@@ -187,7 +187,7 @@ Termcap オプションを設定するには、{option} に "t_xx" の形式を
187
187
"xx" の部分が特別な文字を含むときは、<t_xx> の形式を使うこと: >
188
188
:set <t_#4>=^[Ot
189
189
これは特殊なコードを普通のキーに変換する際にも使われる。例えば Alt-b が <Esc>b
190
- を出力するなら、次のようにすること。 >
190
+ を出力するなら、次のようにすること: >
191
191
:set <M-b>=^[b
192
192
(ここで ^[ は本物の <Esc> である。入力には CTRL-V <Esc> を使うこと)
193
193
マッピングの利点は、どんなときにも機能することである。
@@ -240,10 +240,10 @@ Termcap オプションを設定するには、{option} に "t_xx" の形式を
240
240
241
241
文字 "|" によって、コマンド ":set" を後に続くコマンドと分けることができる。文
242
242
字列オプションの値に "|" を含めるには、代わりに "\|" を使うこと。次の例ではオ
243
- プション 'titlestring' の値を "hi|there" に設定している。 >
243
+ プション 'titlestring' の値を "hi|there" に設定している: >
244
244
:set titlestring=hi\|there
245
245
しかし次の例では、2個のオプション 'titlestring', 'iconstring' をそれぞれ "hi",
246
- "there" に設定している。 >
246
+ "there" に設定している: >
247
247
:set titlestring=hi|set iconstring=there
248
248
249
249
また、旧来のスクリプトではダブルクォート文字はコメントを開始する。オプションの
@@ -262,7 +262,7 @@ Win32では、ファイル名の中の '\' は大抵は取り除かれない。
262
262
イル名を取るオプション (環境変数が展開されるもの) では、通常のファイル名に使わ
263
263
れる文字の前の '\' は取り除かれない。しかし、特別な文字 (空白、'\' そのもの、
264
264
コンマ等) の前の '\' は、上で説明した通りの働きをする。
265
- オプションの値が "\\" で始まるときは、特別な状態になる。 >
265
+ オプションの値が "\\" で始まるときは、特別な状態になる: >
266
266
:set dir=\\マシン名\パス の結果は "\\マシン名\パス"
267
267
:set dir=\\\\マシン名\\パス の結果は "\\マシン名\パス"
268
268
:set dir=\\パス\\ファイル の結果は "\\パス\ファイル" (間違い!)
@@ -274,9 +274,9 @@ Win32では、ファイル名の中の '\' は大抵は取り除かれない。
274
274
*add-option-flags* *remove-option-flags*
275
275
*E539* *E550* *E551* *E552*
276
276
値がフラグのリストからなるオプションもある。そういったオプションにフラグを追加
277
- したいとき、既存の値を変更したくないならば、こうすること。 >
277
+ したいとき、既存の値を変更したくないならば、こうすること: >
278
278
:set guioptions+=a
279
- オプションからフラグを取り除くには、こうすること。 >
279
+ オプションからフラグを取り除くには、こうすること: >
280
280
:set guioptions-=a
281
281
これはオプション 'guioptions' からフラグ 'a' を取り除く。
282
282
Note フラグは1個ずつ追加したり取り除いたりするよう注意。オプション
@@ -335,7 +335,7 @@ Note: 以下は |global-local| オプションにも適用される。
335
335
用いる。ウィンドウはそれぞれ、それらの値の独自のコピーを持っている。そのため、
336
336
それらのオプションはウィンドウについてはローカルであるが、そのウィンドウ内の全
337
337
てのバッファについてグローバルである。それらを用いて、次のようなことが可能であ
338
- る。 >
338
+ る: >
339
339
:e 一つ目
340
340
:set list
341
341
:e 二つ目
@@ -348,7 +348,7 @@ Note: 以下は |global-local| オプションにも適用される。
348
348
今度はバッファ "二つ目" ではオプション 'list' はオフである。なぜならコマンド
349
349
":set nolist" がグローバルな値をオフにしたが、コマンド ":setlocal list" はバッ
350
350
ファ "一つ目" についてローカルな値をオンにしただけで、":e 二つ目" ではグローバ
351
- ルな値が適用されるからである。 Note 次にこうすると >
351
+ ルな値が適用されるからである。 Note 次にこうすると: >
352
352
:e 一つ目
353
353
最後にバッファ "一つ目" を編集したときの通りにオプション 'list' の値が戻る。
354
354
ウィンドウについてローカルなオプションはバッファ毎に記憶される。バッファがロー
@@ -439,12 +439,12 @@ Note: 以下は |global-local| オプションにも適用される。
439
439
オプション 'makeprg' を設定する必要はない。
440
440
しかし、新しいウィンドウでPerlのソースファイルの編集を始めると、'makeprg' に別
441
441
の値を設定したくなる。しかしCソースに適用された値を変えたくはない。そんなとき
442
- には次のようにする。 >
442
+ には次のようにする: >
443
443
