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Commit dfe6ca9

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doc/channel.jax

Lines changed: 71 additions & 16 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -1,4 +1,4 @@
1-
*channel.txt* For Vim バージョン 8.0. Last change: 2016 Dec 02
1+
*channel.txt* For Vim バージョン 8.1. Last change: 2018 Apr 18
22

33

44
VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
@@ -16,12 +16,13 @@ Netbeans インターフェイスもチャネルを使っています。|netbean
1616
3. チャネルを開く |channel-open|
1717
4. JSON、JS チャネルを使う |channel-use|
1818
5. チャネルコマンド |channel-commands|
19-
6. RAW、NL チャネルをつかう |channel-raw|
19+
6. RAW、NL チャネルを使う |channel-raw|
2020
7. その他のチャネル機能 |channel-more|
2121
8. チャネルでジョブを開始する |job-start|
2222
9. チャネルなしでジョブを開始する |job-start-nochannel|
2323
10. ジョブオプション |job-options|
2424
11. ジョブを制御する |job-control|
25+
12. プロンプトバッファを使う |prompt-buffer|
2526

2627
{Vi にはこれらの機能はありません}
2728
{Vim が |+channel| 機能付きでコンパイルされたときのみ有効}
@@ -490,6 +491,12 @@ JS または JSON チャネルの場合、これは1つのデコードされた
490491
ンを使用します: >
491492
let job = job_start(command, {"callback": "MyHandler"})
492493
494+
システムによっては、ジョブを開始するとVimをバックグラウンドに置くことができ、
495+
開始されたジョブはフォーカスを取得します。これを避けるには `foreground()` 関数
496+
を使用してください。これは、早く呼び出されたとき、コールバックハンドラ内に置い
497+
たとき、またはジョブが開始した後にタイマーを使用して呼び出すときは、必ずしも機
498+
能しない場合があります。
499+
493500
ch_evalraw() でコマンドにメッセージを送ることができます。チャネルが JSON また
494501
は JS モードの場合、ch_evalexpr() を使用できます。
495502

@@ -513,9 +520,9 @@ ch_evalraw() でコマンドにメッセージを送ることができます。
513520
デフォルトでは、これはバッファ全体を読み込みます。これは "in_top" と "in_bot"
514521
オプションで変更できます。
515522

516-
特殊モードは、in_top が 0 に設定され、in_bot が設定されていない場合です。バッ
517-
ファに行が追加されるたびに、最後の 1 行がジョブ stdin に送信されます。これによ
518-
、最後の行を編集し、Enter を押したときに送信することができます。
523+
特殊モードは、"in_top" が 0 に設定され、"in_bot" が設定されていない場合です。
524+
バッファに行が追加されるたびに、最後の 1 行がジョブ stdin に送信されます。これ
525+
により、最後の行を編集し、Enter を押したときに送信することができます。
519526
*channel-close-in*
520527
特殊モードを使用しないときは、最後の行が書き込まれた後にパイプまたはソケットが
521528
閉じられます。これは、入力が終了した読み取り終了を知らせます。|ch_close_in()|
@@ -606,7 +613,7 @@ job_setoptions(job, {options}) を使用して、ジョブの開始後にいく
606613
"close_cb": handler チャネルが閉じられるときのコールバック。
607614
|ch_open()| の "close_cb" と同じです。|close_cb| 参照。
608615
*job-drop*
609-
"drop" メッセージをいつドロップするかを指定します。
616+
"drop": when メッセージをいつドロップするかを指定します。
610617
|ch_open()| の "drop" と同様(|channel-drop| 参照)。
611618
"auto" の場合、exit_cb は考慮されません。
612619
*job-exit_cb*
@@ -619,12 +626,12 @@ job_setoptions(job, {options}) を使用して、ジョブの開始後にいく
619626
データがバッファリングされ、プロセスが終了した後もコー
620627
ルバックが呼び出されることに注意してください。
621628
*job-timeout*
622-
"timeout" ブロッキング時にリクエストを待つ時間 (例: ch_evalexpr()
629+
"timeout": time ブロッキング時にリクエストを待つ時間 (例: ch_evalexpr()
623630
を使用するとき。ミリ秒単位。デフォルトは 2000 (2 秒)
624631
です。
625632
*out_timeout* *err_timeout*
626-
"out_timeout" stdout のタイムアウト。パイプ使用時のみ。
627-
"err_timeout" stderr のタイムアウト。パイプ使用時のみ。
633+
"out_timeout": time stdout のタイムアウト。パイプ使用時のみ。
634+
"err_timeout": time stderr のタイムアウト。パイプ使用時のみ。
628635
Note: "timeout" を設定すると、パーツ固有のモードが上書
629636
きされます。したがって、最初に "timeout" を設定し、後
630637
でパーツ固有のモードを設定します。
@@ -636,8 +643,9 @@ job_setoptions(job, {options}) を使用して、ジョブの開始後にいく
636643
デフォルトは "term" です。
637644

638645
*job-term*
639-
"term":"open" ターミナルを起動し、ジョブ stdin/stdout/stderr を接続
640-
します。
646+
"term":"open" 新しいウィンドウでターミナルを起動し、ジョブ
647+
stdin/stdout/stderr を接続します。`:terminal` を使用す
648+
ることと同じです。
641649
NOTE: まだ実装されていません!
642650

