /note >}}
83
85
84
86
例:
85
87
86
- * ` kube-apiserver ` インスタンスが** 1.13 ** および** 1.12 ** であるとします
87
- * ` kubectl ` は** 1.13 ** および** 1.12 ** がサポートされます(ほかのバージョンでは、ある` kube-apiserver ` コンポーネントからマイナーバージョンが2つ以上離れる可能性があります)
88
+ * ` kube-apiserver ` インスタンスが** {{< skew latestVersion >}} ** および** {{< skew prevMinorVersion >}} ** であるとします
89
+ * ` kubectl ` は** {{< skew latestVersion >}} ** および** {{< skew prevMinorVersion >}} ** がサポートされます(ほかのバージョンでは、ある` kube-apiserver ` コンポーネントからマイナーバージョンが2つ以上離れる可能性があります)
88
90
89
91
## サポートされるコンポーネントのアップグレード順序
90
92
91
- コンポーネント間でサポートされるバージョンの差異は、コンポーネントをアップグレードする順序に影響されます。このセクションでは、既存のクラスターをバージョン** 1.n ** から** 1.(n+1) ** へ移行するために、コンポーネントをアップグレードする順序を説明します。
93
+ コンポーネント間でサポートされるバージョンの差異は、コンポーネントをアップグレードする順序に影響されます。このセクションでは、既存のクラスターをバージョン** {{< skew prevMinorVersion >}} ** から** {{< skew latestVersion >}} ** へ移行するために、コンポーネントをアップグレードする順序を説明します。
92
94
93
95
### kube-apiserver
94
96
95
97
前提条件:
96
98
97
- * シングルインスタンスのクラスターにおいて、既存の` kube-apiserver ` インスタンスは** 1.n ** とします
98
- * HAクラスターにおいて、既存の` kube-apiserver ` は** 1.n ** または** 1.(n+1) ** とします(最新と最古の間で、最大で1つのマイナーバージョンの差異となります)
99
- * サーバーと通信する` kube-controller-manager ` 、` kube-scheduler ` および` cloud-controller-manager ` はバージョン** 1.n ** とします(必ず既存のAPIサーバーのバージョンよりも新しいものでなく、かつ新しいAPIサーバーのバージョンの1つ以内のマイナーバージョンとなります)
100
- * すべてのノードの` kubelet ` インスタンスはバージョン** 1.n ** または** 1.(n-1) ** とします(必ず既存のAPIサーバーよりも新しいバージョンでなく、かつ新しいAPIサーバーのバージョンの2つ以内のマイナーバージョンとなります)
99
+ * シングルインスタンスのクラスターにおいて、既存の` kube-apiserver ` インスタンスは** {{< skew prevMinorVersion >}} ** とします
100
+ * HAクラスターにおいて、既存の` kube-apiserver ` は** {{< skew prevMinorVersion >}} ** または** {{< skew latestVersion >}} ** とします(最新と最古の間で、最大で1つのマイナーバージョンの差異となります)
101
+ * サーバーと通信する` kube-controller-manager ` 、` kube-scheduler ` および` cloud-controller-manager ` はバージョン** {{< skew prevMinorVersion >}} ** とします(必ず既存のAPIサーバーのバージョンよりも新しいものでなく、かつ新しいAPIサーバーのバージョンの1つ以内のマイナーバージョンとなります)
102
+ * すべてのノードの` kubelet ` インスタンスはバージョン** {{< skew prevMinorVersion >}} ** または** {{< skew oldestMinorVersion >}} ** とします(必ず既存のAPIサーバーよりも新しいバージョンでなく、かつ新しいAPIサーバーのバージョンの2つ以内のマイナーバージョンとなります)
101
103
* 登録されたAdmission webhookは、新しい` kube-apiserver ` インスタンスが送信するこれらのデータを扱うことができます:
102
- * ` ValidatingWebhookConfiguration ` および` MutatingWebhookConfiguration ` オブジェクトは、** 1.(n+1) ** で追加されたRESTリソースの新しいバージョンを含んで更新されます(または、v1.15から利用可能な[ ` matchPolicy: Equivalent ` オプション] ( /docs/reference/access-authn-authz/extensible-admission-controllers/#matching-requests-matchpolicy ) を使用してください)
103
- * Webhookは送信されたRESTリソースの新しいバージョン、および** 1.(n+1) ** のバージョンで追加された新しいフィールドを扱うことができます
104
+ * ` ValidatingWebhookConfiguration ` および` MutatingWebhookConfiguration ` オブジェクトは、** {{< skew latestVersion >}} ** で追加されたRESTリソースの新しいバージョンを含んで更新されます(または、v1.15から利用可能な[ ` matchPolicy: Equivalent ` オプション] ( /docs/reference/access-authn-authz/extensible-admission-controllers/#matching-requests-matchpolicy ) を使用してください)
