@@ -225,13 +225,13 @@ Vim9 関数 ~
225
225
for item in itemlist
226
226
...
227
227
228
- 関数の引数が任意 (引数に規定値が指定されいる場合 ) のときは、その引数に
229
- `v: none ` を渡すことでその規定値を使うことができます。これは規定値を使いたい引数
228
+ 関数の引数が任意 (引数に既定値が指定されいる場合 ) のときは、その引数に
229
+ `v: none ` を渡すことでその既定値を使うことができます。これは既定値を使いたい引数
230
230
の後ろの引数に値を指定したいときに便利です。例: >
231
231
def MyFunc(one = 'one', last = 'last')
232
232
...
233
233
enddef
234
- MyFunc(v:none, 'LAST') # 第一引数は規定値の 'one' を使う
234
+ MyFunc(v:none, 'LAST') # 第 1 引数は既定値の 'one' を使う
235
235
<
236
236
*vim9-ignored-argument* *E1181*
237
237
引数 "_" (アンダースコア) は引数を無視するのに使えます。これは使わないが呼び出
@@ -455,9 +455,9 @@ Ex コマンドをシャドーイングするので、必要であれば変数
455
455
前置詞 "g:" はオートロード関数に対しては必要ありません。
456
456
457
457
*vim9-function-defined-later*
458
- グローバル関数は前置詞 "g:" なしに呼び出すことができますが、それらは
459
- コンパイル時に存在していなければなりません 。前置詞を "g:" をつけることで、
460
- 関数が後で定義されても良くなります 。例: >
458
+ グローバル関数は前置詞 "g:" なしに呼び出すことができますが、それらはコンパイル
459
+ 時に存在していなければなりません 。前置詞を "g:" をつけることで、関数が後で定義
460
+ されても良くなります 。例: >
461
461
def CallPluginFunc()
462
462
if exists('g:loaded_plugin')
463
463
g:PluginFunc()
@@ -481,7 +481,7 @@ Ex コマンドをシャドーイングするので、必要であれば変数
481
481
enddef
482
482
483
483
現在、`&opt = value` は "opt" オプションに値を設定する目的で使用されているた
484
- め、`:substitute ` コマンドをリピートする目的 ":&" を使用することはできません。
484
+ め、`:substitute ` コマンドをリピートする目的で ":&" を使用することはできません。
485
485
*vim9-unpack-ignore*
486
486
アンパック代入において、アンダースコアは、関数の引数を無視するのと似たように
487
487
リストの要素を無視するのに使えます: >
@@ -716,7 +716,7 @@ script の文法が使われます。
716
716
| endif
717
717
718
718
Note これはヒアドキュメントの最初の行は | で始めることができないことを意味しま
719
- す。
719
+ す: >
720
720
var lines =<< trim END
721
721
| これは動作しない
722
722
END
@@ -1033,16 +1033,16 @@ Vim9 script では以下の定義済みの値が使えます: >
1033
1033
`true` は `v: true ` と同じ、`false` は `v: false ` と同じ、そして`null` は
1034
1034
`v: null ` と同じです。
1035
1035
1036
- `null` の型が "special" であるのに対し、他の "null_" の値の型ははそれぞれの名
1037
- 前で示される型になります 。かなり多くの場面で null 値は空の値と同値と扱われます
1036
+ `null` の型が "special" であるのに対し、他の "null_" の値の型はそれぞれの名前
1037
+ で示される型になります 。かなり多くの場面で null 値は空の値と同値と扱われます
1038
1038
が、いつでもそうだというわけではありません。スクリプトローカル変数は `:unlet `
1039
1039
で削除することができないので、これらの null 値はスクリプトローカル変数をクリア
1040
1040
するのに便利です。例: >
1041
1041
var theJob = job_start(...)
