@@ -40,31 +40,31 @@ Podがスケジューリング不能と判断された場合や、内部エラ
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### QueueSort {#queue-sort}
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- QueueSortプラグインはスケジューリングキュー内のPodをソートするために使用されます 。このプラグインは、基本的に` Less(Pod1, Pod2) ` という関数を提供します。また、このQueueSortプラグインは、一度に1つだけ有効化できます 。
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+ これらのプラグインはスケジューリングキュー内のPodをソートするために使用されます 。このプラグインは、基本的に` Less(Pod1, Pod2) ` という関数を提供します。また、このプラグインは、1つだけ有効化できます 。
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### PreFilter {#pre-filter}
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- PreFilterプラグインは 、Podに関する情報を前処理したり、クラスターやPodが満たすべき特定の条件をチェックするために使用されます。PreFilterプラグインがエラーを返した場合 、Scheduling Cycleは中断されます。
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+ これらのプラグインは 、Podに関する情報を前処理したり、クラスターやPodが満たすべき特定の条件をチェックするために使用されます。もし、PreFilterプラグインのいずれかがエラーを返した場合 、Scheduling Cycleは中断されます。
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### Filter
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- FilterプラグインはPodを実行できないNodeを候補から除外します。各Nodeに対して、スケジューラーは設定された順番でFilterプラグインを呼び出します。いずれかのFilterプラグインが途中でそのNodeを実行不可能とした場合、残りのプラグインではそのNodeは呼び出されません。Nodeは同時に評価されることがあります。
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+ FilterプラグインはPodを実行できないNodeを候補から除外します。各Nodeに対して、スケジューラーは設定された順番でFilterプラグインを呼び出します。もし、 いずれかのFilterプラグインが途中でそのNodeを実行不可能とした場合、残りのプラグインではそのNodeは呼び出されません。Nodeは同時に評価されることがあります。
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### PostFilter {#post-filter}
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- PostFilterプラグインはFilterフェーズで 、Podに対して実行可能なNodeが見つからなかった場合にのみ呼び出されます。このプラグインは設定された順番で呼び出されます。もしいずれかのPostFilterプラグインが、あるNodeを「スケジュール可能(Schedulable)」と目星をつけた場合、残りのプラグインは呼び出されません。典型的なPostFilterの実装はプリエンプション方式で、他のPodを先取りして、Podをスケジューリングできるようにしようとします。
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+ これらのプラグインはFilterフェーズで 、Podに対して実行可能なNodeが見つからなかった場合にのみ呼び出されます。このプラグインは設定された順番で呼び出されます。もしいずれかのPostFilterプラグインが、あるNodeを「スケジュール可能(Schedulable)」と目星をつけた場合、残りのプラグインは呼び出されません。典型的なPostFilterの実装はプリエンプション方式で、他のPodを先取りして、Podをスケジューリングできるようにしようとします。
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### PreScore {#pre-score}
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- PreScoreプラグインは 、Scoreプラグインが使用する共有可能な状態を生成する「スコアリングの事前」作業を行うために使用されます。このプラグインがエラーを返した場合、Scheduling Cycleは中断されます。
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+ これらのプラグインは 、Scoreプラグインが使用する共有可能な状態を生成する「スコアリングの事前」作業を行うために使用されます。このプラグインがエラーを返した場合、Scheduling Cycleは中断されます。
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### Score {#scoring}
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- Scoreプラグインはフィルタリングのフェーズを通過したNodeをランク付けするために使用されます 。スケジューラーはそれぞれのNodeに対して、それぞれのscoringプラグインを呼び出します。スコアの最小値と最大値の範囲が明確に定義されます。[ NormalizeScore] ( #normalize-scoring ) フェーズの後、スケジューラーは設定されたプラグインの重みに従って、全てのプラグインからNodeのスコアを足し合わせます。
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+ これらのプラグインはフィルタリングのフェーズを通過したNodeをランク付けするために使用されます 。スケジューラーはそれぞれのNodeに対して、それぞれのscoringプラグインを呼び出します。スコアの最小値と最大値の範囲が明確に定義されます。[ NormalizeScore] ( #normalize-scoring ) フェーズの後、スケジューラーは設定されたプラグインの重みに従って、全てのプラグインからNodeのスコアを足し合わせます。
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### NormalizeScore {#normalize-scoring}
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- NormalizeScoreプラグインはスケジューラーが最終的なNodeの順位を計算する前にスコアを修正するために使用されます 。この拡張点に登録されたプラグインは、同じプラグインの[ Score] ( #scoring ) の結果を使用して呼び出されます。各プラグインはScheduling Cycle毎に、1回呼び出されます。
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+ これらのプラグインはスケジューラーが最終的なNodeの順位を計算する前にスコアを修正するために使用されます 。この拡張点に登録されたプラグインは、同じプラグインの[ Score] ( #scoring ) の結果を使用して呼び出されます。各プラグインはScheduling Cycle毎に、1回呼び出されます。
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例えば、` BlinkingLightScorer ` というプラグインが、点滅する光の数に基づいてランク付けをするとします。
@@ -113,7 +113,7 @@ Unreserveフェーズは、Reserveフェーズまたは後続のフェーズが
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<!-- ### Permit -->
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### Permit
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- _ Permit_プラグインは 、各PodのScheduling Cycleの終了時に呼び出され、候補Nodeへのバインドを阻止もしくは遅延させるために使用されます。permitプラグインは次の3つのうちどれかを実行できます。
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+ _ Permit _ プラグインは 、各PodのScheduling Cycleの終了時に呼び出され、候補Nodeへのバインドを阻止もしくは遅延させるために使用されます。permitプラグインは次の3つのうちどれかを実行できます。
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1 . ** 承認(approve)** \
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全てのPermitプラグインから承認(approve)されたPodは、バインド処理へ送られます。
@@ -131,13 +131,13 @@ _Permit_プラグインは、各PodのScheduling Cycleの終了時に呼び出
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### PreBind {#pre-bind}
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- Pre-bindプラグインは 、Podがバインドされる前に必要な作業を行うために使用されます。例えば、Podの実行を許可する前に、ネットワークボリュームをプロビジョニングし、Podを実行予定のNodeにマウントすることができます。
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+ これらのプラグインは 、Podがバインドされる前に必要な作業を行うために使用されます。例えば、Podの実行を許可する前に、ネットワークボリュームをプロビジョニングし、Podを実行予定のNodeにマウントすることができます。
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もし、いずれかのPreBindプラグインがエラーを返した場合、Podは[ 拒否] ( #reserve ) され、スケジューリングキューに戻されます。
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### Bind
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- BindプラグインはPodをNodeにバインドするために使用されます 。このプラグインは全てのPreBindプラグインの処理が完了するまで呼ばれません。それぞれのBindプラグインは設定された順序で呼び出されます。このプラグインは、与えられたPodを処理するかどうかを選択することができます。もしPodを処理することを選択した場合、** 残りのBindプラグインは全てスキップされます。**
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+ これらのプラグインはPodをNodeにバインドするために使用されます 。このプラグインは全てのPreBindプラグインの処理が完了するまで呼ばれません。それぞれのBindプラグインは設定された順序で呼び出されます。このプラグインは、与えられたPodを処理するかどうかを選択することができます。もしPodを処理することを選択した場合、** 残りのBindプラグインは全てスキップされます。**
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### PostBind {#post-bind}
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