diff --git a/crates/typst-library/src/layout/align.rs b/crates/typst-library/src/layout/align.rs index ec936e1272..e6c0eb9280 100644 --- a/crates/typst-library/src/layout/align.rs +++ b/crates/typst-library/src/layout/align.rs @@ -50,7 +50,7 @@ use crate::text::TextElem; /// ``` /// /// # 配置のネスト -/// レイアウトコンテナおよびその内部要素に様々な配置設定を適用できます。 +/// レイアウトコンテナおよびその内部の要素に様々な配置設定を適用できます。 /// このようにすることで複雑なレイアウトを作成できます。 /// /// ```example diff --git a/crates/typst-library/src/model/figure.rs b/crates/typst-library/src/model/figure.rs index 95ce94a5c2..8d49ef8e07 100644 --- a/crates/typst-library/src/model/figure.rs +++ b/crates/typst-library/src/model/figure.rs @@ -161,8 +161,8 @@ pub struct FigureElem { /// - [image]や[table]、[code]($raw)以外のカスタム図表を作りたい場合 /// - コンテンツに関わらず特定のカウンターを強制的に使用したい場合 /// - /// 種類は、エレメント関数または文字列に設定できます。 - /// [`{table}`]($table)、[`{raw}`](raw)、[`{image}`](image)以外のエレメント関数に設定した場合は、図表の補足語(supplement)を手動で指定する必要があります。 + /// 種類は、要素関数または文字列に設定できます。 + /// [`{table}`]($table)、[`{raw}`](raw)、[`{image}`](image)以外の要素関数に設定した場合は、図表の補足語(supplement)を手動で指定する必要があります。 /// /// ```example /// #figure( diff --git a/docs/glossary.md b/docs/glossary.md index 5710a2dad5..cfaed32074 100644 --- a/docs/glossary.md +++ b/docs/glossary.md @@ -13,6 +13,8 @@ description: | | typesetting | 組版 | Typstの主要機能 | | documentation | ドキュメント | | | content | コンテンツ | 型の一種で、マークアップによって表される | +| element | 要素 | 見出し、数式、テーブルなどの文書を構成する要素 | +| element function | 要素関数 | [要素関数]($function/#element-functions)を参照 | | styling | スタイル設定 | | | set rule | setルール | [スタイル設定]($styling)に出てきます | | show rule | showルール | [スタイル設定]($styling)に出てきます | diff --git a/docs/reference/language/styling.md b/docs/reference/language/styling.md index b758de32e6..eb42c79cb8 100644 --- a/docs/reference/language/styling.md +++ b/docs/reference/language/styling.md @@ -5,14 +5,14 @@ description: Typst で文書のスタイル設定をするために必要な概 # スタイル設定 Typstには柔軟なスタイル設定機能を持ち、出力される文書に対して自動的に任意のスタイル設定を適用します。 -_setルール_ ではエレメントの基本プロパティを設定できます。 +_setルール_ では要素の基本プロパティを設定できます。 しかし、やりたいことすべてに対応するプロパティがあらかじめ実装されているとは限りません。 -このため、Typstはエレメントの外観を完全に再定義できる _showルール_ もサポートしています。 +このため、Typstは要素の外観を完全に再定義できる _showルール_ もサポートしています。 ## setルール { #set-rules } -setルールを使うと、エレメントの外観をカスタマイズできます。 -これらは、`{set}`キーワード(マークアップでは`[#set]`)を前に置いた[element 関数]($function/#element-functions)への[関数呼び出し]($function)として記述されます。 +setルールを使うと、要素の外観をカスタマイズできます。 +これらは、`{set}`キーワード(マークアップでは`[#set]`)を前に置いた[要素関数]($function/#element-functions)への[関数呼び出し]($function)として記述されます。 setルールに指定できるのは、その関数のオプションのパラメーターだけです。 どのパラメーターがオプションであるかは、各関数のドキュメントを参照してください。 以下の例では、2つのsetルールを使って、[フォント]($text.font)と[見出し番号]($heading.numbering)を変更しています。 @@ -58,10 +58,10 @@ This one is not: ## showルール { #show-rules } -showルールを使えば、特定の種類のエレメントの外観を詳細に設定できます。 +showルールを使えば、特定の種類の要素の外観を詳細に設定できます。 showルールの基本的な記述方法は、show-setルールです。 `{show}` キーワードの後に [セレクター]($selector)、コロン、setルールと続けて記述します。 -セレクターの基本的な記述方法は [element関数]($function/#element-functions)を置くことであり、setルールは選択されたエレメントにのみ適用されます。 +セレクターの基本的な記述方法は [要素関数]($function/#element-functions)を置くことであり、setルールは選択された要素にのみ適用されます。 下の例では、見出しは紺色になり、他のテキストは黒色のままです。 ```example @@ -73,10 +73,10 @@ But this stays black. show-setルールを使えば、さまざまな関数のプロパティを組み合わせることが可能です。 しかし、組み合わせられるプロパティはTypstであらかじめ定義されているものに限定されます。 -最大限の柔軟性を得るには、エレメントをゼロからフォーマットする方法を定義するshowルールを書くことができます。 +最大限の柔軟性を得るには、要素をゼロからフォーマットする方法を定義するshowルールを書くことができます。 このようなshowルールを書くには、コロンの後のsetルールを任意の[関数]($function)に置き換えてください。 -この関数は対象のエレメントを受け取り、任意のコンテンツを返すことができます。 -関数に渡されたエレメントで利用可能な[フィールド]($scripting/#fields)は、それぞれのelement関数のパラメーターと一致します。 +この関数は対象の要素を受け取り、任意のコンテンツを返すことができます。 +関数に渡された要素で利用可能な[フィールド]($scripting/#fields)は、それぞれの要素関数のパラメーターと一致します。 以下は、ファンタジー百科事典の見出しをフォーマットするshowルールを定義する例です。 ```example @@ -103,7 +103,7 @@ extra style points. setルールと同様に、showルールは、現在のブロック内またはファイルの終わりまで有効です。 -関数の代わりに、showルールのコロン右側は、エレメントに直接置換されるべきリテラル文字列またはコンテンツブロックを取ることもできます。 +関数の代わりに、showルールのコロン右側は、要素に直接置換されるべきリテラル文字列またはコンテンツブロックを取ることもできます。 またshowルールのコロン左側は、以下に示すように、変換を適用する対象を定義する _セレクター_ を受け取ることができます。 - **すべて:** `{show: rest => ..}` \ @@ -118,11 +118,11 @@ setルールと同様に、showルールは、現在のブロック内または 正規表現については[regex 関数]($regex)を参照してください。 - **関数やフィールド:** `{show heading.where(level: 1): ..}` \ - 指定されたフィールドを持つエレメントのみを変換します。 + 指定されたフィールドを持つ要素のみを変換します。 たとえば、レベル1の見出しのスタイルだけを変更したい場合などに有効です。 - **ラベル:** `{show : ..}` \ - 指定されたラベルを持つエレメントに対して適用する。 + 指定されたラベルを持つ要素に対して適用する。 ラベルについては[labelタイプ]($label)を参照してください。 ```example