doc-enの差分を反映(3)

install/macos/index.xml

@@ -1,16 +1,14 @@
 <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
 <!-- $Revision$ -->
-<!-- EN-Revision: 12081e88fbd683e58a029153afd57f043df9721b Maintainer: hirokawa Status: ready -->
+<!-- EN-Revision: 4cb53ecbd763db2db808e90d7eda63afb380e6df Maintainer: hirokawa Status: ready -->
 
  <chapter xml:id="install.macosx" xmlns="http://docbook.org/ns/docbook">
   <title>macOS へのインストール</title>
   <para>
-   本章では、PHP を macOS にインストールする際の注意事項とコツを説明します。
-   PHP は Mac OS X バージョン 10.0.0 以降、
-   macOS Monterey (12.0.0) より前の MacOS に標準添付されています。
-   また、コンパイルの手順は
-   <link linkend="install.unix">Unix へのインストールガイド</link>
-   と同じです。
+   PHP は macOS バージョン10 および 11 に標準添付されていましたが、
+   macOS Monterey (12.0.0) 以降には含まれていません。
+   最近のバージョンにインストールするには、サードパーティーのパッケージを使用するか、
+   ソースコードからコンパイルする必要があります。
   </para>
   &install.macos.packages;
   &install.macos.bundled;

install/macos/packages.xml

@@ -1,10 +1,10 @@
 <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
 <!-- $Revision$ -->
-<!-- EN-Revision: ab9c95affa258e0e81157b5528e9b4574c01a06c Maintainer: hirokawa Status: ready -->
+<!-- EN-Revision: 4cb53ecbd763db2db808e90d7eda63afb380e6df Maintainer: hirokawa Status: ready -->
 <!-- Credits: mumumu -->
 
 <sect1 xml:id="install.macosx.packages" xmlns="http://docbook.org/ns/docbook" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink">
- <title>パッケージの使用</title>
+ <title>サードパーティパッケージによる macOS へのインストール</title>
  <simpara>
   macOS 用にコンパイルされた PHP パッケージがいくつか存在します。
   一般的なセットアップを行うにあたって、利用することができます。ただし、
@@ -14,50 +14,33 @@
   誰か他の人が作成済みでないかを調べてみると良いでしょう。
  </simpara>
   <simpara>
-   macOS で一番手っ取り早いインストール方法は、
-   以下のようにして、homebrew を使うやり方です。
+   macOS に PHP をインストールするには、
+   <link xlink:href="https://brew.sh/">Homebrew</link>
+   パッケージマネージャを使用すると簡単です。
   </simpara>
-  <para>
-   <orderedlist>
-    <listitem>
-     <para>
-      <link xlink:href="https://brew.sh/">brew.sh</link> にある手順に従って、homebrew をインストールします。
-     </para>
-    </listitem>
-    <listitem>
-     <simpara>
-      brew install php
-     </simpara>
-    </listitem>
-   </orderedlist>
-  </para>
-  <simpara>
+  <orderedlist>
+   <listitem>
+    <para>
+     Web サイトの指示に従って Homebrew をインストールしてください。
+    </para>
+   </listitem>
+   <listitem>
+    <simpara>
+     <command>brew install php</command>
+    </simpara>
+   </listitem>
+  </orderedlist>  <simpara>
    以下の場所にも、簡単にインストールできる
    macOS 用のコンパイル済み PHP パッケージがあります。
   </simpara>
-  <para>
-   <itemizedlist>
-    <listitem>
-     <simpara>
-      MacPorts: 
-      <link xlink:href="&url.mac.macports;">&url.mac.macports;</link>
-     </simpara>
-    </listitem>
-    <listitem>
-     <simpara>
-      Liip: 
-      <link xlink:href="&url.mac.liip;">&url.mac.liip;</link>
-      (PHP 5.3 - PHP 7.3; 現在は推奨されていません)
-     </simpara>
-    </listitem>
-    <listitem>
-     <simpara>
-      Fink: 
-      <link xlink:href="&url.mac.fink;">&url.mac.fink;</link>
-     </simpara>
-    </listitem>
-   </itemizedlist>
-  </para>
+  <simplelist>
+   <member>
+    <link xlink:href="&url.mac.macports;">MacPorts</link>
+   </member>
+   <member>
+    <link xlink:href="&url.mac.fink;">Fink</link>
+   </member>
+  </simplelist>
 </sect1>
 
