@@ -9,35 +9,36 @@ import toolsHostedToolsExample from '../../../../../../examples/docs/tools/hoste
99import nonStrictSchemaTools from ' ../../../../../../examples/docs/tools/nonStrictSchemaTools.ts?raw' ;
1010import agentsAsToolsExample from ' ../../../../../../examples/docs/tools/agentsAsTools.ts?raw' ;
1111
12- ツールを使うと Agent は ** アクションを実行** できます。たとえばデータ取得、外部 API 呼び出し、コード実行、さらにはコンピュータ操作などです 。JavaScript/ TypeScript SDK は次の 3 つのカテゴリーをサポートします 。
12+ ツールを使うとエージェントが ** アクションを実行** できます。たとえばデータ取得、外部 API 呼び出し、コード実行、さらにはコンピュータ操作まで行えます 。JavaScript / TypeScript SDK では次の 3 つのカテゴリーをサポートしています 。
1313
14- 1 . ** 組み込みツール(Hosted)** – モデルと同じ OpenAI サーバー上で動作します。 _ (web search, file search, computer use)_
15- 2 . ** 関数ツール** – 任意のローカル関数を JSON スキーマでラップし、LLM から呼び出せるようにします。
16- 3 . ** エージェントをツールとして使用** – エージェント全体を呼び出し可能なツールとして公開します。
14+ 1 . ** 組み込みツール(Hosted)** – OpenAI のサーバー上でモデルと一緒に動作
15+ _ (Web 検索、ファイル検索、コンピュータ操作、Code Interpreter、画像生成)_
16+ 2 . ** 関数ツール** – 任意のローカル関数を JSON スキーマでラップし、LLM が呼び出せるようにする
17+ 3 . ** エージェントをツールとして公開** – エージェント全体を呼び出し可能なツールとして公開
1718
1819---
1920
2021## 1. 組み込みツール(Hosted)
2122
22- ` OpenAIResponsesModel ` を使用する際、以下の組み込みツールを追加できます 。
23+ ` OpenAIResponsesModel ` を使用する際、以下のビルトインツールを追加できます 。
2324
24- | ツール | Type string | 目的 |
25- | ----------------------- | -------------------- | --------------------------------------- |
26- | Web search | ` 'web_search' ` | インターネット検索 |
27- | File / retrieval search | ` 'file_search' ` | OpenAI がホストするベクトルストアの検索 |
28- | Computer use | ` 'computer' ` | GUI 操作の自動化 |
29- | Code Interpreter | ` 'code_interpreter' ` | サンドボックス環境でのコード実行 |
30- | Image generation | ` 'image_generation' ` | テキストを元に画像を生成 |
25+ | ツール | type 文字列 | 目的 |
26+ | ---------------- | -------------------- | --------------------------------------- |
27+ | Web 検索 | ` 'web_search' ` | インターネット検索 |
28+ | ファイル / 検索 | ` 'file_search' ` | OpenAI がホストするベクトルストアの検索 |
29+ | コンピュータ操作 | ` 'computer' ` | GUI 操作を自動化 |
30+ | Code Interpreter | ` 'code_interpreter' ` | サンドボックス環境でコードを実行 |
31+ | 画像生成 | ` 'image_generation' ` | テキストから画像を生成 |
3132
3233<Code lang = " typescript" code = { toolsHostedToolsExample } title = " Hosted tools" />
3334
34- 各ツールのパラメーターは OpenAI Responses API と完全に一致します 。` rankingOptions ` やセマンティックフィルターなどの高度なオプションについては公式ドキュメントを参照してください 。
35+ 各ツールのパラメーターは OpenAI Responses API と同一です 。` rankingOptions ` やセマンティックフィルターなど詳細は公式ドキュメントをご覧ください 。
3536
3637---
3738
3839## 2. 関数ツール
3940
40- ` tool() ` ヘルパーを使えば ** あらゆる ** 関数をツール化できます 。
41+ ` tool() ` ヘルパーを使えば ** どんな ** 関数でもツールに変換できます 。
4142
4243<Code
4344 lang = " typescript"
@@ -47,18 +48,18 @@ import agentsAsToolsExample from '../../../../../../examples/docs/tools/agentsAs
4748
4849### オプションリファレンス
4950
50- | フィールド | 必須 | 説明 |
51- | --------------- | ---- | ----------------- ------------------------------------------------------------------------------------------------------------- |
52- | ` name ` | No | 省略時は関数名 (例: ` get_weather ` )が使用されます |
53- | ` description ` | Yes | LLM に表示される人間が読めるわかりやすい説明 |
54- | ` parameters ` | Yes | Zod スキーマまたは元 JSON スキーマオブジェクト。Zod を使うと自動的に ** strict** モードが有効になります |
55- | ` strict ` | No | ` true ` (デフォルト)の場合、引数が検証に失敗すると SDK はモデルエラーを返します。曖昧な入力を許容するには ` false ` に設定します |
