@@ -129,14 +129,14 @@ ch_status({handle} [, {options}])
129
129
changenr() 数値 現在の変更番号
130
130
char2nr({expr} [, {utf8} ]) 数値 {expr} の先頭文字のASCII/UTF-8コード
131
131
charclass({string} ) 数値 {string} の文字クラス
132
- charcol({expr} ) 数値 カーソルかマークのカラム番号
132
+ charcol({expr} [, {winid} ]) 数値 カーソルかマークのカラム番号
133
133
charidx({string} , {idx} [, {countcc} [, {utf16} ]])
134
134
数値 {string} のバイト {idx} の文字のイン
135
135
デックス
136
136
chdir({dir} ) 文字列 現在の作業ディレクトリを変更する
137
137
cindent({lnum} ) 数値 {lnum} 行目のCインデント量
138
138
clearmatches([{win} ]) なし 全マッチをクリアする
139
- col({expr} ) 数値 カーソルかマークのカラムバイトインデッ
139
+ col({expr} [, {winid} ]) 数値 カーソルかマークのカラムバイトインデッ
140
140
クス
141
141
complete({startcol} , {matches} ) なし 挿入モード補完を設定する
142
142
complete_add({expr} ) 数値 補完候補を追加する
@@ -169,6 +169,8 @@ digraph_setlist({digraphlist}) 真偽値 複数のダイグラフ |digraph| の
169
169
echoraw({expr} ) なし {expr} をそのまま出力する
170
170
empty({expr} ) 数値 {expr} が空なら| TRUE |
171
171
environ() 辞書 すべての環境変数を返す
172
+ err_teapot([{expr} ]) なし {expr} が | TRUE | の場合、E418、または
173
+ E503 を与える
172
174
escape({string} , {chars} ) 文字列 {string} 内の{chars} を '\' でエスケープ
173
175
eval({string} ) 任意 {string} を評価し、値を得る
174
176
eventhandler() 数値 イベントハンドラの内側なら| TRUE |
@@ -214,7 +216,7 @@ foldlevel({lnum}) 数値 {lnum}の折り畳みレベル
214
216
foldtext() 文字列 閉じた折り畳みに表示されている行
215
217
foldtextresult({lnum} ) 文字列 {lnum} で閉じている折り畳みのテキスト
216
218
foreground() 数値 Vimウィンドウを前面に移動する
217
- fullcommand({name} ) 文字列 {name} から完全なコマンドを取得
219
+ fullcommand({name} [, {vim9} ]) 文字列 {name} から完全なコマンドを取得
218
220
funcref({name} [, {arglist} ] [, {dict} ])
219
221
Funcref 関数{name} への参照
220
222
function({name} [, {arglist} ] [, {dict} ])
@@ -236,8 +238,11 @@ getcharmod() 数値 修飾キーの状態を表す数値を取得
236
238
getcharpos({expr} ) リスト カーソル、マーク、その他のカーソル位置
237
239
getcharsearch() 辞書 最後の文字検索を取得
238
240
getcharstr([expr]) 文字列 ユーザーから1文字を取得する
241
+ getcmdcompltype() 文字列 現在のコマンドライン補完のタイプを返す
239
242
getcmdline() 文字列 現在のコマンドラインを取得
240
243
getcmdpos() 数値 コマンドラインのカーソル位置を取得
244
+ getcmdscreenpos() 数値 コマンドラインのカーソルのスクリーン位
245
+ 置を返す
241
246
getcmdtype() 文字列 現在のコマンドラインの種類を取得
242
247
getcmdwintype() 文字列 現在のコマンドラインウィンドウの種類
243
248
getcompletion({pat} , {type} [, {filtered} ])
@@ -261,6 +266,7 @@ getloclist({nr}, {what}) 辞書 指定したlocationリストのプロパティ
261
266
