11# システム要件
22
33## Java / JDK
4- wolfJCE では、ホストシステムに Java をインストールする必要があります。 Oracle JDK や OpenJDK など、ユーザーや開発者が利用できる JDK バリアントがいくつかあります。 wolfJCE は現在、OpenJDK、Oracle JDK、および Android でテストされています。 OpenJDK と Android では、JCE プロバイダーがコード署名されている必要はありませんが、Oracle JDK では必要です。 コード署名の詳細については、[ 第 7 章] ( chapter07.md#jar-code-signing ) を参照してください。
54
6- 参考までに、 wolfJCE がテストされた OpenJDK の特定のバージョンは次のとおりです:
5+ wolfJCE では、ホストシステムに Java をインストールする必要があります。 Oracle JDK や OpenJDK など、ユーザーや開発者が利用できる JDK バリアントがいくつかあります。 wolfJCEは現在、OpenJDK、Oracle JDK、Amazon Coretto、Zulu、Temurin、Microsoft JDK、およびAndroidでテストされています。OpenJDK と Android では、JCE プロバイダーがコード署名されている必要はありませんが、Oracle JDK では必要です。 コード署名の詳細については、 [ 第 7 章 ] ( chapter07.md#jar-code-signing ) を参照してください。
76
87
9- ```
10- $ java -version
11- Openjdk version “1.8.0_91”
12- OpenJDK Runtime Environment (build 1.8.0_91-8u91-b14-3ubuntu1~15.10.1~b14)
13- OpenJDK 64-Bit Server VM (build 25.91-b14, mixed mode)
14- ```
15- また、Oracle JDK 1.8.0_121 および Android 24 でもテストされています。
16-
178## JUnit
18- 単体テストを実行するには、JUnit が開発システムにインストールされている必要があります。 JUnit は、プロジェクトの Web サイト (www.junit.org ) からダウンロードできます
199
20- Unix/Linux/OSX システムに JUnit をインストールするには:
21- 1 . [ junit.org/junit4/] ( ) から "** junit-4.13.jar** " と "** hamcrest-all-1.3.jar** " をダウンロードします。 執筆時点では、前述の .jar ファイルは次のリンクからダウンロードできます:
10+ 単体テストを実行するには、JUnit4 が開発システムにインストールされている必要があります。 JUnit4 は、プロジェクトの Web サイト (www.junit.org ) からダウンロードできます
11+
12+ Unix/Linux/OSX システムに JUnit4 をインストールするには:
13+ 1 ) [ junit.org/junit4/] ( ) から "** junit-4.13.jar** " と "** hamcrest-all-1.3.jar** " をダウンロードします。 執筆時点では、前述の .jar ファイルは次のリンクからダウンロードできます:
2214
23- リンク: [ junit-4.13.jar] ( https://search.maven.org/search?q=g:junit%20AND%20a:junit ) <br >
24- リンク: [ hamcrest-all-1.3.jar] ( https://search.maven.org/artifact/org.hamcrest/hamcrest-all/1.3/jar )
15+ Junit: [ junit-4.13.jar] ( https://search.maven.org/search?q=g:junit%20AND%20a:junit )
2516
26- 2 . これらの JAR ファイルをシステムに配置し、その場所を指すように ` JUNIT_HOME ` を設定します:
17+ Hamcrest: [ hamcrest-all-1.3.jar] ( https://search.maven.org/artifact/org.hamcrest/hamcrest-all/1.3/jar )
18+
19+ 2 ) これらの JAR ファイルをシステムに配置し、その場所を指すように ` JUNIT_HOME ` を設定します:
2720
2821```
29- $ export JUNIT_HOME=/path/to/jar/files
22+ $ export JUNIT_HOME=/path/to/jar/files
3023```
3124
3225## make と ant
3326
3427"make" と "ant" は、それぞれネイティブ C コードと Java コードのコンパイルに使用されます。
35-
3628これらが開発マシンにインストールされていることを確認してください。
3729
3830
3931## wolfSSL / wolfCrypt ライブラリ
4032
41- ネイティブ wolfCrypt ライブラリのラッパーとして、wolfSSL をホスト プラットフォームにインストールし 、インクルードおよびライブラリ検索パスに配置する必要があります。 wolfJCE は、wolfSSL/wolfCrypt ネイティブ ライブラリの FIPS または非 FIPS バージョンに対してコンパイルできます。
33+ ネイティブ wolfCrypt ライブラリのラッパーとして、[ wolfSSL] ( https://wolfssl.jp/products/wolfssl/ ) をインストールし 、インクルードおよびライブラリ検索パスに配置する必要があります。 wolfJCE は、wolfSSL/wolfCrypt ネイティブ ライブラリの FIPS 140-2/3 または非 FIPS バージョンに対してコンパイルできます。
4234
4335
4436### wolfSSL / wolfCrypt のコンパイル
4537
46- wolfJCE で使用するために Unix/Linux 環境で wolfSSL をコンパイルおよびインストールするには、wolfSSL マニュアルのビルド手順に従ってください 。 wolfSSL をコンパイルする最も一般的な方法は、Autoconf システムを使用することです。
38+ Unix/Linux 環境で wolfSSL をコンパイルおよびインストールするには、[ wolfSSL マニュアル ] ( https://www.wolfssl.com/documentation/manuals/jp/wolfssl/ ) のビルド手順に従ってください 。 wolfSSL をコンパイルする最も一般的な方法は、Autoconf システムを使用することです。
4739
48- wolfSSL (wolfssl-x.x.x)、wolfSSL FIPS リリース (wolfssl-x.x.x-commercial-fips)、または wolfSSL FIPS Ready リリースをインストールできます 。いずれの場合も、 ./configure スクリプト実行時に ` --enable-keygen ` オプションが必要です 。
40+ wolfSSL (wolfssl-x.x.x)、wolfSSL FIPS リリース (wolfssl-x.x.x-commercial-fips)、または wolfSSL FIPS Ready リリースをビルドし、インストールできます 。いずれの場合も、 ./configure スクリプト実行時にパッケージ固有のconfigureオプション要件(例: ` --enable-fips ` )に加えて、 ` --enable-jni ` を使用する必要があります 。
4941
5042
5143** wolfSSL 標準ビルド** :
5244```
5345$ cd wolfssl-x.x.x
54- $ ./configure --enable-keygen
46+ $ ./configure --enable-jni
5547$ make check
5648$ sudo make install
5749```
@@ -60,7 +52,7 @@ $ sudo make install
6052
6153```
6254$ cd wolfssl-x.x.x-commercial-fips
63- $ ./configure --enable-fips --enable-keygen
55+ $ ./configure --enable-fips --enable-jni
6456$ make check
6557$ sudo make install
6658```
@@ -69,7 +61,16 @@ $ sudo make install
6961
7062```
7163$ cd wolfssl-x.x.x-commercial-fips
72- $ ./configure --enable-fips=v2 --enable-keygen
64+ $ ./configure --enable-fips=v2 --enable-jni
65+ $ make check
66+ $ sudo make install
67+ ```
68+
69+ ** wolfSSL FIPSv5 ビルド** :
70+
71+ ```
72+ $ cd wolfssl-x.x.x-commercial-fips
73+ $ ./configure --enable-fips=v5 --enable-jni
7374$ make check
7475$ sudo make install
7576```
@@ -78,7 +79,7 @@ $ sudo make install
7879
7980```
8081$ cd wolfssl-x.x.x-commercial-fips
81- $ ./configure --enable-fips=ready --enable-keygen
82+ $ ./configure --enable-fips=ready --enable-jni
8283$ make check
8384$ sudo make install
8485```
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