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title : Kubernetesのコンポーネント
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content_type : concept
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description : >
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- Kubernetesクラスターはコントロールプレーンやノードと呼ばれるマシン群といったコンポーネントからなります 。
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- weight : 20
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+ Kubernetesクラスターはコントロールプレーンのコンポーネントとノードと呼ばれるマシン群で構成されています 。
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+ weight : 30
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card :
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name : concepts
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weight : 20
@@ -15,11 +15,7 @@ Kubernetesをデプロイすると、クラスターが展開されます。
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このドキュメントでは、Kubernetesクラスターが機能するために必要となるさまざまなコンポーネントの概要を説明します。
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- すべてのコンポーネントが結び付けられたKubernetesクラスターの図を次に示します。
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-
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- ![ Kubernetesのコンポーネント] ( /images/docs/components-of-kubernetes.svg )
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+ {{< figure src="/images/docs/components-of-kubernetes.svg" alt="Kubernetesのコンポーネント" caption="Kubernetesクラスターを構成するコンポーネント" class="diagram-large" >}}
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<!-- body -->
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@@ -28,7 +24,7 @@ Kubernetesをデプロイすると、クラスターが展開されます。
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コントロールプレーンコンポーネントは、クラスターに関する全体的な決定(スケジューリングなど)を行います。また、クラスターイベントの検出および応答を行います(たとえば、deploymentの` replicas ` フィールドが満たされていない場合に、新しい {{< glossary_tooltip text="Pod" term_id="pod">}} を起動する等)。
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コントロールプレーンコンポーネントはクラスター内のどのマシンでも実行できますが、シンプルにするため、セットアップスクリプトは通常、すべてのコントロールプレーンコンポーネントを同じマシンで起動し、そのマシンではユーザーコンテナを実行しません。
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- マルチマスター VMセットアップの例については、 [ 高可用性クラスターの構築 ] ( /docs/admin /high-availability/ ) を参照してください。
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+ 複数のマシンにまたがって実行されるコントロールプレーンのセットアップ例については、 [ kubeadmを使用した高可用性クラスターの構築 ] ( /ja/ docs/setup/production-environment/tools/kubeadm /high-availability/ ) を参照してください。
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### kube-apiserver
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@@ -49,24 +45,25 @@ Kubernetesをデプロイすると、クラスターが展開されます。
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コントローラーには以下が含まれます。
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* ノードコントローラー:ノードがダウンした場合の通知と対応を担当します。
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- * レプリケーションコントローラー:システム内の全レプリケーションコントローラーオブジェクトについて、Podの数を正しく保つ役割を持ちます 。
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- * エンドポイントコントローラー:エンドポイントオブジェクトを注入します (つまり、ServiceとPodを紐付けます)。
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- * サービスアカウントとトークンコントローラー :新規の名前空間に対して、デフォルトアカウントとAPIアクセストークンを作成します 。
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+ * Jobコントローラー:単発タスクを表すJobオブジェクトを監視し、そのタスクを実行して完了させるためのPodを作成します 。
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+ * EndpointSliceコントローラー:EndpointSliceオブジェクトを作成します (つまり、ServiceとPodを紐付けます)。
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+ * ServiceAccountコントローラー :新規の名前空間に対して、デフォルトのServiceAccountを作成します 。
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### cloud-controller-manager
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{{< glossary_definition term_id="cloud-controller-manager" length="short" >}}
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cloud-controller-managerは、クラウドプロバイダー固有のコントローラーのみを実行します。
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- KubernetesをオンプレミスあるいはPC内での学習環境で動かす際には、クラスターにcloud container managerはありません。
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+ Kubernetesをオンプレミスあるいは個人のPC内での学習環境で動かす際には、クラスターにcloud container managerはありません。
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+
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+ kube-controller-managerと同様に、cloud-controller-managerは複数の論理的に独立したコントロールループをシングルバイナリにまとめ、一つのプロセスとして動作します。パフォーマンスを向上させるあるいは障害に耐えるために水平方向にスケールする(一つ以上のコピーを動かす)ことができます。
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- kube-controller-managerを使用すると、cloud-controller-managerは複数の論理的に独立したコントロールループをシングルバイナリにまとめ、これが一つのプロセスとして動作します。パフォーマンスを向上させるあるいは障害に耐えるために水平方向にスケールする(一つ以上のコピーを動かす)ことができます 。
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+ 次のコントローラーは、クラウドプロバイダーへの依存関係を持つことがあります 。
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- 次のコントローラーには、クラウドプロバイダーへの依存関係を持つ可能性があります。
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+ * Nodeコントローラー:ノードが応答を停止した後、クラウドで削除されたかどうかを判断するため、クラウドプロバイダーをチェックします。
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+ * Routeコントローラー:基盤であるクラウドインフラでルーティングを設定します。
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+ * Serviceコントローラー:クラウドプロバイダーのロードバランサーの作成、更新、削除を行います。
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- * ノードコントローラー:ノードが応答を停止した後、クラウドで削除されたかどうかを判断するため、クラウドプロバイダーをチェックします。
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- * ルーティングコントローラー:基盤であるクラウドインフラでルーティングを設定します。
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- * サービスコントローラー:クラウドプロバイダーのロードバランサーの作成、更新、削除を行います。
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## ノードコンポーネント {#node-components}
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ノードコンポーネントはすべてのノードで実行され、稼働中のPodの管理やKubernetesの実行環境を提供します。
@@ -105,11 +102,11 @@ Kubernetesによって開始されたコンテナは、DNS検索にこのDNSサ
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### コンテナリソース監視
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- [ コンテナリソース監視] ( /docs/tasks/debug-application -cluster/resource-usage-monitoring/ ) は、コンテナに関する一般的な時系列メトリックを中央データベースに記録します。また、そのデータを閲覧するためのUIを提供します。
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+ [ コンテナリソース監視] ( /ja/ docs/tasks/debug/debug -cluster/resource-usage-monitoring/ ) は、コンテナに関する一般的な時系列メトリックを中央データベースに記録します。また、そのデータを閲覧するためのUIを提供します。
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- ### クラスターレベルログ
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+ ### クラスターレベルのロギング
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- [ クラスターレベルログ ] ( /docs/concepts/cluster-administration/logging/ ) メカニズムは、コンテナのログを、検索/参照インターフェイスを備えた中央ログストアに保存します。
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+ [ クラスターレベルのロギング ] ( /ja /docs/concepts/cluster-administration/logging/) メカニズムは、コンテナのログを、検索/参照インターフェイスを備えた中央ログストアに保存します。
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## {{% heading "whatsnext" %}}
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