From bef6349a5a42958a2ee67b13074f908817c60d8a Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Shunsuke Kimura Date: Sun, 15 Jun 2025 07:02:42 +0900 Subject: [PATCH 1/2] fix: element translation Signed-off-by: Shunsuke Kimura --- crates/typst-library/src/layout/align.rs | 2 +- crates/typst-library/src/layout/container.rs | 8 ++++---- crates/typst-library/src/layout/fr.rs | 2 +- crates/typst-library/src/layout/place.rs | 2 +- crates/typst-library/src/math/accent.rs | 8 ++++---- crates/typst-library/src/math/frac.rs | 2 +- crates/typst-library/src/model/bibliography.rs | 2 +- crates/typst-library/src/model/figure.rs | 6 +++--- crates/typst-library/src/model/link.rs | 4 ++-- crates/typst-library/src/model/par.rs | 16 ++++++++-------- crates/typst-library/src/model/reference.rs | 14 +++++++------- crates/typst-library/src/visualize/image/mod.rs | 2 +- docs/glossary.md | 1 + docs/reference/language/context.md | 10 +++++----- docs/reference/language/scripting.md | 6 +++--- docs/reference/language/styling.md | 4 ++-- docs/reference/language/syntax.md | 6 +++--- docs/tutorial/1-writing.md | 4 ++-- docs/tutorial/2-formatting.md | 8 ++++---- docs/tutorial/3-advanced.md | 2 +- docs/tutorial/4-template.md | 2 +- docs/tutorial/welcome.md | 2 +- 22 files changed, 57 insertions(+), 56 deletions(-) diff --git a/crates/typst-library/src/layout/align.rs b/crates/typst-library/src/layout/align.rs index ec936e1272..ab72813112 100644 --- a/crates/typst-library/src/layout/align.rs +++ b/crates/typst-library/src/layout/align.rs @@ -50,7 +50,7 @@ use crate::text::TextElem; /// ``` /// /// # 配置のネスト -/// レイアウトコンテナおよびその内部要素に様々な配置設定を適用できます。 +/// レイアウトコンテナおよびその内部のエレメントに様々な配置設定を適用できます。 /// このようにすることで複雑なレイアウトを作成できます。 /// /// ```example diff --git a/crates/typst-library/src/layout/container.rs b/crates/typst-library/src/layout/container.rs index 3dae5f82e5..02e6175f46 100644 --- a/crates/typst-library/src/layout/container.rs +++ b/crates/typst-library/src/layout/container.rs @@ -13,8 +13,8 @@ use crate::visualize::{Paint, Stroke}; /// コンテンツの大きさを持つインラインレベルのコンテナ。 /// -/// インライン数式、テキスト、ボックスを除く全ての要素はブロックレベルであり、[段落]($par)の中に含めることはできません。 -/// box関数を用いることで、そのような要素を段落にまとめることができます。 +/// インライン数式、テキスト、ボックスを除く全てのエレメントはブロックレベルであり、[段落]($par)の中に含めることはできません。 +/// box関数を用いることで、そのようなエレメントを段落にまとめることができます。 /// ボックスはデフォルトで、受け取ったコンテンツに合わせた大きさになりますが、明示的に大きさを指定することもできます。 /// /// # 例 @@ -191,7 +191,7 @@ pub enum InlineItem { /// ) /// ``` /// -/// ブロックは、特にshowルールを記述する際、本来インラインとなる要素を強制的にブロックレベルとして扱う場合にも有用です。 +/// ブロックは、特にshowルールを記述する際、本来インラインとなるエレメントを強制的にブロックレベルとして扱う場合にも有用です。 /// ```example /// #show heading: it => it.body /// = Blockless @@ -280,7 +280,7 @@ pub struct BlockElem { /// これは`above`と`below`を同じ値に設定するための短縮記法にすぎないことに注意してください。 /// `above`と`below`の値は異なる可能性があるため、[context]ブロックでは`{block.above}`と `{block.below}`にのみアクセスでき、`{block.spacing}`に直接アクセスすることはできません。 /// - /// このプロパティはshowルールと組み合わせて使用することで、任意のブロックレベル要素の周りの間隔を調整できます。 + /// このプロパティはshowルールと組み合わせて使用することで、任意のブロックレベルエレメントの周りの間隔を調整できます。 /// /// ```example /// #set align(center) diff --git a/crates/typst-library/src/layout/fr.rs b/crates/typst-library/src/layout/fr.rs index 47ad5ce579..71fbe4d2a1 100644 --- a/crates/typst-library/src/layout/fr.rs +++ b/crates/typst-library/src/layout/fr.rs @@ -10,7 +10,7 @@ use crate::layout::Abs; /// レイアウトに残されたスペースをどう分配するかを定義。 /// -/// 要素の大きさが比率(fraction)で指定された場合、それぞれの要素には、比率の総和に対する自身の比率の割合に応じたスペースが割り当てられます。 +/// エレメントの大きさが比率(fraction)で指定された場合、それぞれのエレメントには、比率の総和に対する自身の比率の割合に応じたスペースが割り当てられます。 /// /// 詳細は[h]関数、[v]関数および[grid関数]($grid)も参照してください。 /// diff --git a/crates/typst-library/src/layout/place.rs b/crates/typst-library/src/layout/place.rs index f67edede9f..d59adc3ccb 100644 --- a/crates/typst-library/src/layout/place.rs +++ b/crates/typst-library/src/layout/place.rs @@ -180,7 +180,7 @@ pub enum PlacementScope { /// 現在の列に配置する。 #[default] Column, - /// 親要素に対して相対的な位置に配置され、コンテンツがすべての列にまたがって表示されます。 + /// 親エレメントに対して相対的な位置に配置され、コンテンツがすべての列にまたがって表示されます。 Parent, } diff --git a/crates/typst-library/src/math/accent.rs b/crates/typst-library/src/math/accent.rs index 1a42e701e9..303d87aee0 100644 --- a/crates/typst-library/src/math/accent.rs +++ b/crates/typst-library/src/math/accent.rs @@ -3,7 +3,7 @@ use crate::foundations::{cast, elem, func, Content, NativeElement, SymbolElem}; use crate::layout::{Length, Rel}; use crate::math::Mathy; -/// 対象の要素にアクセント記号を付ける。 +/// 対象のエレメントにアクセント記号を付ける。 /// /// # 例 /// ```example @@ -13,7 +13,7 @@ use crate::math::Mathy; /// ``` #[elem(Mathy)] pub struct AccentElem { - /// アクセント記号が適用される対象の要素。 + /// アクセント記号が適用される対象のエレメント。 /// 複数の文字から構成される場合もあります。 /// /// ```example @@ -22,7 +22,7 @@ pub struct AccentElem { #[required] pub base: Content, - /// 対象の要素に適用するアクセント記号。 + /// 対象のエレメントに適用するアクセント記号。 /// /// サポートされているアクセント記号には以下のものがあります。 /// @@ -50,7 +50,7 @@ pub struct AccentElem { #[required] pub accent: Accent, - /// 対象の要素の幅に対するアクセント記号の相対的な大きさ。 + /// 対象のエレメントの幅に対するアクセント記号の相対的な大きさ。 #[resolve] #[default(Rel::one())] pub size: Rel, diff --git a/crates/typst-library/src/math/frac.rs b/crates/typst-library/src/math/frac.rs index db91b7a585..5b8c9b0621 100644 --- a/crates/typst-library/src/math/frac.rs +++ b/crates/typst-library/src/math/frac.rs @@ -15,7 +15,7 @@ use crate::math::Mathy; /// # 構文 /// この関数には専用の構文もあります。 /// 隣接する式をスラッシュで区切ると、分数になります。 -/// また、丸括弧で複数の式要素を囲うと、単一の式として扱えます。 +/// また、丸括弧で複数の式エレメントを囲うと、単一の式として扱えます。 /// そのような丸括弧は出力からは削除されますが、複数重ねてネストすることで、丸括弧を表示させることも可能です。 #[elem(title = "Fraction", Mathy)] pub struct FracElem { diff --git a/crates/typst-library/src/model/bibliography.rs b/crates/typst-library/src/model/bibliography.rs index 63152bea67..549fff77e9 100644 --- a/crates/typst-library/src/model/bibliography.rs +++ b/crates/typst-library/src/model/bibliography.rs @@ -87,7 +87,7 @@ pub struct BibliographyElem { /// - 読み込む参考文献ファイルのパス。 /// パスに関する詳細は[パスの章]($syntax/#paths)をご参照ください。 /// - 参考文献情報がデコードできる生バイト。 - /// - 上記を要素とする配列。 + /// - 上記をエレメントとする配列。 #[required] #[parse( let sources = args.expect("sources")?; diff --git a/crates/typst-library/src/model/figure.rs b/crates/typst-library/src/model/figure.rs index 95ce94a5c2..949d360328 100644 --- a/crates/typst-library/src/model/figure.rs +++ b/crates/typst-library/src/model/figure.rs @@ -179,7 +179,7 @@ pub struct FigureElem { /// `{auto}` に設定すると、図表は、種類や[テキスト言語]($text.lang)に基づいて、正しい補足語を自動的に決定しようとします。 /// 独自の図表タイプを使用している場合は、補足語を手動で指定する必要があります。 /// - /// 関数が指定された場合、その関数は指定された種類の最初の子孫要素(通常は図の本体)に渡され、コンテンツを返す必要があります。 + /// 関数が指定された場合、その関数は指定された種類の最初の子孫エレメント(通常は図の本体)に渡され、コンテンツを返す必要があります。 /// /// ```example /// #figure( @@ -430,11 +430,11 @@ impl Outlinable for Packed { } /// 図のキャプション。 -/// この要素は、すべての図や特定の種類の図のキャプションの外観を改変するために、 +/// このエレメントは、すべての図や特定の種類の図のキャプションの外観を改変するために、 /// setルールやshowルールで使用可能です。 /// /// キャプションは、`pos`と`body`に加えて、図の`kind`や`supplement`、`counter`、`numbering`もフィールドとして提供します。 -/// これらの要素を[`where`]($function.where)セレクターやshowルールで使用することで、独自のキャプションを構築できます。 +/// これらのエレメントを[`where`]($function.where)セレクターやshowルールで使用することで、独自のキャプションを構築できます。 /// /// ```example /// #show figure.caption: emph diff --git a/crates/typst-library/src/model/link.rs b/crates/typst-library/src/model/link.rs index 834cb894ad..7b9bacd978 100644 --- a/crates/typst-library/src/model/link.rs +++ b/crates/typst-library/src/model/link.rs @@ -49,8 +49,8 @@ pub struct LinkElem { /// /// - 文書中の別の部分にリンクする場合、 /// `dest`には次の3つのうちいずれかの形式を用いることができます。 - /// - 要素に付与された[label]。 - /// 要素に基づいて自動的にリンクの本文を生成したい場合は、 + /// - エレメントに付与された[label]。 + /// エレメントに基づいて自動的にリンクの本文を生成したい場合は、 /// [reference]($ref)の使用を検討してください。 /// /// - [`location`](通常は[`here`]や[`locate`]、 diff --git a/crates/typst-library/src/model/par.rs b/crates/typst-library/src/model/par.rs index 551c535f59..67b0408958 100644 --- a/crates/typst-library/src/model/par.rs +++ b/crates/typst-library/src/model/par.rs @@ -12,15 +12,15 @@ use crate::model::Numbering; /// テキストコンテンツの論理的な区分。 /// -/// Typstは _インラインレベル_ の要素を自動的に段落にまとめます。 -/// インラインレベルの要素には、[テキスト]($text)、 [水平方向の空白]($h)、 +/// Typstは _インラインレベル_ のエレメントを自動的に段落にまとめます。 +/// インラインレベルのエレメントには、[テキスト]($text)、 [水平方向の空白]($h)、 /// [ボックス]($box)、[インライン数式]($math.equation)が含まれます。 /// /// 段落を区切るには、空行(または明示的な[`parbreak`])を使用します。 -/// 段落は、任意のブロックレベルの要素 +/// 段落は、任意のブロックレベルのエレメント /// ([`block`]、[`place`]、またはこれらのいずれかとして表示されるもの)によっても自動的に中断されます。 /// -/// `par`要素は主にsetルールにおいて段落のプロパティに影響を与えるために使用されますが、 +/// `par`エレメントは主にsetルールにおいて段落のプロパティに影響を与えるために使用されますが、 /// その引数を明示的に独立した段落として表示するためにも使用できます。 /// その場合、 /// その段落の本文にはブロックレベルのコンテンツを含めることはできません。 @@ -165,7 +165,7 @@ pub struct ParElem { /// /// デフォルトでは、 /// 連続する段落のうち最初の行のみがインデントされます - /// (文書やコンテナの先頭の段落、あるいは他のブロックレベル要素に続く段落はインデントされません)。 + /// (文書やコンテナの先頭の段落、あるいは他のブロックレベルエレメントに続く段落はインデントされません)。 /// /// 全ての段落をインデントしたい場合は、 /// インデントの`amount`(長さ)と`{all: true}`を含む辞書を渡してください。 @@ -301,7 +301,7 @@ impl Unlabellable for Packed {} /// 段落の行。 /// -/// この要素はsetルールを用いた行番号の設定にのみ使用され、 +/// このエレメントはsetルールを用いた行番号の設定にのみ使用され、 /// 直接配置することはできません。 /// /// [`numbering`]($par.line.numbering)オプションは、 @@ -319,7 +319,7 @@ impl Unlabellable for Packed {} /// `numbering`オプションには、予め定義された[番号付けパターン]($numbering)か、 /// スタイル付きコンテンツを返す関数のいずれかを指定します。 /// show-setルールを用いてnumberingを`{none}`に設定することで、 -/// 特定要素内のテキストの行番号を無効にすることができます。 +/// 特定エレメント内のテキストの行番号を無効にすることができます。 /// /// ```example /// >>> #set page(margin: (left: 3em)) @@ -347,7 +347,7 @@ impl Unlabellable for Packed {} /// originating from distant times. /// ``` /// -/// この要素は、行番号の[alignment]($par.line.number-align)[margin]($par.line.number-margin)など、 +/// このエレメントは、行番号の[alignment]($par.line.number-align)[margin]($par.line.number-margin)など、 /// 行の番号付けの様々な設定を制御できる追加オプションを提供します。 /// さらに、 /// [`numbering-scope`]($par.line.numbering-scope)オプションを使用すると、 diff --git a/crates/typst-library/src/model/reference.rs b/crates/typst-library/src/model/reference.rs index 2fc27e8da5..7382b6e5e3 100644 --- a/crates/typst-library/src/model/reference.rs +++ b/crates/typst-library/src/model/reference.rs @@ -21,15 +21,15 @@ use crate::text::TextElem; /// /// デフォルトの`{"normal"}`参照では、ラベルに対するテキスト形式の参照が作られます。 /// たとえば見出しへの参照なら、"Section 1"などのような適切な文字列が表示されます。 -/// この参照は、該当する要素へのリンクとしても機能します。 +/// この参照は、該当するエレメントへのリンクとしても機能します。 /// また、参照の構文は文献リストからの引用を行う[cite]にも使用できます。 /// -/// このデフォルト形式では補足語と番号が必要なため、ラベルは _参照可能な要素_ に付けなくてはなりません。 -/// 参照可能な要素としては、 +/// このデフォルト形式では補足語と番号が必要なため、ラベルは _参照可能なエレメント_ に付けなくてはなりません。 +/// 参照可能なエレメントとしては、 /// [headings]($heading)、[figures]($figure)、[equations]($math.equation)、[footnotes]($footnote) /// などがあります。 -/// 定理(theorem)などのカスタム参照可能要素を作成したい場合は、カスタム[`kind`]($figure.kind)の図表として作成し、それに対応するshowルールを書くことで作成可能です。 -/// 将来的には、カスタム参照可能要素をもっと直接的に定義する方法が導入されるかもしれません。 +/// 定理(theorem)などのカスタム参照可能エレメントを作成したい場合は、カスタム[`kind`]($figure.kind)の図表として作成し、それに対応するshowルールを書くことで作成可能です。 +/// 将来的には、カスタム参照可能エレメントをもっと直接的に定義する方法が導入されるかもしれません。 /// /// # 例 /// ```example @@ -68,7 +68,7 @@ use crate::text::TextElem; /// /// # カスタム /// 参照のshowルールを書く場合、 -/// 参照の`element`フィールドを通じて参照先の要素にアクセスできます。 +/// 参照の`element`フィールドを通じて参照先のエレメントにアクセスできます。 /// ただし、Typstがまだそれを発見していない場合、`element`は存在していても`{none}`になる可能性があるため、 /// 常にコード内でそのケースを処理する必要があります。 /// @@ -113,7 +113,7 @@ pub struct RefElem { /// もし[`form`]($ref.form)が`{"page"}`に設定されている場合には、 /// 参照先ラベルのページ番号の前にこの値が追加されます。 /// - /// また、関数が指定されている場合は、それに参照先の要素が渡され、戻り値のコンテンツが補足語となります。 + /// また、関数が指定されている場合は、それに参照先のエレメントが渡され、戻り値のコンテンツが補足語となります。 /// /// ```example /// #set heading(numbering: "1.") diff --git a/crates/typst-library/src/visualize/image/mod.rs b/crates/typst-library/src/visualize/image/mod.rs index 55d497e5a8..724c7a9b81 100644 --- a/crates/typst-library/src/visualize/image/mod.rs +++ b/crates/typst-library/src/visualize/image/mod.rs @@ -30,7 +30,7 @@ use crate::text::LocalName; /// /// 画像を[`figure`]で囲むことで、番号とキャプションを与えることができます。 /// -/// ほとんどの要素と同様に、画像はデフォルトでは _ブロックレベル_ であるため、隣接する段落に統合されることはありません。 +/// ほとんどのエレメントと同様に、画像はデフォルトでは _ブロックレベル_ であるため、隣接する段落に統合されることはありません。 /// 画像を強制的にインラインにするには、[`box`]の中に入れてください。 /// /// # 例 diff --git a/docs/glossary.md b/docs/glossary.md index 5710a2dad5..b3838ae56b 100644 --- a/docs/glossary.md +++ b/docs/glossary.md @@ -13,6 +13,7 @@ description: | | typesetting | 組版 | Typstの主要機能 | | documentation | ドキュメント | | | content | コンテンツ | 型の一種で、マークアップによって表される | +| element | エレメント | [エレメント関数](https://typst-jp.github.io/docs/reference/foundations/function/#element-functions)で作成できる要素 | | styling | スタイル設定 | | | set rule | setルール | [スタイル設定]($styling)に出てきます | | show rule | showルール | [スタイル設定]($styling)に出てきます | diff --git a/docs/reference/language/context.md b/docs/reference/language/context.md index b16b5279e8..4a851be680 100644 --- a/docs/reference/language/context.md +++ b/docs/reference/language/context.md @@ -26,7 +26,7 @@ description: | ## 書式コンテキスト {#style-context} setルールを使用すると、文書の一部または全体の書式のプロパティを調整できます。 これらは文書の進行に伴って変更される可能性があるため、既知のコンテスキトがなければこれらにアクセスすることはできません。コンテキストが利用可能な場合、 -個別の要素関数のフィールドとして書式のプロパティにアクセスすることでこれらを簡単に取得できます。 +個別のエレメント関数のフィールドとして書式のプロパティにアクセスすることでこれらを簡単に取得できます。 ```example #set text(lang: "de") @@ -51,7 +51,7 @@ setルールを使用すると、文書の一部または全体の書式のプ ## 位置コンテキスト コンテキストでアクセスできるのはsetルールの値だけではありません。 -そのコンテキストが現在の文書内の _どこにあるのか_ を、他の要素との相対位置やページの絶対位置として知ることも可能です。 +そのコンテキストが現在の文書内の _どこにあるのか_ を、他のエレメントとの相対位置やページの絶対位置として知ることも可能です。 この情報を活用することで、文書内のさまざまなパーツ同士を柔軟に連携させることができます。 位置コンテキストは、見出し番号や目次、章ごとに変わるページヘッダーを扱う機能の基盤となります。 @@ -99,9 +99,9 @@ setルールを使用すると、文書の一部または全体の書式のプ ] ``` -前述の通り、コンテキストを使用してページ上の要素の物理的位置を取得することもできます。 +前述の通り、コンテキストを使用してページ上のエレメントの物理的位置を取得することもできます。 これは、`counter.at` と同様に機能する [`locate`]($locate) 関数を使用して行います。 -この関数は一意の要素(ラベルでも可)に解決される位置または他の [selector]($selector) を取り、その要素のページ上の位置を返します。 +この関数は一意のエレメント(ラベルでも可)に解決される位置または他の [selector]($selector) を取り、そのエレメントのページ上の位置を返します。 ```example Background is at: \ @@ -186,4 +186,4 @@ Typstが5回の試行ですべてを解決できない場合、警告 "layout di 非常に注意深い読者の方は、上記で紹介した関数のうち、すべての関数が現在の位置を実際に使用しているわけではないことに気づいたかもしれません。