getmarklist([{buf} ]) リスト グローバル/ローカルのマークのリスト
262
267
getmatches([{win} ]) リスト 現在のマッチのリスト
263
268
getmousepos() 辞書 マウスの最新の位置
269
+ getmouseshape() 文字列 現在のマウス形状名
264
270
getpid() 数値 Vim のプロセス ID
265
271
getpos({expr} ) リスト カーソル・マークなどの位置を取得
266
272
getqflist() リスト quickfixリストの要素のリスト
@@ -269,6 +275,7 @@ getreg([{regname} [, 1 [, {list}]]])
269
275
文字列/リスト レジスタの中身を取得
270
276
getreginfo([{regname} ]) 辞書 レジスタについての情報
271
277
getregtype([{regname} ]) 文字列 レジスタの種類を取得
278
+ getscriptinfo([{opts} ]) リスト 読み込まれたスクリプトの一覧
272
279
gettabinfo([{expr} ]) リスト タブページのリスト
273
280
gettabvar({nr} , {varname} [, {def} ])
274
281
任意 タブ{nr} の変数{varname} または{def}
@@ -1502,7 +1509,7 @@ charclass({string}) *charclass()*
1502
1509
その他 Unicode 固有のクラス
1503
1510
クラスはパターンと単語単位の移動で使われる。
1504
1511
1505
- charcol({expr} ) *charcol()*
1512
+ charcol({expr} [, {winid} ]) *charcol()*
1506
1513
| col() | と同様だが {expr} で返す桁位置がバイトインデックスでは
1507
1514
なく文字インデックスになる。
1508
1515
@@ -1595,8 +1602,8 @@ clearmatches([{win}]) *clearmatches()*
1595
1602
| method | としても使用できる: >
1596
1603
GetWin()->clearmatches()
1597
1604
<
1598
- *col()*
1599
- col( {expr} ) 戻り値は数値で、{expr} で与えられる位置の桁番号(バイトインデッ
1605
+ col( {expr} [, {winid} ]) *col()*
1606
+ 戻り値は数値で、{expr} で与えられる位置の桁番号(バイトインデッ
1600
1607
クス)。有効な位置は:
1601
1608
. 現在の位置
1602
1609
$ カレント行の末尾(カレント行のバイト数+1を返す)
@@ -1608,6 +1615,8 @@ col({expr}) 戻り値は数値で、{expr}で与えられる位置の桁番号(
1608
1615
あってもよい。col に "$" を指定して、ある行の最後の桁を取得す
1609
1616
るのにとても便利である。"lnum" か "col" が範囲外である場合は
1610
1617
0 を返す。
1618
+ オプションの {winid} 引数を指定すると、カレントウィンドウでは
1619
+ なく、そのウィンドウの値が取得される。
1611
1620
行番号を取得するには| line() | を使う。行番号と桁番号両方を取得す
1612
1621
るには| getpos() | を使う。
1613
1622
画面上の桁番号を取得するには| virtcol() | を使う。文字の位置を取
@@ -2164,6 +2173,13 @@ environ() *environ()*
2164
2173
文字を区別しないためにこれを使用すること: >
2165
2174
:echo index(keys(environ()), 'HOME', 0, 1) != -1
2166
2175
2176
+ err_teapot([{expr} ]) *err_teapot()*
2177
+ RFC 2324 の実装に必要な 418 番のエラーを生成する。
2178
+ {expr} が提示され、それが TRUE である場合、エラー 503 が与えら
2179
+ れ、コーヒーが一時的に使用できないことを示す。
2180
+ {expr} が提示される場合は文字列でなければならない。
2181
+
2182
+
2167
2183
escape({string} , {chars} ) *escape()*
2168
2184
{string} 内に現れる{chars} の文字をバックスラッシュでエスケープ
2169
2185
する。例: >
@@ -2939,14 +2955,21 @@ foreground() Vimのウィンドウを前面に移動する。この関数はク
2939
2955
{Win32, Motif, GTKいずれかのGUI版とWin32コンソール版でのみ利用