56- | ` execute ` | Yes | ` (args, context) => string \| Promise<string> ` – ビジネスロジック。第 2 引数は任意で ` RunContext ` |
57- | ` errorFunction ` | No | 内部エラーをユーザー向け文字列に変換するカスタムハンドラー ` (context, error) => string ` |
51+ | フィールド | 必須 | 説明 |
52+ | --------------- | ------ | ------------------------------------------------------------------------------------------------------------- |
53+ | ` name ` | いいえ | 関数名がデフォルト (例: ` get_weather ` ) |
54+ | ` description ` | はい | LLM に表示される、わかりやすい説明 |
55+ | ` parameters ` | はい | Zod スキーマまたは元の JSON スキーマオブジェクト。Zod を使うと自動的に ** strict** モードが有効になります |
56+ | ` strict ` | いいえ | ` true ` (デフォルト)で、引数が検証に失敗するとモデルエラーを返します。曖昧入力を許可する場合は ` false ` に設定 |
57+ | ` execute ` | はい | ` (args, context) => string \| Promise<string> ` – ビジネスロジック。第 2 引数は省略可能で ` RunContext ` |
58+ | ` errorFunction ` | いいえ | 内部エラーをユーザー可視の文字列へ変換するカスタムハンドラー ` (context, error) => string ` |
5859
59- ### 非 strict JSON-schema ツール
60+ ### 非 strict JSON スキーマツール
6061
61- 不完全または無効な入力を _ 推測_ させたい場合は、strict モードを無効にして元 JSON スキーマを使用できます 。
62+ 無効または部分的な入力をモデルに _ 推測_ させたい場合は、raw JSON スキーマ使用時に strict モードを無効化できます 。
6263
6364<Code
6465 lang = " typescript"
@@ -68,37 +69,37 @@ import agentsAsToolsExample from '../../../../../../examples/docs/tools/agentsAs
6869
6970---
7071
71- ## 3. ツールとしてのエージェント
72+ ## 3. エージェントをツールとして公開
7273
73- 会話を完全に引き渡すのではなく、別のエージェントを _ 補助 _ として使いたい場合は ` agent.asTool() ` を利用します。
74+ 会話を完全に引き渡さず、あるエージェントが別エージェントを _ 支援 _ したい場合に ` agent.asTool() ` を利用します。
7475
7576<Code lang = " typescript" code = { agentsAsToolsExample } title = " Agents as tools" />
7677
77- 内部では SDK が以下を行います 。
78+ SDK 内部では以下を行います 。
7879
79- - ` input ` パラメーター 1 つの関数ツールを生成
80- - ツール呼び出し時にサブエージェントをその入力で実行
80+ - ` input ` パラメーター 1 つだけの関数ツールを作成
81+ - ツール呼び出し時にその入力でサブエージェントを実行
8182- 最後のメッセージ、または ` customOutputExtractor ` が抽出した出力を返却
8283
8384---
8485
85- ## ツール使用時の挙動
86+ ## ツール使用の挙動
8687
87- モデルにツールを必ず使用させるタイミング・方法の制御( ` tool_choice ` , ` toolUseBehavior ` など)については [ エージェント] ( /openai-agents-js/ja/ guides/agents#forcing-tool-use ) を参照してください。
88+ モデルにツール使用を必須化する方法などは [ エージェント] ( /openai-agents-js/guides/agents#forcing-tool-use ) を参照してください ( ` tool_choice ` 、 ` toolUseBehavior ` など) 。
8889
8990---
9091
9192## ベストプラクティス
9293
93- - ** 短く明確な説明** – ツールが _ 何をするか _ と _ いつ使うべきか _ を記述する
94- - ** 入力を検証** – 可能な限り Zod スキーマで厳密な JSON 検証を行う
95- - ** エラーハンドラーで副作用を避ける** – ` errorFunction ` は有用な文字列を返すだけにし、throw しない
96- - ** ツールは単機能に ** – 小さく再利用可能なツールの方がモデルの推論品質が向上する
94+ - ** 短く明確な説明** – ツールが _ 何を行い、いつ使うか _ を具体的に記述
95+ - ** 入力を検証** – 可能なら Zod スキーマで厳格な JSON 検証を実施
96+ - ** エラーハンドラーで副作用を避ける** – ` errorFunction ` は有益な文字列を返すだけにし、例外を投げない
97+ - ** ツールは単一責務 ** – 小さく再利用可能なツールはモデルの推論を助けます
9798
9899---
99100
100101## 次のステップ
101102
102- - [ ツール使用の強制] ( /openai-agents-js/ja/ guides/agents#forcing-tool-use ) について学ぶ
103- - [ ガードレール] ( /openai-agents-js/ja/ guides/guardrails ) を追加してツールの入力・出力を検証
104- - [ ` tool() ` ] ( /openai-agents-js/openai/agents/functions/tool ) と各種組み込みツール型の TypeDoc リファレンスを確認
103+ - [ ツール使用の強制] ( /openai-agents-js/guides/agents#forcing-tool-use ) を学習
104+ - [ ガードレール] ( /openai-agents-js/guides/guardrails ) を追加してツールの入力・出力を検証
105+ - [ ` tool() ` ] ( /openai-agents-js/openai/agents/functions/tool ) と各種組み込みツール型の TypeDoc リファレンスを掘り下げる
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