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- *autocmd.txt* For Vim バージョン 8.2 . Last change: 2022 Apr 08
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+ *autocmd.txt* For Vim バージョン 9.0 . Last change: 2022 Apr 17
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VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
@@ -92,6 +92,7 @@ Note: ":autocmd" コマンドの後には、パターンが期待される位置
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:augroup mine | exe "au! BufRead *" | augroup END
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:augroup mine | exe "au BufRead * set tw=70" | augroup END
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+ < *autocmd-expand*
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Note ":autocmd" の引数の中の特別な文字 (例えば "%" や "<cword> " 等) は、自動コ
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マンドが定義されたときに展開されるのではなく、イベントの発生が認識され、{cmd}
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が実行されるときに展開されることに注意せよ。唯一の例外は、"<sfile> " が自動コマ
@@ -476,14 +477,16 @@ BufNewFile 存在しないファイルの編集を始めたとき。スケル
476
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BufRead or BufReadPost 新しいバッファの編集を始めたときの、ファイルを
477
478
バッファに読み込んだ後で、モードラインを実行す
478
479
る前。モードラインを実行した後に何かするには
479
- | BufWinEnter | を参照すること。これは ":r file"
480
- には「動作しない」。ファイルが存在しないときも
481
- 使えない。またファイルの復旧に成功したときにも
482
- 使われる。
483
- また、":filetype detect" を実行したとき、ある
484
- いは無名バッファを保存してバッファに名前がつい
485
- たとき、filetypedetect グループを対象として発
486
- 行される。
480
+ | BufWinEnter | を参照すること。
481
+ 発行される場合:
482
+ - 無名バッファを保存してバッファに名前がついた
483
+ とき
484
+ - ファイルのリカバリーが成功した後
485
+ - filetypedetect グループを対象として
486
+ ":filetype detect" を実行したとき
487
+ 発行されない場合:
488
+ - `:read file` コマンド
489
+ - ファイルが存在しないとき
487
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*BufReadCmd*
488
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BufReadCmd 新しいバッファの編集を始める前。ファイルをバッ
489
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ファ内に読み込む役目を負う。 | Cmd-event |
@@ -710,34 +713,6 @@ CursorMoved ノーマルモードかビジュアルモードでカーソルが
710
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CursorMovedI 挿入モードでカーソルが移動した後。ポップアップ
711
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メニューが表示されているときは発行されない。
712
715
それ以外はCursorMovedと同じ。
713
- *EncodingChanged*
714
- EncodingChanged オプション 'encoding' が変更されたとき。例えば、
715
- フォント等の設定に便利である。
716
- *FileAppendCmd*
717
- FileAppendCmd ファイルに追加する前。ファイルへの追加の役目を
718
- 負う。| Cmd-event |
719
- *FileAppendPost*
720
- FileAppendPost ファイルに追加した後。
721
- *FileAppendPre*
722
- FileAppendPre ファイルに追加する前。
723
- *FileChangedRO*
724
- FileChangedRO 読み込み専用ファイルに最初の変更を加える前。
725
- ソース管理システム {訳注: CVSやRCS} からファイ
726
- ルをチェックアウトするのに使われる。変更が自動
727
- コマンドによるときには発生しない。
728
- このイベントが発生するのは、バッファに最初の変
729
- 更を行うときや、'readonly' がセットされた後に最
730
- 初の変更を行うときの、変更が適用される直前であ
731
- る。
732
- 警告: 自動コマンドでカーソルが動かされるときの
733
- 動作は、定義されていない。
734
- *E788*
735
- ここで他のバッファに変更をしてはならない。バッ
736
- ファを再読み込みするのはよいが、他のバッファを
737
- 編集してはならない。
738
- *E881*
739
- 行数が変化した場合 undo のための保存は失敗し、
740
- その変更は中止されるだろう。
741
716
*DiffUpdated*
742
717
DiffUpdated 差分が更新された後。使用されているdiffコマンド
743
718
の種類(内部または外部)に応じて、変更毎か
@@ -758,6 +733,9 @@ DirChanged |:cd|, |:tcd| もしくは |:lcd| コマンドによって、
758
733
"auto" 'autochdir' により発生する
759
734
"drop" ファイルの編集により発生する
760
735
<afile> は新ディレクトリ名に設定される。
736
+ *EncodingChanged*
737
+ EncodingChanged オプション 'encoding' が変更されたとき。例えば、
738
+ フォント等の設定に便利である。
761
739
*ExitPre*
762
740
ExitPre Vim を終了させる `:quit ` , `:wq ` もしくは
763
741
`:qall ` を使用したときで、| QuitPre | の直後。不
@@ -766,6 +744,31 @@ ExitPre Vim を終了させる `:quit`, `:wq` もしくは
766
744
合には、終了はまだキャンセルされる可能性があ
767
745
る。本当に終了するときのためには | VimLeavePre |
768
746
を使用すること。
747
+ *FileAppendCmd*
748
+ FileAppendCmd ファイルに追加する前。ファイルへの追加の役目を
749
+ 負う。| Cmd-event |
750
+ *FileAppendPost*
751
+ FileAppendPost ファイルに追加した後。
752
+ *FileAppendPre*
753
+ FileAppendPre ファイルに追加する前。
754
+ *FileChangedRO*
755
+ FileChangedRO 読み込み専用ファイルに最初の変更を加える前。
756
+ ソース管理システム {訳注: CVSやRCS} からファイ
757
+ ルをチェックアウトするのに使われる。変更が自動
758
+ コマンドによるときには発生しない。
759
+ このイベントが発生するのは、バッファに最初の変
760
+ 更を行うときや、'readonly' がセットされた後に最
761
+ 初の変更を行うときの、変更が適用される直前であ
762
+ る。
763
+ 警告: 自動コマンドでカーソルが動かされるときの
764
+ 動作は、定義されていない。
765
+ *E788*
766
+ ここで他のバッファに変更をしてはならない。バッ
767
+ ファを再読み込みするのはよいが、他のバッファを
768
+ 編集してはならない。
769
+ *E881*
770
+ 行数が変化した場合 undo のための保存は失敗し、
771
+ その変更は中止されるだろう。
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*FileChangedShell*
770
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FileChangedShell ファイルのタイムスタンプが、ファイルの編集が始
771
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まってから変更されたことを発見したとき。
@@ -1190,6 +1193,9 @@ TextChangedP 挿入モードでカレントバッファのテキストが変
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TextYankPost カレントバッファでテキストがヤンクもしくは削除
1191
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された後。| v:event | の以下の値は、この autocmd
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を発生させた操作を特定するのに使用できる:
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+ inclusive 移動が | inclusive | の時に真と
1197
+ なり、| exclusive | のときはそう
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+ ではない。
1193
1199
operator 実行されたオペレータ。
1194
1200
regcontents レジスタに格納された行区切りの
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1201
テキストのリスト。以下と同様: >
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