2940
2956
できる}
2941
2957
2942
- fullcommand({name} ) *fullcommand()*
2958
+ fullcommand({name} [, {vim9} ]) *fullcommand()*
2943
2959
短縮コマンド名から完全なコマンド名を取得する。コマンドの短縮名
2944
2960
については | 20.2 | を参照。
2945
2961
2946
2962
文字列引数 {name} は `:` から始まっても [range] を含んでよい
2947
2963
が、それらはスキップされ戻り値には含まない。
2948
- コマンドが存在しないか、曖昧になってしまう場:空文字列を返す
2949
- (ユーザー定義コマンド用)。
2964
+ コマンドが存在しない場合、曖昧な場合 (ユーザー定義コマンドの場
2965
+ 合)、またはこの方法で短縮できない場合は空文字列を返す。
2966
+ | vim9-no-shorten |
2967
+
2968
+ 引数 {vim9} がない場合は、現在のスクリプトのバージョンを使用す
2969
+ る。
2970
+ {vim9} が存在し、FALSE の場合、旧来のスクリプトルールが使用さ
2971
+ れる。{vim9} が存在し、TRUE の場合、Vim9 のルールが使用される。
2972
+ 例えば、"en" は "endif" の短縮形ではない。
2950
2973
2951
2974
例えば `fullcommand (' s' )` 、 `fullcommand (' sub' )` 、
2952
2975
`fullcommand (' :%substitute' )` はすべて "substitute" を返す。
@@ -3384,13 +3407,22 @@ getcharstr([expr]) *getcharstr()*
3384
3407
結果の数値が文字列に変換される以外は | getchar() | と同様に動作
3385
3408
する。
3386
3409
3410
+ getcmdcompltype() *getcmdcompltype()*
3411
+ 現在のコマンドライン補完のタイプを返す。
3412
+ コマンドラインが編集時にのみ動作するので、| c_CTRL-e | または
3413
+ | c_CTRL-R_= | を使用する必要がある。
3414
+ 返す文字列については | :command-completion | を参照のこと。
3415
+ | getcmdtype() | 、| setcmdpos() | 、| getcmdline() | 、| setcmdline() |
3416
+ も参照。
3417
+ 補完が定義されていない場合は空文字列を返す。
3418
+
3387
3419
getcmdline() *getcmdline()*
3388
3420
現在のコマンドラインの内容を取得する。コマンドラインを編集して
3389
3421
いるときのみ動作する。つまり| c_CTRL-\_e | または| c_CTRL-R_= | を使っ
3390
3422
ているときのみ有効。
3391
3423
例: >
3392
3424
:cmap <F7> <C-\>eescape(getcmdline(), ' \')<CR>
3393
- < | getcmdtype() | , | getcmdpos() | , | setcmdpos() | も参照。
3425
+ < | getcmdtype() | , | getcmdpos() | , | setcmdpos() | も参照。
3394
3426
パスワードを入力する時や | inputsecret() | を使う時は空文字列を
3395
3427
返す。
3396
3428
@@ -3399,7 +3431,18 @@ getcmdpos() *getcmdpos()*
3399
3431
の桁は1となる。コマンドラインを編集しているときのみ動作する。
3400
3432
つまり| c_CTRL-\_e | または| c_CTRL-R_= | または式マッピングを使って
3401
3433
いるときのみ有効。そうでないときは 0 を返す。
3402
- | getcmdtype() | , | setcmdpos() | , | getcmdline() | も参照。
3434
+ | getcmdtype() | , | setcmdpos() | , | getcmdline() | , | setcmdline() |
3435
+ も参照。
3436
+
3437
+ getcmdscreenpos() *getcmdscreenpos()*
3438
+ コマンドラインのカーソルのスクリーン位置をバイト単位で返す。最
3439
+ 初の桁は 1 である。
3440
+ | getcmdpos() | の代わりにプロンプトの位置を加える。
3441
+ コマンドラインの編集時のみ動作するため、| c_CTRL-e | または
3442