`{counter(heading).get()}` は確かに現在の位置に依存していますが、例えば `{counter(heading).at()}` はそうではありません。しかし、それでもコンテキストが必要です。その値は1つのコンパイラ反復内では常に同じですが、複数のコンパイラ反復の間に変化する可能性があります。もしこれをモジュールのトップレベルで直接呼び出すことができれば、モジュール全体とそのエクスポートは複数のコンパイラ反復の間に変化する可能性があり、それは望ましくありません。 -[^1]: 現在、すべてのshowルールはスタイリングコンテキストを提供しますが、[locatable]($location/#locatable) 要素のshowルールのみが位置コンテキストを提供します。 +[^1]: 現在、すべてのshowルールはスタイリングコンテキストを提供しますが、[locatable]($location/#locatable) エレメントのshowルールのみが位置コンテキストを提供します。 diff --git a/docs/reference/language/scripting.md b/docs/reference/language/scripting.md index d2ce22c716..0dec5f9952 100644 --- a/docs/reference/language/scripting.md +++ b/docs/reference/language/scripting.md @@ -10,7 +10,7 @@ Typstには強力なスクリプト言語が組み込まれています。これ ## 式 { #expressions } Typstでは、マークアップとコードが一体となっています。 -最も一般的な要素以外のものは _関数_ を使って作成されます。 +最も一般的なエレメント以外のものは _関数_ を使って作成されます。 これを可能な限り便利にするため、Typstはコード式をマークアップに埋め込むためのコンパクトな構文を提供しています。式はハッシュ(`#`)で始まり、 この式が終了すると通常のマークアップの解析が再開されます。 式の直後に通常の文字列として解釈されるべき文字が続く場合、セミコロン(`;`)を使って式を強制的に終了できます。 @@ -100,7 +100,7 @@ Homer wrote #h. ] ``` -分割パターンでアンダースコアを使用して、要素を破棄できます。 +分割パターンでアンダースコアを使用して、エレメントを破棄できます。 ```example #let (_, y, _) = (1, 2, 3) @@ -213,7 +213,7 @@ _ドット記法_ を使用することで値のフィールドにアクセス - 指定されたキーを持つ[辞書]($dictionary)、 - 指定された修飾子を持つ[記号]($symbol)、 - 指定された定義を含む[モジュール]($module)、 -- 指定されたフィールドを持つ要素で構成された[コンテンツ]($content)。利用可能なフィールドは、その要素が構築された際に与えられた[要素関数]($function/#element-functions)の引数と一致します。 +- 指定されたフィールドを持つエレメントで構成された[コンテンツ]($content)。利用可能なフィールドは、そのエレメントが構築された際に与えられた[エレメント関数]($function/#element-functions)の引数と一致します。 diff --git a/docs/reference/language/styling.md b/docs/reference/language/styling.md index b758de32e6..06e7c8f38f 100644 --- a/docs/reference/language/styling.md +++ b/docs/reference/language/styling.md @@ -61,7 +61,7 @@ This one is not: showルールを使えば、特定の種類のエレメントの外観を詳細に設定できます。 showルールの基本的な記述方法は、show-setルールです。 `{show}` キーワードの後に [セレクター]($selector)、コロン、setルールと続けて記述します。 -セレクターの基本的な記述方法は [element関数]($function/#element-functions)を置くことであり、setルールは選択されたエレメントにのみ適用されます。 +セレクターの基本的な記述方法は [エレメント関数]($function/#element-functions)を置くことであり、setルールは選択されたエレメントにのみ適用されます。 下の例では、見出しは紺色になり、他のテキストは黒色のままです。 ```example @@ -76,7 +76,7 @@ show-setルールを使えば、さまざまな関数のプロパティを組み 最大限の柔軟性を得るには、エレメントをゼロからフォーマットする方法を定義するshowルールを書くことができます。 このようなshowルールを書くには、コロンの後のsetルールを任意の[関数]($function)に置き換えてください。 この関数は対象のエレメントを受け取り、任意のコンテンツを返すことができます。 -関数に渡されたエレメントで利用可能な[フィールド]($scripting/#fields)は、それぞれのelement関数のパラメーターと一致します。 +関数に渡されたエレメントで利用可能な[フィールド]($scripting/#fields)は、それぞれのエレメント関数のパラメーターと一致します。 以下は、ファンタジー百科事典の見出しをフォーマットするshowルールを定義する例です。 ```example diff --git a/docs/reference/language/syntax.md b/docs/reference/language/syntax.md index fdc1792e28..f9aed0eb77 100644 --- a/docs/reference/language/syntax.md +++ b/docs/reference/language/syntax.md @@ -27,8 +27,8 @@ Typst文書では、マークアップモードがデフォルトであり、数 ## マークアップ { #markup } -Typstは、最も一般的な文書要素に対する組み込みのマークアップを提供します。 -ほとんどの構文要素は、対応する関数のショートカットに過ぎません。 +Typstは、最も一般的な文書エレメントに対する組み込みのマークアップを提供します。 +ほとんどの構文エレメントは、対応する関数のショートカットに過ぎません。 以下の表は、利用可能なすべてのマークアップと、その構文と使用法について詳しく学ぶための最適なページへのリンクを示しています。 | 名称 | 例 | 参照 | @@ -83,7 +83,7 @@ Typstは、最も一般的な文書要素に対する組み込みのマークア ## コードモード { #code } コードブロックや式の中では、新しい式は先頭に`#`を付けずに始めることができます。 -多くの構文要素は式に特有のものです。 +多くの構文エレメントは式に特有のものです。 以下に、コードモードで利用可能なすべての構文の一覧表を示します。 | 名称 | 例 | 参照 | diff --git a/docs/tutorial/1-writing.md b/docs/tutorial/1-writing.md index 48bed1ad54..3d5afb666f 100644 --- a/docs/tutorial/1-writing.md +++ b/docs/tutorial/1-writing.md @@ -127,7 +127,7 @@ Typstは引数リスト内でさまざまなデータ型を認識します。 あなたはレポートの執筆を続けるうちに、今度は先ほど挿入した図を文中から参照したくなったとします。 その場合、まず図にラベルを付けます。 -ラベルとは、文書内の要素を一意に識別するための名前のことです。先ほど挿入した図の後ろに、その図のラベルを山括弧 `< >` で囲んで書き加えます。 +ラベルとは、文書内のエレメントを一意に識別するための名前のことです。先ほど挿入した図の後ろに、その図のラベルを山括弧 `< >` で囲んで書き加えます。 これで、テキスト内で `[@]` 記号を書いた後ろにラベル名を指定すると、その図を参照できるようになりました。 見出しや方程式もラベルを付けて参照可能にすることができます。 @@ -228,7 +228,7 @@ $ 7.32 beta + シンボルや変数に下付き文字を追加するには、`_` の文字を入力してから下付き文字を入力します。 同様に、上付き文字を追加するには `^` の文字を使用します。 -もし下付き文字や上付き文字が複数の要素からなる場合は、それらを丸括弧で囲む必要があります。 +もし下付き文字や上付き文字が複数のエレメントからなる場合は、それらを丸括弧で囲む必要があります。 上記の例から分数の挿入方法もわかると思います。 分子と分母の間に `/` の文字を置くだけで、Typstは自動的にそれを分数に変換します。 diff --git a/docs/tutorial/2-formatting.md b/docs/tutorial/2-formatting.md index a741babe61..b93cd3aa52 100644 --- a/docs/tutorial/2-formatting.md +++ b/docs/tutorial/2-formatting.md @@ -71,7 +71,7 @@ Typst appを使用していると、`#`を入力した後に、使用可能な ## ページの設定 { #page-setup } setルールの説明に戻ります。 -setルールを書くときは、スタイルを設定したい要素の種類に応じて関数を選択します。 +setルールを書くときは、スタイルを設定したいエレメントの種類に応じて関数を選択します。 以下は、setルールでよく使われる関数のリストです。 - [`text`]($text) フォントの種類、大きさ、色などのテキストのプロパティを設定 @@ -197,7 +197,7 @@ headingとtextのsetルールが、それぞれの関数で作成されていな Typstは内部的に`[= Conclusion]`と書くたびに`heading`関数を呼び出します。 実際に、関数呼び出し `[#heading[Conclusion]]` は上記の見出しマークアップと同等です。 -他のマークアップ要素も同様に機能し、対応する関数呼び出しのための _シンタックスシュガー_ に過ぎません。 +他のマークアップエレメントも同様に機能し、対応する関数呼び出しのための _シンタックスシュガー_ に過ぎません。 @@ -209,8 +209,8 @@ Typstは内部的に`[= Conclusion]`と書くたびに`heading`関数を呼び 別の方法として、[カスタム関数を定義する]($function/#defining-functions)ことで、常にロゴを画像として生成することもできます。 しかし、これらよりももっと簡単な方法があります。 -showルールを使用すると、Typstが特定の要素をどのように表示するかを再定義できます。 -これにより、Typstがどの要素をどのように表示するかを指定します。 +showルールを使用すると、Typstが特定のエレメントをどのように表示するかを再定義できます。 +これにより、Typstがどのエレメントをどのように表示するかを指定します。 Showルールはテキストのインスタンスや多くの関数、さらには文書全体にも適用可能です。 ```example diff --git a/docs/tutorial/3-advanced.md b/docs/tutorial/3-advanced.md index b9b69a6dfa..df2f20226f 100644 --- a/docs/tutorial/3-advanced.md +++ b/docs/tutorial/3-advanced.md @@ -400,7 +400,7 @@ place関数は引数として配置とコンテンツを受け取ります。 残る唯一の問題は、すべての見出しが同じように見えることです。 MotivationとProblem Statementはサブセクションであり、イタリック体であるべきですが、今はセクションの見出しと見分けがつきません。 この問題は、setルールに`where`セレクターを使うことで解決できます。 -これは、見出し(および他の要素)に対して呼び出せる[メソッド]($scripting/#methods)で、レベルごとにフィルタリングすることが可能です。 +これは、見出し(および他のエレメント)に対して呼び出せる[メソッド]($scripting/#methods)で、レベルごとにフィルタリングすることが可能です。 これによりセクションとサブセクションの見出しを区別できます。 ```example:50,250,265,245 diff --git a/docs/tutorial/4-template.md b/docs/tutorial/4-template.md index 111e4b80cc..0b82fa61eb 100644 --- a/docs/tutorial/4-template.md +++ b/docs/tutorial/4-template.md @@ -132,7 +132,7 @@ It's going great so far! また、タイトルがどこから来ているかに注目してください。以前は変数に格納しましたが、今はテンプレート関数の最初のパラメータとして受け取っています。そのために、everythingのshowルールにクロージャー(その場で使用される名前のない関数)を渡しました。`conf`関数は2つの引数(タイトルと本文)を期待しますが、showルールは本文のみを渡すからです。したがって、論文のタイトルを設定し、showルールからの単一パラメータを使用できる新しい関数定義を追加します。 ## 名前付き引数を持つテンプレート { #named-arguments } -前章の論文にはタイトルと著者リストがありました。これらの要素をテンプレートに追加しましょう。タイトルに加えて、所属機関を含む著者リストと論文の要約をテンプレートに受け付けるようにします。可読性を保つために、これらを名前付き引数として追加します。最終的には、次のように機能させたいと思います。 +前章の論文にはタイトルと著者リストがありました。これらのエレメントをテンプレートに追加しましょう。タイトルに加えて、所属機関を含む著者リストと論文の要約をテンプレートに受け付けるようにします。可読性を保つために、これらを名前付き引数として追加します。最終的には、次のように機能させたいと思います。 ```typ #show: doc => conf( diff --git a/docs/tutorial/welcome.md b/docs/tutorial/welcome.md index a9e0a5fd02..19bc555588 100644 --- a/docs/tutorial/welcome.md +++ b/docs/tutorial/welcome.md @@ -18,7 +18,7 @@ Typstは、エッセイ・記事・学術論文・本・レポート・宿題な ## チュートリアルで学ぶこと { #learnings } このチュートリアルは4つの章で構成されています。それぞれの章は、前の章の内容を基にしています。それぞれの章で学ぶ内容は以下の通りです: -1. [Typstで執筆するには]($tutorial/writing-in-typst):テキストの書き方や、画像・数式などの各種要素の挿入方法を学びます。 +1. [Typstで執筆するには]($tutorial/writing-in-typst):テキストの書き方や、画像・数式などの各種エレメントの挿入方法を学びます。 2. [書式を設定する]($tutorial/formatting):文書のフォーマットを調整する方法(フォントサイズ、見出しスタイルなど)を学びます。 3. [高度なスタイリング]($tutorial/advanced-styling):著者リストや追い込み見出し(run-in headings)などのタイポグラフィ機能を使用して、学術論文の複雑なページレイアウトを作成します。 4. [テンプレートを作成する]($tutorial/making-a-template): 前章で作成した論文を基に、再利用可能なテンプレートを作成します。 From 867c27a973846241c44cf95c0779a245ff40f67c Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Shunsuke KIMURA Date: Wed, 18 Jun 2025 22:55:15 +0900 Subject: [PATCH 2/2] Update docs/glossary.md Co-authored-by: ultimatile --- docs/glossary.md | 2 +- 1 file changed, 1 insertion(+), 1 deletion(-) diff --git a/docs/glossary.md b/docs/glossary.md index b3838ae56b..9da08f1a8c 100644 --- a/docs/glossary.md +++ b/docs/glossary.md @@ -13,7 +13,7 @@ description: | | typesetting | 組版 | Typstの主要機能 | | documentation | ドキュメント | | | content | コンテンツ | 型の一種で、マークアップによって表される | -| element | エレメント | [エレメント関数](https://typst-jp.github.io/docs/reference/foundations/function/#element-functions)で作成できる要素 | +| element | エレメント | 見出し、数式、テーブルなどの文書を構成する要素。エレメントは[エレメント関数](https://typst-jp.github.io/docs/reference/foundations/function/#element-functions)で作成できます。| | styling | スタイル設定 | | | set rule | setルール | [スタイル設定]($styling)に出てきます | | show rule | showルール | [スタイル設定]($styling)に出てきます |