:setlocal makeprg=perlmake
444
- 次のようにローカルな値を空にすると、グローバルな値に戻る。 >
444
+ 次のようにローカルな値を空にすると、グローバルな値に戻る: >
445
445
:setlocal makeprg=
446
446
ただし、この方法は文字列オプションにしか使えない。数値または切替オプションに
447
- は、次のように "<" フラグを使う必要がある。 >
447
+ は、次のように "<" フラグを使う必要がある: >
448
448
:setlocal autoread<
449
449
Note: 非切替かつ非数値オプションの変更で "<" を使うと、グローバルな値がローカ
450
450
ルな値にコピーされるが、それはグローバルな値を使うようにするのとは少し違うこと
@@ -499,7 +499,7 @@ Vim9 script において、コンパイル済み関数内では、ラムダを
499
499
オプション 'filetype' に対して {filetype} を設定する。
500
500
ただし autocommand の中 (入れ子になっているときは、外
501
501
側も含めて) でまだ実行されていないときのみ有効である。
502
- これは以下のコマンドの略である。 >
502
+ これは以下のコマンドの略である: >
503
503
:if !did_filetype()
504
504
: setlocal filetype={filetype}
505
505
:endif
@@ -572,13 +572,13 @@ Note 展開されるオプションの値の長さ制限に注意。システム
572
572
573
573
ターミナルのデリートキーのキーコードが違っているが、バッ
574
574
クスペースのキーコードは正しいときは、次のコマンドをファ
575
- イル .vimrc に加えればよい。 >
575
+ イル .vimrc に加えればよい: >
576
576
:fixdel
577
577
< これはバックスペースのキーコードが実際に何であっても有
578
578
効である。
579
579
580
580
バックスペースのキーコードが違っていたら、以下のように
581
- する。 >
581
+ する: >
582
582
:if &term == "termname"
583
583
: set t_kb=^V<BS>
584
584
: fixdel
@@ -589,7 +589,7 @@ Note 展開されるオプションの値の長さ制限に注意。システム
589
589
590
590
<Delete> キーが奇妙なキーコード列 (CTRL-? でも CTRL-H
591
591
でもない) を送るときは、コマンド ":fixdel" ではなく以
592
- 下の方法を使う。 >
592
+ 下の方法を使う: >
593
593
:if &term == "termname"
594
594
: set t_kD=^V<Delete>
595
595
:endif
@@ -600,14 +600,14 @@ Note 展開されるオプションの値の長さ制限に注意。システム
600
600
*Linux-backspace*
601
601
Note Linuxについての注意: 既定ではバックスペースキーは
602
602
CTRL-? を送るが、これは違っている。これを修正するには、
603
- ファイル rc.local に次の行を加える。 >
603
+ ファイル rc.local に次の行を加える: >
604
604
echo "keycode 14 = BackSpace" | loadkeys
605
605
<
606
606
*NetBSD-backspace*
607
607
Note NetBSDについての注意: バックスペースキーが正しい
608
- キーコードを送らないとき、これを試すこと。 >
608
+ キーコードを送らないとき、これを試すこと: >
609
609
xmodmap -e "keycode 22 = BackSpace"
610
- < 有効だったら、ファイル .Xmodmap に次の行を加えること。 >
610
+ < 有効だったら、ファイル .Xmodmap に次の行を加えること: >
611
611
keysym 22 = BackSpace
612
612
< これを有効にするには、再起動する必要がある。
613
613
@@ -987,7 +987,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
987
987
ないので、削除される前のテキストが保持される。ファイルが再度現れた場
988
988
合、それを読み込む。|timestamp|
989
989
このオプションがローカルな値を持つとき、再びグローバルな値を使うように
990
- するには次のようにする。 >
990
+ するには次のようにする: >
991
991
:set autoread<
992
992
<
993
993
*'autowrite'* *'aw'* *'noautowrite'* *'noaw'*
@@ -1256,7 +1256,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
1256
1256
- Vim version 3.0 との後方互換性のため、値の先頭の '>' は取り除かれる。
1257
1257
オプション 'backup' および 'writebackup' も参照。
1258
1258
Unixでユーザーのバックアップファイルを隠したいなら、次のようにしてみる
1259
- こと。 >
1259
+ こと: >
1260
1260
:set backupdir=./.backup,~/.backup,.,/tmp
1261
1261
< この方法を使うには、それぞれのディレクトリとあなたのホームディレクトリ
1262
1262
にディレクトリ ".backup" を作らなければならない。
@@ -1675,7 +1675,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
1675
1675
