@@ -11,7 +11,7 @@ AlterISO 2の複数アーキテクチャ対応により大幅に仕様が変更
1111
1212
1313# ドキュメントの見方
14- ` <arch> ` はビルド時のアーキテクチャ名、` <locale> ` は言語名、` <ch_name> ` はチャンネル名に置き換えてください 。
14+ ` <arch> ` はビルド時のアーキテクチャ名、` <locale> ` は言語名、` <ch_name> ` はチャンネル名、 ` <md_name> ` はモジュール名に置き換えてください 。
1515
1616
1717# スクリプトにチャンネルを認識させる
@@ -153,6 +153,9 @@ Plymouthを強制的に無効化したい場合は`exclude`ではなく各チャ
153153
154154また、` exclude ` はパッケージを削除するわけではないため依存関係によってインストールされるパッケージを除外することはできません。
155155
156+ #### additional_exclude_pkg
157+ もしビルドに失敗するなどの理由で一時的にインストールしたくないパッケージが存在する場合、` custom.con ` を使用して` additional_exclude_pkg ` 配列を設定することでそのパッケージのインストールを除外することができます。
158+
156159
157160### excludeの適用されるタイミング
158161` exclude ` はパッケージが全て読み込まれた後に適用されます。
@@ -191,18 +194,20 @@ PNG形式の画像で640x480の画像を配置してください。この変更
191194既存のビルド設定を上書きするスクリプトです。かならずシェルスクリプトの構文で記述して下さい。
192195雛形が` build.sh ` と同じ階層に設置してあります。
193196各チャンネルのディレクトリに配置された設定ファイルは** 引数による設定さえ** 上書きしてしまうため、最小限の必須項目のみを記述するようしてください。(例えばPlymouthのテーマ名やパッケージ名など)
197+ 引数によって変更可能な変数をこのファイルで設定することは推奨されていません。
194198
195199### 警告
196200スクリプト内では変数のスコープを明示しないでください。また、変数定義以外の処理を記述すると思わぬ動作につながる場合はあります。
197201
198202
199203### アーキテクチャごとの設定と優先順位
200- ` channels/<ch_name>/config.any ` が読み込まれた後` channels/<ch_name>/config.<arch> ` が読み込まれます。
204+ ` channels/<ch_name>/config.any ` が読み込まれた後` channels/<ch_name>/config.<arch> ` が読み込まれます。
205+ このアーキテクチャの優先順位はモジュールにおいても共通です。
201206
202207
203208## architecture
204209そのチャンネルで利用可能なアーキテクチャの一覧です。` # ` はコメントとして扱われます。
205- AlterISO 3は現在 ` x86_64 ` と ` i686 ` アーキテクチャのみをサポートしています 。
210+ チャンネル内でカーネル設定ファイルやpacman設定ファイルなどを適切に設定することでアーキテクチャを独自で定義することも可能です 。
206211
207212## kernel_list-<arch >
208213使用可能なカーネルの一覧を記述します。このファイルが存在しない場合、対応している全てのカーネルを使用可能です。
229234` over_isofs ` ディレクトリ内でビルドされるISOファイルの` / ` にファイルを上書きします。
230235` airootfs ` と似ていますが` over_isofs ` ではビルドされるイメージファイル内のファイルを直接操作することができます。
231236既存のファイルを上書きしてしまうとブートできなくなる可能性があるので注意して下さい。
237+ ` over_isofs ` はsquashfsの作成が終わった後にisoファイルを作成する直前で上書きされます。
232238
233239## pkgbuild.any pkgbuild.<arch >
234- チャンネルディレクトリ内に` pkgbuild.any(arch)/パッケージ名 /PKGBUILD ` を配置するとmakepkgによってビルドし、インストールされます。
240+ チャンネルディレクトリ内に` pkgbuild.any(arch)/任意のディレクトリ名 /PKGBUILD ` を配置するとmakepkgによってビルドし、インストールされます。
235241依存関係もpacmanによって自動的にインストールされますが、注意が必要です。
236242自動的にインストールされる依存関係はあくまでArch Linuxの公式リポジトリに存在しているものだけです。
237243依存しているパッケージが一つでもAUR上に存在している場合は、その依存パッケージをAURのパッケージリストに書かなければなりません。
238- また、PKGBUILDを格納するパッケージ名も他のモジュールなどと重複してはいけません。重複してしまうとディレクトリが上書きされてしまいます 。
244+ また、PKGBUILDを格納するディレクトリ名は絶対に重複しないようにしてください 。
0 commit comments