105
+ * Webhookは送信されたRESTリソースの新しいバージョン、および** {{< skew latestVersion >}} ** のバージョンで追加された新しいフィールドを扱うことができます
104
106
105
- ` kube-apiserver ` を** 1.(n+1) ** にアップグレードしてください。
107
+ ` kube-apiserver ` を** {{< skew latestVersion >}} ** にアップグレードしてください。
106
108
107
109
{{< note >}}
108
110
[ 非推奨API] ( /docs/reference/using-api/deprecation-policy/ ) および[ APIの変更ガイドライン] ( https://github.com/kubernetes/community/blob/master/contributors/devel/sig-architecture/api_changes.md ) のプロジェクトポリシーにおいては、シングルインスタンスの場合でも` kube-apiserver ` のアップグレードの際にマイナーバージョンをスキップしてはなりません。
@@ -112,21 +114,36 @@ HAクラスター内の`kube-apiserver`間にバージョンの差異がある
112
114
113
115
前提条件:
114
116
115
- * これらのコンポーネントと通信する` kube-apiserver ` インスタンスが** 1.(n+1) ** であること(これらのコントロールプレーンコンポーネントが、クラスター内の` kube-apiserver ` インスタンスと通信できるHAクラスターでは、これらのコンポーネントをアップグレードする前にすべての` kube-apiserver ` インスタンスをアップグレードしなければなりません)
117
+ * これらのコンポーネントと通信する` kube-apiserver ` インスタンスが** {{< skew latestVersion >}} ** であること(これらのコントロールプレーンコンポーネントが、クラスター内の` kube-apiserver ` インスタンスと通信できるHAクラスターでは、これらのコンポーネントをアップグレードする前にすべての` kube-apiserver ` インスタンスをアップグレードしなければなりません)
116
118
117
- ` kube-controller-manager ` 、` kube-scheduler ` および` cloud-controller-manager ` を** 1.(n+1) ** にアップグレードしてください。
119
+ ` kube-controller-manager ` 、` kube-scheduler ` および` cloud-controller-manager ` を** {{< skew latestVersion >}} ** にアップグレードしてください。
118
120
119
121
### kubelet
120
122
121
123
前提条件:
122
124
123
- * ` kubelet ` と通信する` kube-apiserver ` が** 1.(n+1) ** であること
125
+ * ` kubelet ` と通信する` kube-apiserver ` が** {{< skew latestVersion >}} ** であること
124
126
125
- 必要に応じて、` kubelet ` インスタンスを** 1.(n+1) ** にアップグレードしてください(** 1.n ** や** 1.(n-1) ** のままにすることもできます)。
127
+ 必要に応じて、` kubelet ` インスタンスを** {{< skew latestVersion >}} ** にアップグレードしてください(** {{< skew prevMinorVersion >}} ** や** {{< skew oldestMinorVersion >}} ** のままにすることもできます)。
126
128
127
129
{{< warning >}}
128
130
` kube-apiserver ` と2つのマイナーバージョンの` kubelet ` インスタンスを使用してクラスターを実行させることは推奨されません:
129
131
130
132
* コントロールプレーンをアップグレードする前に、インスタンスを` kube-apiserver ` の1つのマイナーバージョン内にアップグレードさせる必要があります
131
133
* メンテナンスされている3つのマイナーリリースよりも古いバージョンの` kubelet ` を実行する可能性が高まります
132
134
{{</ warning >}}
135
+
136
+
137
+
138
+ ### kube-proxy
139
+
140
+ * ` kube-proxy ` のマイナーバージョンはノード上の` kubelet ` と同じマイナーバージョンでなければなりません
141
+ * ` kube-proxy ` は` kube-apiserver ` よりも新しいものであってはなりません
142
+ * ` kube-proxy ` のマイナーバージョンは` kube-apiserver ` のマイナーバージョンよりも2つ以上古いものでなければなりません
143
+
144
+ 例:
145
+
146
+ ` kube-proxy ` のバージョンが** {{< skew oldestMinorVersion >}}** の場合:
147
+
148
+ * ` kubelet ` のバージョンは** {{< skew oldestMinorVersion >}}** でなければなりません
149
+ * ` kube-apiserver ` のバージョンは** {{< skew oldestMinorVersion >}}** と** {{< skew latestVersion >}}** の間でなければなりません
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