 <!-- Keep this comment at the end of the file

install/unix/debian.xml

@@ -1,28 +1,23 @@
 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
 <!-- $Revision$ -->
-<!-- EN-Revision: f8682cd86a71640bf8771186d1d40881c7a0295e Maintainer: takagi Status: ready -->
+<!-- EN-Revision: 4cb53ecbd763db2db808e90d7eda63afb380e6df Maintainer: takagi Status: ready -->
 <!-- CREDITS: haruki -->
 <sect1 xml:id="install.unix.debian" xmlns="http://docbook.org/ns/docbook" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink">
- <title>Debian GNU/Linux へのインストール</title>
+ <title>Debian GNU/Linux および関連ディストリビューションのパッケージからのインストール</title>
  <para>
   このセクションでは、<link xlink:href="&url.debian;">Debian GNU/Linux</link> に
   PHP をインストールする際の注意事項とヒントについて説明します。
+
+  PHP はソースコードからもインストールできますが、
+  <link xlink:href="&url.debian;">Debian GNU/Linux</link>
+  パッケージからもインストール可能です。これは、Ubuntu、Kali Linux、Linux Mint
+  のような Debian ベースの他のディストリビューションにも当てはまります。
  </para>
- <warning>
-  <para>
-   サードパーティが作った非公式のビルドについてはここではサポートしていません。
-   何かバグを見つけた場合は、
-   <link xlink:href="&url.php.downloads;">ダウンロードページ</link>
-   から取得した最新のビルドでそれが再現するかを確認し、
-   再現しない場合は Debian チームにバグ報告をお願いします。
-  </para>
- </warning>
+ &warn.install.third-party-support;
  <para>
-  Unix 上で PHP をビルドする方法は Debian でもそのまま使えます。
-  しかし、このページではもうひとつの方法として Debian 固有の情報を扱います。
-  <literal>apt</literal> や <literal>aptitude</literal>
-  といったコマンドの使い方です。
-  このマニュアルページでの説明は、これらふたつのコマンドのどちらを使っても実行できます。
+   パッケージは、 <command>apt</command> または <command>aptitude</command>
+   コマンドを使用してインストールできます。
+   このマニュアルでは、どちらのコマンドも同じ意味で使用します。
  </para>
  <sect2 xml:id="install.unix.debian.apt">
   <title>APT の使用</title>
@@ -66,7 +61,7 @@
     <link linkend="book.curl">cURL</link>、
     <link linkend="book.image">GD</link>
     などの追加モジュールもインストールしたくなることでしょう。
-    これらも <literal>apt</literal> コマンドでインストールすることができます。
+    これらも <command>apt</command> コマンドでインストールすることができます。
    </simpara>
    <example xml:id="install.unix.debian.config.example">
     <title>追加の PHP パッケージを探す方法</title>
@@ -79,12 +74,11 @@
     </programlisting>
    </example>
    <simpara>
-    上記の出力を見てわかるとおり、(php-cgi や php-cli, php-dev といった
-    特別なパッケージのほかにも) さまざまなパッケージがあり、インストールすることが可能です。
-    必要なものを見定めて、<literal>apt</literal> か
-    <literal>aptitude</literal> でインストールしましょう。
-    Debian は依存性のチェックを行うので、たとえば MySQL と cURL
-    をインストールする場合はこのようになります。
+    パッケージのリストには、<literal>php-cgi</literal>、<literal>php-cli</literal>、
+    <literal>php-dev</literal> などの基本的な PHP コンポーネントと多くの
+    PHP 拡張モジュールを含む多数のパッケージが含まれます。
+    拡張モジュールがインストールされると、それらのパッケージの依存関係を満たすために、
+    必要に応じて追加のパッケージが自動的にインストールされます。
    </simpara>
    <example xml:id="install.unix.debian.config.example2">
     <title>PHP と MySQL、cURL のインストール</title>
@@ -121,13 +115,6 @@
      インストール後にウェブサーバーを再起動したかどうかを確認しましょう。
     </simpara>
    </listitem>
-   <listitem>
-    <simpara>
-     Debian (およびその派生物) でパッケージをインストールする基本的なコマンドは
-     <literal>apt</literal> と <literal>aptitude</literal> のふたつです。
-     しかし、これらのコマンドの微妙な違いについての説明は、このマニュアルでは行いません。
-    </simpara>
-   </listitem>
   </itemizedlist>
  </sect2>
 </sect1>

