@@ -21,7 +21,6 @@ content_type: task
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既存のデプロイでkube-dnsを置き換えるか、クラスターのデプロイとアップグレードを代行してくれるkubeadmのようなツールを使用することで、クラスターでkube-dnsの代わりにCoreDNSを使用することができます。
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## CoreDNSのインストール {#installing-coredns}
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kube-dnsの手動デプロイや置き換えについては、[ CoreDNS GitHub project] ( https://github.com/coredns/deployment/tree/master/kubernetes ) のドキュメントを参照してください。
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### kubeadmを使用した既存のクラスターのアップグレード {#upgrading-an-existing-cluster-with-kubeadm}
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- Kubernetesバージョン1.10以降では、` kube-dns ` を使用しているクラスターを` kubeadm ` を使用してアップグレードするときに、CoreDNSに移行することもできます。この場合、` kubeadm ` は、` kube-dns ` ConfigMapをベースにしてCoreDNS設定("Corefile")を生成し、フェデレーション、スタブドメイン、および上流のネームサーバーの設定を保持します。
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-
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- kube-dnsからCoreDNSに移行する場合は、アップグレード時に必ず` CoreDNS ` フィーチャーゲートを` true ` に設定してください。たとえば、` v1.11.0 ` のアップグレードは次のようになります:
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- ```
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- kubeadm upgrade apply v1.11.0 --feature-gates=CoreDNS=true
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- ```
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-
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- Kubernetesバージョン1.13以降では、` CoreDNS ` フィーチャーゲートが削除され、CoreDNSがデフォルトで使用されます。アップグレードしたクラスターでkube-dnsを使用する場合は、[ こちら] ( /docs/reference/setup-tools/kubeadm/kubeadm-init-phase#cmd-phase-addon ) のガイドに従ってください。
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-
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- 1.11以前のバージョンでは、Corefileはアップグレード中に作成されたものによって** 上書き** されます。** カスタマイズしている場合は、既存のConfigMapを保存する必要があります。** 新しいConfigMapが稼働したら、カスタマイズを再適用できます。
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-
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- Kubernetesバージョン1.11以降でCoreDNSを実行している場合、アップグレード中、既存のCorefileは保持されます。
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-
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-
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- ### kubeadmを使用してCoreDNSの代わりにkube-dnsをインストールする {#installing-kube-dns-instead-of-coredns-with-kubeadm}
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+ Kubernetesバージョン1.21で` kubeadm ` はDNSアプリケーションとしての` kube-dns ` に対するサポートを削除しました。
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+ ` kubeadm ` v{{< skew currentVersion >}}に対してサポートされるクラスターDNSアプリケーションは` CoreDNS ` のみです。
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- {{< note >}}
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- Kubernetes 1.11では、CoreDNSは一般利用可能(GA)にアップグレードされ、デフォルトでインストールされます。
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- {{< /note >}}
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-
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- {{< warning >}}
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- Kubernetes 1.18では、kubeadmでのkube-dns使用は非推奨となり、将来のバージョンでは削除されます。
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- {{< /warning >}}
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-
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- 1.13以前のバージョンにkube-dnsをインストールするには、` CoreDNS ` フィーチャーゲートの値を` false ` に設定します:
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-
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- ```
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- kubeadm init --feature-gates=CoreDNS=false
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- ```
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-
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- バージョン1.13以降の場合は、[ こちら] ( /docs/reference/setup-tools/kubeadm/kubeadm-init-phase#cmd-phase-addon ) に記載されているガイドに従ってください。
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+ ` kube-dns ` を使用しているクラスターを` kubeadm ` を使用してアップグレードするときに、CoreDNSに移行することができます。
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+ この場合、` kubeadm ` は、` kube-dns ` ConfigMapをベースにして` CoreDNS ` 設定("Corefile")を生成し、スタブドメインおよび上流のネームサーバーの設定を保持します。
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## CoreDNSのアップグレード {#upgrading-coredns}
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- CoreDNSはv1.9以降のKubernetesで使用できます。Kubernetesに同梱されているCoreDNSのバージョンと、CoreDNSに加えられた変更は [ こちら ] ( https://github.com/coredns/deployment/blob/master/kubernetes/CoreDNS-k8s_version.md ) で確認できます 。
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+ Kubernetesのバージョンごとに ` kubeadm ` がインストールする ` CoreDNS ` のバージョンは、 [ KubernetesにおけるCoreDNSのバージョン ] ( https://github.com/coredns/deployment/blob/master/kubernetes/CoreDNS-k8s_version.md ) のページで確認することができます 。
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- CoreDNSだけをアップグレードしたい場合や、独自のカスタムイメージを使用したい場合は、CoreDNSを手動でアップグレードすることができます。スムーズなアップグレードのために役立つ[ ガイドラインとウォークスルー] ( https://github.com/coredns/deployment/blob/master/kubernetes/Upgrading_CoreDNS.md ) が用意されています。
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- ## CoreDNSのチューニング {#tuning-coredns}
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+ ` CoreDNS ` のみをアップグレードしたい場合や、独自のカスタムイメージを使用したい場合は、` CoreDNS ` を手動でアップグレードすることができます。
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+ スムーズなアップグレードのために役立つ[ ガイドラインとウォークスルー] ( https://github.com/coredns/deployment/blob/master/kubernetes/Upgrading_CoreDNS.md ) が用意されています。
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+ クラスタをアップグレードする際には、既存の` CoreDNS ` 設定("Corefile")が保持されていることを確認してください。
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- リソース使用率が問題になる場合は、CoreDNSの設定を調整すると役立つ場合があります。詳細は、 [ CoreDNSのスケーリングに関するドキュメント ] ( https://github.com/coredns/deployment/blob/master/kubernetes/Scaling_CoreDNS.md ) を参照してください 。
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+ ` kubeadm ` ツールを使用してクラスタをアップグレードしている場合、 ` kubeadm ` は既存のCoreDNSの設定を自動的に保持する処理を行うことができます 。
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+ ## CoreDNSのチューニング {#tuning-coredns}
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+ リソース使用率が問題になる場合は、CoreDNSの設定を調整すると役立つ場合があります。
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+ 詳細は、[ CoreDNSのスケーリングに関するドキュメント] ( https://github.com/coredns/deployment/blob/master/kubernetes/Scaling_CoreDNS.md ) を参照してください。
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## {{% heading "whatsnext" %}}
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- [ CoreDNS] ( https://coredns.io ) は、` Corefile ` を変更することで、kube-dnsよりも多くのユースケースをサポートするように設定することができます。詳細は[ CoreDNSサイト] ( https://coredns.io/2017/05/08/custom-dns-entries-for-kubernetes/ ) を参照してください。
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+ [ CoreDNS] ( https://coredns.io ) は、` Corefile ` を変更することで、` kube-dns ` よりも多くのユースケースをサポートするように設定することができます。
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+ 詳細はKubernetes CoreDNSプラグインの[ ドキュメント] ( https://coredns.io/plugins/kubernetes/ ) を参照するか、[ CoreDNSブログ] ( https://coredns.io/2017/05/08/custom-dns-entries-for-kubernetes/ ) を参照してください。
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