既定値は環境変数 $CDPATH から取り込まれるが、カレントディレクトリを最
1676
1676
初に探すために "," が先頭に挿入される。
1677
1677
$CDPATH から取り込まれたものが望ましくないときは、値を上書きするために、
1678
- 次のコマンドを適当に修正し、ユーザーのファイル vimrc に加えること。 >
1678
+ 次のコマンドを適当に修正し、ユーザーのファイル vimrc に加えること: >
1679
1679
:let &cdpath = ',' .. substitute(substitute($CDPATH, '[, ]', '\\\0', 'g'), ':', ',', 'g')
1680
1680
< セキュリティ上の理由から、このオプションを |modeline| または |sandbox|
1681
1681
内で設定することはできない。('cdpath' の値の一部は、ファイル名を展開す
@@ -1883,7 +1883,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
1883
1883
- コンソールではXサーバーと通信してほしくないが、ター
1884
1884
ミナルエミュレータ上では通信してほしいとき。
1885
1885
Xサーバーと全く通信しないようにするには、次のようにす
1886
- る。 >
1886
+ る: >
1887
1887
exclude:.*
1888
1888
< これは引数 |-X| を使用したのと同じ効果を持つ。
1889
1889
Note Xサーバーと通信していないとき、ウィンドウタイトル
@@ -2795,7 +2795,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
2795
2795
値に空白や '\' を含めるために '\' を挿入することに関しては、
2796
2796
|option-backslash| を参照。
2797
2797
既定値はCプログラム用である。C++プログラムには、定数定義を加えて次のよ
2798
- うにすると便利だろう。 >
2798
+ うにすると便利だろう: >
2799
2799
^\(#\s*define\|[a-z]*\s*const\s*[a-z]*\)
2800
2800
< 名前の直前に "\ze" を使用し、何が続くか確認するためのパターンを続ける
2801
2801
こともできる。Javascript の例、関数が "func_name = function(args)" で
@@ -3907,7 +3907,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
3907
3907
|:set_env|。値に空白や '\' を含める方法については、|option-backslash|
3908
3908
を参照。
3909
3909
ユーザーの "grep" が引数 "-H" を認識するなら、":grep" が1個のファイルに
3910
- 対しても適切に働くように、次のようにすること。 >
3910
+ 対しても適切に働くように、次のようにすること: >
3911
3911
:set grepprg=grep\ -nH
3912
3912
< 特別な値: 'grepprg' が "internal" に設定されていると、|:grep| は
3913
3913
|:vimgrep|と同様に、|:lgrep|は|:lvimgrep|と同様に、|:grepadd| は
@@ -4575,7 +4575,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
4575
4575
1 :lmap はオン、IM はオフ
4576
4576
2 :lmap はオフ、IM はオン
4577
4577
コマンド <Esc> で挿入モードを終える度に値を 0 に戻すには、次のように
4578
- すればよい。 >
4578
+ すればよい: >
4579
4579
:inoremap <ESC> <ESC>:set iminsert=0<CR>
4580
4580
< これは挿入モードを終えるとき :lmap と IM を自動的にオフに切り替える。
4581
4581
Note 挿入モードでコマンド CTRL-^ を使うと、このオプションの値が変わる
@@ -4670,13 +4670,13 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
4670
4670
れたときのみ有効}
4671
4671
オプション 'include' が判別した文字列を、ファイル名に変換するために使
4672
4672
われる expression を指定する。以下のようにして、Java言語で "." を "/"
4673
- に変換するようなときに便利である。 >
4673
+ に変換するようなときに便利である: >
4674
4674
:setlocal includeexpr=substitute(v:fname,'\\.','/','g')
4675
4675
< 変数 "v:fname" は、判別されたファイル名に設定される。
4676
4676
Note 2 重バックスラッシュに注意: `:set` コマンドは最初にそれらを半分に
4677
- し、その後 1 つを値のままにします 。ここで "\." は文字通りドットに一致
4678
- します 。単純な文字置換の場合、`tr()` を使用するとエスケープの必要がな
4679
- くなります : >
4677
+ し、その後 1 つを値のままにする 。ここで "\." は文字通りドットに一致す
4678
+ る 。単純な文字置換の場合、`tr()` を使用するとエスケープの必要がなくな
4679
+ る : >
4680
4680
:setlocal includeexpr=tr(v:fname,'.','/')
4681
4681
<
4682
4682
コマンド |gf| でも、ファイルの実際の名前が見つからないときは、これが使
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