install/unix/dnf.xml

@@ -0,0 +1,110 @@
+<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
+<!-- $Revision$ -->
+<!-- EN-Revision: 4cb53ecbd763db2db808e90d7eda63afb380e6df Maintainer: zonuexe Status: ready -->
+<sect1 xml:id="install.unix.dnf" xmlns="http://docbook.org/ns/docbook" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink">
+ <title>DNF を使用する GNU/Linux ディストリビューションでのパッケージからのインストール</title>
+ <simpara>
+  PHP はソースコードからインストールできますが、Red Hat Enterprise Linux、
+  OpenSUSE、Fedora、CentOS、Rocky Linux、Oracle Enterprise Linux のような
+  DNF を使用するシステム上のパッケージからインストールすることもできます。
+ </simpara>
+ &warn.install.third-party-support;
+ <simpara>
+  パッケージは <command>dnf</command> コマンドでインストールできます。
+ </simpara>
+ <sect2 xml:id="install.unix.dnf.packages">
+  <title>Installing packages</title>
+  <simpara>
+   まず、<link xlink:href="&url.pear;">PEAR</link> には <literal>php-pear</literal>、
+   <link linkend="book.mysqlnd">MySQL 拡張</link> には <literal>php-mysqlnd</literal>
+   など、 他の関連パッケージが必要になる場合があることに気をつけてください。
+  </simpara>
+  <simpara>
+   次に、パッケージをインストールする前に、パッケージリストが最新であることを確認するのが賢明です。
+   通常、これは <command>dnf update</command> コマンドを実行して行います。
+  </simpara>
+  <example xml:id="install.unix.dnf.example">
+   <title>DNF インストールの例</title>
+   <programlisting role="shell">
+<![CDATA[
+# dnf install php php-common
+]]>
+   </programlisting>
+  </example>
+  <simpara>
+   DNF は Web サーバー に自動的に PHP のための設定をインストールしますが、
+   変更を有効化するには、以下のようなコマンドでサーバーの再起動が必要になる場合があります。
+  </simpara>
+  <example xml:id="install.unix.dnf.example2">
+   <title>Restarting Apache once PHP is installed</title>
+   <programlisting role="shell">
+<![CDATA[
+# sudo systemctl restart httpd
+]]>
+   </programlisting>
+  </example>
+ </sect2>
+ <sect2 xml:id="install.unix.dnf.config">
+  <title>設定のよりよい管理方法</title>
+  <para>
+   これまでのセクションでは、PHP はコアモジュールのみをインストールしました。
+   次のような追加モジュールが必要になる可能性が非常に高くなります。
+   <simplelist type="inline">
+    <member><link linkend="book.mysql">MySQL</link></member>
+    <member><link linkend="book.curl">cURL</link></member>
+    <member><link linkend="book.image">GD</link></member>
+    <member>などなど…</member>
+   </simplelist>
+   これらのモジュールも <command>dnf</command> コマンドでインストールできます。
+  </para>
+  <example xml:id="install.unix.dnf.config.example">
+   <title>追加の PHP パッケージを一覧する方法</title>
+   <programlisting role="shell">
+<![CDATA[
+# dnf search php
+]]>
+   </programlisting>
+  </example>
+  <simpara>
+   パッケージのリストには、<literal>php-cli</literal>、<literal>php-fpm</literal>、
+   <literal>php-devel</literal> などの基本的な PHP コンポーネントや、多くの PHP
+   拡張モジュールを含む数多くのパッケージが含まれています。拡張モジュールがインストールされると、
+   それらのパッケージの依存関係を満たすために、
+   必要に応じて追加のパッケージが自動的にインストールされます。
+  </simpara>
+  <example xml:id="install.unix.dnf.config.example2">
+   <title>Install PHP with MySQL, GD</title>
+   <programlisting role="shell">
+<![CDATA[
+# dnf install php-mysqlnd php-gd
+]]>
+   </programlisting>
+  </example>
+  <simpara>
+   DNF は、<filename>/etc/php/8.3/php.ini</filename>、<filename>/etc/php/8.3/conf.d/*.ini</filename>
+   などのさまざまな &php.ini; 関連ファイルに適切な行を自動的に追加し、
+   拡張モジュールに応じて <literal>extension=foo.so</literal> のようなエントリを追加します。
+   ただし、これらの変更の有効化するには、Web サーバー (Apache など) を再起動しなければなりません。
+  </simpara>
+ </sect2>
+</sect1>
+<!-- Keep this comment at the end of the file
+Local variables:
+mode: sgml
+sgml-omittag:t
+sgml-shorttag:t
+sgml-minimize-attributes:nil
+sgml-always-quote-attributes:t
+sgml-indent-step:1
+sgml-indent-data:t
+indent-tabs-mode:nil
+sgml-parent-document:nil
+sgml-default-dtd-file:"~/.phpdoc/manual.ced"
+sgml-exposed-tags:nil
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+End:
+vim600: syn=xml fen fdm=syntax fdl=2 si
+vim: et tw=78 syn=sgml
+vi: ts=1 sw=1
+-->