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Commit f5b2059

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[ja] Update install-kubeadm.md
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title: ネットワーキングのリファレンス
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content_type: reference
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weight: 85
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6+
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<!-- overview -->
8+
このセクションでは、Kubernetesネットワーキングの詳細を提供します。
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title: ポートとプロトコル
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content_type: reference
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パブリッククラウドにおける仮想ネットワークや、物理ネットワークファイアウォールを持つオンプレミスのデータセンターのような、ネットワークの境界が厳格な環境でKubernetesを実行する場合、Kubernetesのコンポーネントが使用するポートやプロトコルを認識しておくと便利です。
8+
9+
## コントロールプレーン {#control-plane}
10+
11+
12+
| プロトコル | 通信の向き | ポート範囲 | 目的 | 使用者 |
13+
|------------|------------|-------------|-------------------------|---------------------------|
14+
| TCP | Inbound | 6443 | Kubernetes API server | 全て |
15+
| TCP | Inbound | 2379-2380 | etcd server client API | kube-apiserver, etcd |
16+
| TCP | Inbound | 10250 | Kubelet API | 自身, コントロールプレーン |
17+
| TCP | Inbound | 10259 | kube-scheduler | 自身 |
18+
| TCP | Inbound | 10257 | kube-controller-manager | 自身 |
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20+
etcdポートはコントロールプレーンノードに含まれていますが、独自のetcdクラスターを外部またはカスタムポートでホストすることもできます。
21+
22+
## ワーカーノード {#node}
23+
24+
| プロトコル | 通信の向き | ポート範囲 | 目的 | 使用者 |
25+
|------------|------------|-------------|-----------------------|-------------------------|
26+
| TCP | Inbound | 10250 | Kubelet API | 自身, コントロールプレーン |
27+
| TCP | Inbound | 30000-32767 | NodePort Services† | 全て |
28+
29+
[NodePort Services](/ja/docs/concepts/services-networking/service/)のデフォルトのポート範囲。
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31+
32+
すべてのデフォルトのポート番号が書き換え可能です。
33+
カスタムポートを使用する場合、ここに記載されているデフォルトではなく、それらのポートを開く必要があります。
34+
35+
よくある例としては、API Serverのポートを443に変更することがあります。
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または、デフォルトポートをそのままにし、API Serverを443でリッスンしているロードバランサーの後ろに置き、APIサーバのデフォルトポートにリクエストをルーティングする方法もあります。

content/ja/docs/setup/production-environment/tools/kubeadm/install-kubeadm.md

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4848

4949
複数のネットワークアダプターがあり、Kubernetesコンポーネントにデフォルトで到達できない場合、IPルートを追加して、Kubernetesクラスターのアドレスが適切なアダプターを経由するように設定することをお勧めします。
5050

51-
## iptablesがブリッジを通過するトラフィックを処理できるようにする
52-
53-
Linuxノードのiptablesがブリッジを通過するトラフィックを正確に処理する要件として、`net.bridge.bridge-nf-call-iptables``sysctl`の設定ファイルで1に設定してください。例えば以下のようにします。
54-
55-
```bash
56-
cat <<EOF > /etc/sysctl.d/k8s.conf
57-
net.bridge.bridge-nf-call-ip6tables = 1
58-
net.bridge.bridge-nf-call-iptables = 1
59-
EOF
60-
sysctl --system
61-
```
62-
63-
この手順の前に`br_netfilter`モジュールがロードされていることを確認してください。`lsmod | grep br_netfilter`を実行することで確認できます。明示的にロードするには`modprobe br_netfilter`を実行してください。
64-
65-
詳細は[ネットワークプラグインの要件](https://kubernetes.io/docs/concepts/extend-kubernetes/compute-storage-net/network-plugins/#network-plugin-requirements)を参照してください。
66-
6751
## 必須ポートの確認
6852

69-
### コントロールプレーンノード
70-
71-
| プロトコル | 通信の向き | ポート範囲 | 目的 | 使用者 |
72-
|-----------|------------|------------|-------------------------|---------------------------|
73-
| TCP | Inbound | 6443* | Kubernetes API server | 全て |
74-
| TCP | Inbound | 2379-2380 | etcd server client API | kube-apiserver、etcd |
75-
| TCP | Inbound | 10250 | Kubelet API | 自身、コントロールプレーン |
76-
| TCP | Inbound | 10259 | kube-scheduler | 自身 |
77-
| TCP | Inbound | 10257 | kube-controller-manager | 自身 |
78-
79-
### ワーカーノード
80-
81-
| プロトコル | 通信の向き | ポート範囲 | 目的 | 使用者 |
82-
|-----------|------------|-------------|-------------------------|---------------------------|
83-
| TCP | Inbound | 10250 | Kubelet API | 自身、コントロールプレーン |
84-
| TCP | Inbound | 30000-32767 | NodePort Service† | 全て |
53+
Kubernetesのコンポーネントが互いに通信するためには、これらの[必要なポート](/ja/docs/reference/networking/ports-and-protocols/)が開いている必要があります。
54+
netcatなどのツールを使用することで、下記のようにポートが開いているかどうかを確認することが可能です。
8555

86-
[NodePort Service](/ja/docs/concepts/services-networking/service/)のデフォルトのポートの範囲
87-
88-
\*の項目は書き換え可能です。そのため、あなたが指定したカスタムポートも開いていることを確認する必要があります。
89-
90-
etcdポートはコントロールプレーンノードに含まれていますが、独自のetcdクラスターを外部またはカスタムポートでホストすることもできます。
56+
```shell
57+
nc 127.0.0.1 6443
58+
```
9159

92-
使用するPodネットワークプラグイン(以下を参照)のポートも開く必要があります。これは各Podネットワークプラグインによって異なるため、必要なポートについてはプラグインのドキュメントを参照してください。
60+
使用するPodネットワークプラグインによっては、特定のポートを開く必要がある場合もあります。
61+
これらは各Podネットワークプラグインによって異なるため、どのようなポートが必要かについては、プラグインのドキュメントを参照してください。
9362

9463
## ランタイムのインストール {#installing-runtime}
9564

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