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このセクションでは、Kubernetes APIのリファレンス情報を提供します。
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REST APIはKubernetesの基本的な構造です。
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- すべての操作とコンポーネント間のと通信 、および外部ユーザーのコマンドは、REST API呼び出しでありAPIサーバーが処理します。
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+ すべての操作とコンポーネント間の通信 、および外部ユーザーのコマンドは、REST API呼び出しでありAPIサーバーが処理します。
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その結果、Kubernetesプラットフォーム内のすべてのものは、APIオブジェクトとして扱われ、[ API] (/docs/reference/generated/kubernetes-api/{{< param "version" >}}/)に対応するエントリーがあります。
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@@ -38,30 +38,31 @@ APIのバージョンが異なると、安定性やサポートのレベルも
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各レベルの概要は以下の通りです:
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- Alpha:
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- - バージョン名に「alpha」が含まれています(例:「v1alpha1」)。
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+ - バージョン名に` alpha ` が含まれています(例:` v1alpha1 ` )。
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+ - 組み込みのalpha APIバージョンはデフォルトで無効化されており、使用するためには` kube-apiserver ` の設定で明示的に有効にする必要があります。
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- バグが含まれている可能性があります。
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機能を有効にするとバグが露呈する可能性があります。
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- 機能がデフォルトで無効になっている可能性があります。
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- - ある機能のサポートは、予告なしにいつでも中止される可能性があります。
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+ - alpha APIのサポートは、予告なしにいつでも中止される可能性があります。
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- 後にリリースされるソフトウェアで、互換性のない方法で予告なく変更される可能性があります。
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- バグのリスクが高く、長期的なサポートが得られないため、短期間のテストクラスターのみでの使用を推奨します。
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- Beta:
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- バージョン名には ` beta ` が含まれています(例:` v2beta3 ` )。
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+ - 組み込みのbeta APIバージョンはデフォルトで無効化されており、使用するためには` kube-apiserver ` の設定で明示的に有効にする必要があります。
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+ (** 例外として** Kubernetes 1.22以前に導入されたAPIのbetaバージョンはデフォルトで有効化されています)
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+ - 組み込みのbeta APIバージョンは、導入から非推奨となるまでが9ヶ月または3マイナーリリース(どちらかの長い期間)、そして非推奨から削除まで9ヶ月または3マイナーリリース(どちらかの長い期間)の最大存続期間を持ちます。
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- ソフトウェアは十分にテストされています。
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機能を有効にすることは安全であると考えられています。
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- 機能はデフォルトで有効になっています。
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- 機能のサポートが打ち切られることはありませんが、詳細は変更される可能性があります。
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- - オブジェクトのスキーマやセマンティクスは、その後のベータ版や安定版のリリースで互換性のない方法で変更される可能性があります 。
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+ - オブジェクトのスキーマやセマンティクスは、その後のベータ版や安定版のAPIバージョンで互換性のない方法で変更される可能性があります 。
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このような場合には、移行手順が提供されます。
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- スキーマの変更に伴い、APIオブジェクトの削除、編集、再作成が必要になる場合があります。
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- 編集作業は単純ではないかもしれません。
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+ 後続のbetaまたはstable APIバージョンに適応することはAPIオブジェクトの編集や再作成が必要になる場合があり、単純ではないかもしれません。
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移行に伴い、その機能に依存しているアプリケーションのダウンタイムが必要になる場合があります。
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- 本番環境での使用は推奨しません。
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- 後続のリリース は 、互換性のない変更を導入する可能性があります。
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- 独立してアップグレード可能な複数のクラスターがある場合、この制限を緩和できる可能性があります 。
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+ 後続のリリースは 、互換性のない変更を導入する可能性があります。
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+ beta APIを使用する場合、そのbeta APIが非推奨となり提供されなくなった際には、後続のbetaまたはstable APIバージョンに移行する必要があります 。
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{{< note >}}
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ベータ版の機能をお試しいただき、ご意見をお寄せください。
@@ -70,7 +71,7 @@ APIのバージョンが異なると、安定性やサポートのレベルも
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- Stable:
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- バージョン名は ` vX ` であり、` X ` は整数である。
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- - 安定版の機能は、リリースされたソフトウェアの中で、その後の多くのバージョンに登場します 。
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+ - stable APIバージョンはKubernetesのメジャーバージョン内の全てのリリースで利用可能であり、stable APIを削除するようなKubernetesのメジャーバージョンの修正は、現在計画されていません 。
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## APIグループ
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