643651
"channel": {channel} 新しいチャネルを作成する代わりに、既存のチャネルを使用
@@ -647,6 +655,11 @@ job_setoptions(job, {options}) を使用して、ジョブの開始後にいく
647655
性があります。
648656
既存のコールバックやその他の設定が残っています。
649657

658+
"pty": 1 可能であれば、パイプのかわりに pty (疑似 tty) を使いま
659+
す。これは端末ウィンドウとの組み合わせで最も便利です。
660+
|terminal| を参照。
661+
{Unix系システムのみ}
662+
650663
*job-in_io* *in_top* *in_bot* *in_name* *in_buf*
651664
"in_io": "null" stdin を切断する (/dev/null から読み込む)
652665
"in_io": "pipe" 標準入力がチャネルに接続されている (デフォルト)
@@ -687,6 +700,10 @@ job_setoptions(job, {options}) を使用して、ジョブの開始後にいく
687700
"block_write": number テストのためにのみ: stdin への他のすべての書き込みをブ
688701
ロックするふりをする
689702

703+
"env": dict 新しいプロセスのための環境変数
704+
"cwd": "/path/to/dir" 新しいプロセスのためのカレント作業ディレクトリ。ディレ
705+
クトリが存在しない場合は、エラーが発生します
706+
690707

691708
バッファへの書き込み ~
692709
*out_io-buffer*
@@ -722,10 +739,6 @@ out_io または err_io モードが "buffer" で、コールバックがある
722739
output..." に設定するかどうかを指定するために使用できます。デフォルトではメッ
723740
セージを追加します。"err_msg" はチャネルエラーでも同じです。
724741

725-
'modifiable' オプションをオフにしたり、'modifiable' オフなバッファを書き込んだ
726-
りすることができます。つまり、行がバッファに追加されますが、ユーザーはバッファ
727-
を簡単に変更できません。
728-
729742
既存のバッファに 'modifiable' が指定されておらず、"out_modifiable" または
730743
"err_modifiable" オプションがゼロでない場合、エラーが発生し、バッファに書き込
731744
まれません。
@@ -761,5 +774,47 @@ output..." に設定するかどうかを指定するために使用できます
761774
762775
他のオプションについては、|job_stop()| 参照。
763776

777+
==============================================================================
778+
12. プロンプトバッファを使う *prompt-buffer*
779+
780+
Vimのウィンドウでジョブのための入力をタイプしたい場合、いくつかのオプションが
781+
あります:
782+
- 通常のバッファを使用して、すべての起こりうるコマンドを自分で処理します。
783+
たくさんの起こりうるコマンドが存在するので、これは複雑になります。
784+
- 端末ウィンドウを使用します。入力した内容がジョブに直接送られ、ジョブの出力が
785+
ウィンドウに直接表示される場合は、これはうまく機能します。
786+
|terminal-window| 参照。
787+
- これは、Vimでジョブからの出力 (フィルタリングされている可能性もある) を表示
788+
している間に、ジョブのための行を入力しているときにうまく動作します。
789+
790+
プロンプトバッファは、'buftype' を "prompt" に設定することによって作成されま
791+
す。通常は、新規作成バッファでのみおこないます。
792+
793+
ユーザーは、バッファの最後の行に1行のテキストを編集して入力することができます。
794+
プロンプト行でEnterキーを押すと、|prompt_setcallback()| が呼び出されます。通常
795+
は、その行をジョブに送信します。 別のコールバックは、ジョブからの出力を受け取
796+
り、プロンプトの下の (次のプロンプトの上) バッファに表示します。
797+
798+
プロンプトの後の最後の行のテキストのみが編集可能です。残りのバッファはノーマル
799+
モードのコマンドでは変更できません。|append()| などの関数を呼び出すことで変更
800+
できます。他のコマンドを使用すると、バッファを壊す可能性があります。
801+
802+
'buftype' を "prompt" に設定した後、Vimは自動的に挿入モードを開始しません。挿
803+
入モードに入るには `:startinsert` を使います。これにより、ユーザは行の入力を開
804+
始できます。
805+
806+
プロンプトのテキストは、|prompt_setprompt()| 関数で設定できます。
807+
808+
ユーザーはノーマルモードに移行し、バッファ内を移動できます。これは、古い出力の
809+
参照やテキストのコピーに便利です。
810+
811+
CTRL-W キーを使用して次のウィンドウに切り替えるための CTRL-W w などのウィンド
812+
ウコマンドを開始できます。これは挿入モードでも機能します (単語を削除するには
813+
Shift-CTRL-W を使用します)。ウィンドウを離れるとき挿入モードは停止します。プロ
814+
ンプトウィンドウに戻ると、挿入モードが復元されます。
815+
816+
"a", "i", "A" や "I" などの挿入モードを開始するコマンドは、最終行にカーソルを
817+
移動します。"A" は行頭に移動し、"I" は行頭に移動します。
818+
764819

765-
vim:tw=78:ts=8:ft=help:norl:
820+
vim:tw=78:ts=8:noet:ft=help:norl:

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