|
| 1 | +--- |
| 2 | +title: 'WSL2環境の構築 (Windowsのみ)' |
| 3 | +--- |
| 4 | + |
| 5 | +:::info |
| 6 | +競技プログラミング等で既にWSL1を使用している場合は、[こちら](https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-win10#set-your-distribution-version-to-wsl-1-or-wsl-2)を参考に、 |
| 7 | + |
| 8 | +* 開発に使用するディストリビューションのWSLバージョンを2にする |
| 9 | +* WSLのデフォルトバージョンを2にする |
| 10 | + |
| 11 | +を行ってください。 |
| 12 | +::: |
| 13 | + |
| 14 | +:::caution |
| 15 | +この記事では、非常に新しい技術について扱っています。内容が実際と異なる場合があるので、必ず[Microsoftの記事](https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-win10)を併せて確認してください。 |
| 16 | +::: |
| 17 | + |
| 18 | +新しいバージョンのWindowsには、WSL(Windows Subsystem for Linux)と呼ばれる、Windows内でLinuxを動作させるための仕組みが用意されています。最近、WSLのバージョン2が登場し、完全なLinuxを使用できるようになりました。これ以後の全てのWindows上での開発は、WSL2上で行うことを前提とします。 |
| 19 | + |
| 20 | +## WSLの有効化とWSL2の設定 |
| 21 | + |
| 22 | +WSL2は、Windows 10のバージョン2004以降で正式に利用できます。設定画面からWindowsのバージョンを確認し、これより前の状態であった場合はWindows Updateをするとよいでしょう。 |
| 23 | + |
| 24 | + |
| 25 | + |
| 26 | +PowerShellまたはコマンドプロンプトを管理者権限で起動します。 |
| 27 | + |
| 28 | + |
| 29 | + |
| 30 | +以下のコマンドを用いてWSLと仮想マシン プラットフォームを有効にします。有効化が終わったら、端末を再起動してください。 |
| 31 | + |
| 32 | +``` |
| 33 | +dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart |
| 34 | +dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart |
| 35 | +``` |
| 36 | + |
| 37 | + |
| 38 | + |
| 39 | +再起動が完了したら、WSL2を有効にします。以下のコマンドを実行してください。こちらは管理者権限は必要ありません。 |
| 40 | + |
| 41 | +``` |
| 42 | +wsl --set-default-version 2 |
| 43 | +``` |
| 44 | + |
| 45 | +「WSL 2 を実行するには、カーネル コンポーネントの更新が必要です。詳細については https://aka.ms/wsl2kernel を参照してください」と表示された場合は、[WSL 2 Linux カーネルの更新](https://aka.ms/wsl2kernel)を参考にしてください。 |
| 46 | + |
| 47 | + |
| 48 | + |
| 49 | +「WSL 2 との主な違いについては、https://aka.ms/wsl2 を参照してください」のように表示されたら完了です。 |
| 50 | + |
| 51 | + |
| 52 | + |
| 53 | +## Ubuntuのセットアップ |
| 54 | + |
| 55 | +Microsoft StoreからUbuntuをインストールします。Ubuntuは、Linuxのディストリビューション(Linuxの上に様々なソフトウェアを加えたもの)の、最もポピュラーなもののひとつです。 |
| 56 | + |
| 57 | + |
| 58 | + |
| 59 | +Ubuntuを起動すると、Ubuntuで使用するユーザー名とパスワードの入力が求められます。必ず英数字で入力してください。 |
| 60 | + |
| 61 | + |
| 62 | + |
| 63 | +おめでとうございます。WSLが使用可能になりました。 |
| 64 | + |
| 65 | +## VSCodeをWSLで使用する |
| 66 | + |
| 67 | +`Visual Studio Code Remote - WSL`拡張機能を用いると、VSCodeをWSL上で動作させることができ、あたかもLinux上で開発をしているかのような体験を得ることができます。 |
| 68 | + |
| 69 | + |
| 70 | + |
| 71 | +拡張機能のインストールが完了したら、コマンドパレットから`Remote-WSL: New Window`を選択します。 |
| 72 | + |
| 73 | + |
| 74 | + |
| 75 | +正しくウィンドウが開けたら成功です。 |
| 76 | + |
| 77 | +## Gitの設定をする |
| 78 | + |
| 79 | +WSLはWindowsから独立しているため、Windows環境でインストールしたGitはWSL上では使用できません。しかしながら、幸いなことにUbuntuではGitが標準でインストールされています。以前の記事を参考に、SSH鍵の生成と、メールアドレス・ユーザー名の設定を行いましょう。 |
| 80 | + |
| 81 | +``` |
| 82 | +$ ssh-keygen -t ed25519 |
| 83 | +$ git config --global user.email [ダミーのメールアドレス] |
| 84 | +$ git config --global user.name [GitHubのユーザー名] |
| 85 | +``` |
| 86 | + |
| 87 | +SSH公開鍵を表示するためには、 |
| 88 | + |
| 89 | +``` |
| 90 | +$ cat ~/.ssh/id_ed25519.pub |
| 91 | +``` |
| 92 | + |
| 93 | +を実行してください。公開鍵をGitHubに登録したら、リポジトリのクローンやコミットができるかどうか確認してみましょう。 |
| 94 | + |
| 95 | +## WindowsのエクスプローラーでWSL上のファイルにアクセスする |
| 96 | + |
| 97 | +WSL上では、通常のWindowsとは完全に独立したファイルシステムが構築されています。このため、Windows側からファイルを操作するためには、特殊な方法が必要です。 |
| 98 | + |
| 99 | +`Win + R`キーを押して`ファイル名を指定して実行`ダイアログボックスを開き、`\\wsl$`と入力します。 |
| 100 | + |
| 101 | + |
| 102 | + |
| 103 | +エクスプローラー上でインストールしたディストリビューション(この記事の手順に従った場合は`Ubuntu`)のフォルダとして表示されます。この中身がファイルシステムのルートです。 |
0 commit comments