+ | c_CTRL-R_= | または式マッピングを使用する必要がある。それ以外
3443
+ は 0 を返す。
3444
+ | getcmdpos() | , | setcmdpos() | , | getcmdline() | , | setcmdline() |
3445
+ も参照。
3403
3446
3404
3447
getcmdtype() *getcmdtype()*
3405
3448
現在のコマンドラインの種類を返す。戻り値は次のいずれか:
@@ -3811,6 +3854,12 @@ getmousepos() *getmousepos()*
3811
3854
| getchar() | を使ったとき、Vim 変数 | v:mouse_lnum | ,
3812
3855
| v:mouse_col | と | v:mouse_winid | もこれらの値を提供する。
3813
3856
3857
+ getmouseshape() *getmouseshape()*
3858
+ 現在表示されているマウスポインタの名前を返す。 | +mouseshape |
3859
+ 機能がサポートされていないか、形状が不明な場合は空の文字列が返
3860
+ される。
3861
+ この機能は主にテストを目的としている。
3862
+
3814
3863
*getpid()*
3815
3864
getpid() Vim のプロセス ID を数値で返す。Unix と MS-Windows では Vim が
3816
3865
終了するまでこれは一意な数値である。
@@ -4016,6 +4065,45 @@ getregtype([{regname}]) *getregtype()*
4016
4065
| method | としても使用できる: >
4017
4066
GetRegname()->getregtype()
4018
4067
4068
+ getscriptinfo([{opts} ]) *getscriptinfo()*
4069
+ `:scriptnames ` が見せるように、読み込まれたすべての Vim script
4070
+ に関する情報を読み込まれた順序で | List | として返す。
4071
+
4072
+ オプションの Dict 引数 {opts} は、以下のオプション項目をサポー
4073
+ トする:
4074
+ name スクリプト名の一致パターン。指定され、"sid" が
4075
+ 指定されていない場合は、パターン "name" に一致
4076
+ する名前を持つスクリプトに関する情報が返され
4077
+ る。
4078
+ sid スクリプト ID | <SID> | 。指定された場合、ID "sid"
4079
+ のスクリプトに関する情報のみが返され、"name"
4080
+ は無視される。
4081
+
4082
+ 返されたリストの各項目は、以下の項目を持つ | Dict | である:
4083
+ autoload `import autoload` で使用されたが、実際にはまだ
4084
+ 読み込まれていないスクリプトには TRUE を設定す
4085
+ る (| import-autoload | を参照)。
4086
+ functions スクリプト内で定義されているスクリプトローカル
4087
+ 関数名のリスト。特定のスクリプトが {opts} の
4088
+ "sid" 項目を使って指定されている場合にのみ表示
4089
+ される。
4090
+ name Vim script ファイル名。
4091
+ sid スクリプト ID | <SID> | 。
4092
+ sourced このスクリプト名がリンクしている実際に読み込ま
4093
+ れたスクリプトが存在する場合はスクリプト ID、
4094
+ それ以外の場合はゼロ
4095
+ variables スクリプトローカル変数を含む辞書。{opts} の
4096
+ "sid" 項目を使って特定のスクリプトを指定した場
4097
+ 合のみ存在する。
4098
+ Note これはコピーであり、この辞書を使ってスク
4099
+ リプトローカル変数の値を変更することはできない
4100
+ ことに注意。
4101
+ version Vimscript バージョン (| scriptversion | )
4102
+
4103
+ 例: >
4104
+ :echo getscriptinfo({'name': 'myscript'})
4105
+ :echo getscriptinfo({'sid': 15}).variables
4106
+ <
4019
4107
gettabinfo([{tabnr} ]) *gettabinfo()*
4020
4108
{tabnr} を指定しないと、すべてのタブページに関する情報がリスト
4021
4109
| List | として返される。各リスト項目は辞書 | Dictionary | である。
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