@@ -58,7 +58,6 @@ v1.30リリース以降、DRAは構造化パラメーターを使ってデバイ
58
58
この設計は、ストレージボリュームの動的プロビジョニングから着想を得ています。
59
59
構造化パラメーターを使用するDRAは、` resource.k8s.io ` 配下の以下のAPIに依存しています。ResourceClaim、DeviceClass、ResourceClaimTemplate、ResourceSlice。
60
60
また、Podの` .spec ` に新しい` resourceClaims ` フィールドを追加しています。
61
-
62
61
` resource.k8s.io/v1 ` APIはGAに昇格し、現在はデフォルトで利用可能です。
63
62
64
63
この作業はWG Device Managementが主導した[ KEP \# 4381] ( https://kep.k8s.io/4381 ) の一環として行われました。
@@ -77,13 +76,11 @@ v1.30リリース以降、DRAは構造化パラメーターを使ってデバイ
77
76
### アルファ: KYAML(Kubernetes向けに最適化されたYAML形式)のサポート
78
77
79
78
KYAMLは、Kubernetes向けに最適化された、より安全で曖昧さの少ないYAMLのサブセットです。
80
- Kubernetes v1.34以降、どのバージョンのKubernetesを使用していても、kubectlの新しい出力形式としてKYAMLを利用できます。
81
-
79
+ Kubernetes v1.34以降、どのバージョンのKubernetesを使用していても、kubectlの新しい出力形式としてKYAMLを利用できます。
82
80
KYAMLは、YAMLとJSONそれぞれが抱える課題を解決します。
83
81
YAMLでは空白文字が重要な意味を持つため、インデントやネストに細心の注意が必要です。
84
82
また、文字列の引用符を省略できることで、予期しない型変換が発生することがあります(例: [ 「ノルウェー問題」] ( https://hitchdev.com/strictyaml/why/implicit-typing-removed/ ) )。
85
- 一方、JSONはコメントが書けず、末尾のカンマや引用符付きのキーに関して厳密なルールがあります。
86
-
83
+ 一方、JSONはコメントが書けず、末尾のカンマや引用符付きのキーに関して厳密なルールがあります。
87
84
KYAMLファイルはすべて有効なYAMLでもあるため、KYAMLで記述したファイルはどのバージョンの` kubectl ` にも入力として渡せます。
88
85
v1.34の` kubectl ` では、環境変数` KUBECTL_KYAML=true ` を設定することで、[ KYAML形式での出力] ( /docs/reference/kubectl/#syntax-1 ) もリクエストできます(例: ` kubectl get -o kyaml ... ` )。
89
86
もちろん、従来通りJSONやYAML形式での出力も可能です。
@@ -367,7 +364,6 @@ etcdがコンパクションされたことを検出するか、75秒より古
367
364
368
365
このリリース以前は、Kubernetesに組み込まれたAPIの検証ルールはすべて手作業で書かれており、メンテナーにとって発見、理解、改善、テストが困難でした。
369
366
APIに適用される可能性のあるすべての検証ルールを見つける統一的な方法も存在しませんでした。
370
-
371
367
_ 宣言的検証_ により、API開発、保守、レビューが容易になり、より良いツールとドキュメンテーションのためのプログラム的な検査も可能になります。
372
368
Kubernetesライブラリを使用して独自のコード(コントローラーなど)を書く開発者にとっても、複雑な検証関数ではなくIDLタグを通じて新しいフィールドを追加できるため、作業が簡素化されます。
373
369
この変更は検証用のボイラープレート(定型コード)を自動化してAPI作成を高速化し、バージョン管理された型で検証を実行することでより関連性の高いエラーメッセージを提供します。
0 commit comments