@@ -1476,10 +1476,11 @@ Vimサーバー: *server-functions*
1476
1476
3 endif ~
1477
1477
endfunction ~
1478
1478
1479
- "Show" 関数を見るにはスクリプトのプリフィックスを含む必要があり、別のスクリプ
1480
- トで複数回 "Show" 関数が定義できます。一致した名前を見付けるには `function ` を
1481
- 使いますが、とても長いリストになります。パターンに一致した関数だけを取得するに
1482
- は `filter ` を付けます: >
1479
+ "Show" 関数は異なるスクリプトで複数回定義できるため、"Show" 関数を見るには、ス
1480
+ クリプトプリフィックスを含める必要があります。正確な名前を見つけるには
1481
+ `function ` が使用できますが、結果として非常に長いリストになる可能性があります。
1482
+ パターンに一致する関数のみを取得するには、`filter ` プリフィックスが使用できま
1483
+ す: >
1483
1484
1484
1485
:filter Show function
1485
1486
< def <SNR> 86_Show(start: string, ...items: list<string> ) ~
@@ -1503,12 +1504,12 @@ Vimサーバー: *server-functions*
1503
1504
関数の削除
1504
1505
----------
1505
1506
1506
- 例えば SetSyn() 関数を削除するのは次のようにします : >
1507
+ 例えば SetSyn() 関数を削除するには次のようにします : >
1507
1508
1508
1509
:delfunction SetSyn
1509
1510
1510
- 削除はグローバルな関数と旧来のスクリプトの関数でのみ働き 、| Vim9 | script 内で定
1511
- 義した関数はできません 。
1511
+ 削除はグローバル関数と旧来のスクリプトの関数に対してのみ機能し 、| Vim9 | script
1512
+ 内で定義した関数に対しては機能しません 。
1512
1513
1513
1514
関数が存在しないか削除できない場合はエラーになります。
1514
1515
@@ -1517,7 +1518,7 @@ Vimサーバー: *server-functions*
1517
1518
------------
1518
1519
1519
1520
変数に関数を代入できると便利なことがあります。それには関数の参照の変数を使いま
1520
- す。よく "funcref" と略されます、 例: >
1521
+ す。よく "funcref" と略されます。 例: >
1521
1522
1522
1523
def Right()
1523
1524
return 'Right!'
@@ -1530,7 +1531,7 @@ Vimサーバー: *server-functions*
1530
1531
Afunc()
1531
1532
< Wrong! ~
1532
1533
1533
- ここでは "g:result" が1だと仮定しています 。
1534
+ ここでは "g:result" が1ではないことを前提としています 。
1534
1535
1535
1536
Note 関数への参照を保持する変数の名前は大文字で始めなければなりません。そうで
1536
1537
ないと組み込み関数の名前と紛らわしくなります。
@@ -1583,7 +1584,7 @@ Note 関数への参照を保持する変数の名前は大文字で始めなけ
1583
1584
echo alist
1584
1585
< ['one' , ['two' , 'three' ]] ~
1585
1586
1586
- add() の第二引数は1つの要素として追加され 、この場合は入れ子になったリストにな
1587
+ add() の第2引数は1つの要素として追加され 、この場合は入れ子になったリストにな
1587
1588
ります。
1588
1589
1589
1590
@@ -1653,7 +1654,7 @@ range()が生成するリストの最初の要素は0であることに注意し
1653
1654
echo uk2nl['two']
1654
1655
< twee ~
1655
1656
1656
- キーが特殊文字を含まない場合は、ドット記法を使えます : >
1657
+ キーが特殊文字を含まない場合は、ドット記法が使えます : >
1657
1658
1658
1659
echo uk2nl.two
1659
1660
< twee ~
@@ -1712,7 +1713,7 @@ range()が生成するリストの最初の要素は0であることに注意し
1712
1713
などして変わるかもしれません)。
1713
1714
1714
1715
素敵なエラーメッセージを出力し、Vim はコマンドの実行も続けます。それ以外の
1715
- キャッチされないエラーに遭遇したら 、実行は中断されます。
1716
+ キャッチされないエラーに遭遇した場合 、実行は中断されます。
1716
1717
1717
1718
`read ` コマンドが他のエラーを起こした場合、"E484:" というパターンはマッチしな
1718
1719
いでしょう。したがって、その例外はキャッチされず、通常のエラーメッセージが表示
@@ -1752,17 +1753,17 @@ is off" のようなまったく異る問題を示す有効なエラーに気づ
1752
1753
==============================================================================
1753
1754
*41.10* 注意事項
1754
1755
1755
- Vim script を書くにあたっての注意すべきことの概要を簡単に説明します 。
1756
+ Vim script を書くときに知っておくと便利な項目の要約です 。
1756
1757
1757
1758
改行記号はシステムによって異なります。Unix では <NL> 文字が使われますが、
1758
1759
MS-Windows などでは <CR><NL> が使われます。末尾が <CR> になっているマップを使
1759
1760
うときは注意してください。| :source_crnl | 参照。
1760
1761
1761
- 改行記号はシステムによって異なります 。Vim script では、他のどのシステムでも動
1762
- くように、 Unix のファイルフォーマットを常に使うことが推奨されます 。これにより
1763
- Vim script を MS-Windows から Unix へコピーできるし、そうしても動きま
1764
- す。| :source_crnl | を参照。正しく設定されてるか確認するには、書き込む前に次の
1765
- ようにします : >
1762
+ 行末の文字はシステムによって異なります 。Vim script では、他のどのシステムでも
1763
+ 動くように、常に Unix のファイル形式を使うことをお勧めします 。これにより、Vim
1764
+ script を MS-Windows から Unix へコピーしても、そのまま動作させることができま
1765
+ す。| :source_crnl | を参照してください。正しく設定されていることを確認するには、
1766
+ ファイルを書き込む前に次のようにします : >
1766
1767
1767
1768
:setlocal fileformat=unix
1768
1769
@@ -1792,8 +1793,8 @@ Vim script を MS-Windows から Unix へコピーできるし、そうしても
1792
1793
:set nice
1793
1794
:set file
1794
1795
1795
- | Vim9 | script は空白について非常にうるさいです。これは故意でそうなっており、ス
1796
- クリプト作成で読みやすく間違いを防ぐためです 。
1796
+ | Vim9 | script は、空白に関しては非常にうるさいです。これは、スクリプトが読みや
1797
+ すいことを確認し、間違いを避けるために意図的に行われています 。
1797
1798
1798
1799
1799
1800
コメント
@@ -1902,9 +1903,9 @@ Unix では特別なコメント書式を使って Vim script を実行形式に
1902
1903
g:mytags_location = '$HOME/project'
1903
1904
g:mytags_style = 'fast'
1904
1905
1905
- ローカルのスクリプトとプラグインとの間は必要なだけで干渉を最小化にします。
1906
- | Vim9 | script はデフォルトの関数と変数はスクリプトローカルにすることでこれ
1907
- を助けます 。
1906
+ プラグイン間の干渉を最小限にするために、できる限りスクリプトにローカルな状態を
1907
+ 保つようにします。 Vim9 script は、デフォルトで関数や変数がスクリプトローカルに
1908
+ なるようになっていて、その手助けをします 。
1908
1909
1909
1910
プラグインを部分に分ける場合、`import ` と `export ` で部分間で項目を共有できま
1910
1911
す。詳細は `:export ` を参照してください。
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