1042
1042
# ジョブに仕事をさせる
1043
1043
theJob = null_job
1044
1044
1045
- また、それらの値は引数の規定値とするのにも便利です : >
1045
+ また、それらの値は引数の既定値とするのにも便利です : >
1046
1046
def MyFunc(b: blob = null_blob)
1047
1047
if b == null_blob
1048
1048
# 引数 b が与えられなかった
@@ -1232,7 +1232,7 @@ Note 認識されていないコマンドを "|" でつなぐと、その後の
1232
1232
す。
1233
1233
1234
1234
*:enddef* *E1057* *E1152* *E1173*
1235
- :enddef `:def ` で定義された関数の終了。 `:enddef ` はそれだけで
1235
+ :enddef `:def ` で定義された関数の終了。`:enddef ` はそれだけで
1236
1236
行にあるべきです。
1237
1237
1238
1238
また、このwikiも参考になるでしょう。これは Vim9 script のアーリーアダプターに
@@ -1283,7 +1283,7 @@ Vim script であるなら、スクリプトローカル変数は、コンパイ
1283
1283
return range(1, 2)->map('list[v:val]')
1284
1284
enddef
1285
1285
1286
- このマップの引数は関数のスコープ抜きに評価される文字列式です 。代わりにラムダ式
1286
+ この map の引数は関数のスコープ抜きに評価される文字列式です 。代わりにラムダ式
1287
1287
を使ってください: >
1288
1288
def MapList(): list<string>
1289
1289
var list = ['aa', 'bb', 'cc', 'dd']
@@ -1333,7 +1333,7 @@ Vim script であるなら、スクリプトローカル変数は、コンパイ
1333
1333
1334
1334
Note スクリプトレベルにおいて、ループ変数はループの後では無効になります。これ
1335
1335
はループ変数が後で呼ばれるクロージャで使われている場合、たとえばタイマーと組み
1336
- 合わせる場合、でも同様です 。これは | E1302 | エラーを発生させます: >
1336
+ 合わせる場合でも同様です 。これは | E1302 | エラーを発生させます: >
1337
1337
for n in range(4)
1338
1338
timer_start(500 * n, (_) => {
1339
1339
echowin n
@@ -1468,7 +1468,7 @@ func({type}, ?{type}, ...{type}): {type}
1468
1468
もし戻り値の型が "void" なら、関数は値を返しません。
1469
1469
1470
1470
関数参照はそれが呼び出し側から見えない追加の引数および・あるいは辞書を保存して
1471
- いる場合、 | Partial | にすることもできます。それらは同じように呼び出されるた
1471
+ いる場合、| Partial | にすることもできます。それらは同じように呼び出されるた
1472
1472
め、宣言も同じです。
1473
1473
1474
1474
`:type ` を使ってカスタム型を定義できます: >
@@ -1499,9 +1499,9 @@ func({type}, ?{type}, ...{type}): {type}
1499
1499
Vim9 script か `:def ` で定義される関数内で宣言された変数は明示的に示された型
1500
1500
か、初期値から推測された型のどちらかの型を持っています。
1501
1501
1502
- グローバル、バッファ、ウィンドウ、タブページ変数は特定の型を持たず、値はつでも
1503
- 書き換えられ 、そしてそれは型の変更も含み得ます。なので、コンパイルされたコード
1504
- では "any" 型が仮定されます。
1502
+ グローバル、バッファ、ウィンドウ、タブページ変数は特定の型を持たず、値はいつで
1503
+ も書き換えられ 、そしてそれは型の変更も含み得ます。なので、コンパイルされたコー
1504
+ ドでは "any" 型が仮定されます。
1505
1505
1506
1506
これは "any" 型が望ましくなく、実際の型が常に同じであると想定されるときに問題
1507
1507
になり得ます。例えば、リストを宣言したとき: >
@@ -1515,8 +1515,8 @@ Vim9 script か `:def` で定義される関数内で宣言された変数は明
1515
1515
コンパイルされたコードは今度は "g:two" が数値かどうかをチェックするだけで、も
1516
1516
しそうでないならエラーを与えます。これは型キャストと呼ばれます。
1517
1517
1518
- 型キャストの文法は: "<" {type} ">" です。"<" の後ろ、あるいは ">" の前にワイト
1519
- スペースがあってはいけません (小なりと大なりの演算子との混乱を避けるためで
1518
+ 型キャストの文法は: "<" {type} ">" です。"<" の後ろ、あるいは ">" の前にホワイ
1519
+ トスペースがあってはいけません (小なりと大なりの演算子との混乱を避けるためで
1520
1520
す)。
1521
1521
1522
1522
意味としては、必要であれば実行時の型チェックが行われます。実際に値が変更される
@@ -1576,9 +1576,9 @@ script の関数内で宣言されたときでも同様です。
1576
1576
より厳格な型チェック ~
1577
1577
*type-checking*
1578
1578
旧来の Vim script では、数値が予期されるところでは、文字列は自動的に数値に変換
1579
- されます。これは "123" のような実際の数値にに対しては便利でしたが、もし文字
1580
- 列が数字で始まらないときは予期しない問題 (加えてエラーメッセージなしで) を引き
1581
- 起こします 。これは頻繁に見つけにくいバグを引き起こします。例: >
1579
+ されます。これは "123" のような実際の数値に対しては便利でしたが、もし文字列が
1580
+ 数字で始まらないときは予期しない問題 (加えてエラーメッセージなしで) を引き起こ
1581
+ します 。これは頻繁に見つけにくいバグを引き起こします。例: >
1582
1582
echo 123 == '123'
1583
1583
< 1 ~
1584
1584
思いがけないスペースがあるとき: >
@@ -1593,7 +1593,7 @@ Vim9 script ではこれは厳格にされています。使われている値
1593
1593
- 文字列が期待されるところで数値を用いる。
1594
1594
1595
1595
一つの影響として、型が宣言された場合は | map() | に渡されたリストか辞書の要素の
1596
- 型は変更されてはいけません。これは Vim9 script ではエラーを与えます : >
1596
+ 型は変更されてはいけません。これは Vim9 script ではエラーになります : >
1597
1597
var mylist: list<number> = [1, 2, 3]
1598
1598
echo map(mylist, (i, v) => 'item ' .. i)
1599
1599
< E1012: Type mismatch; expected number but got string in map() ~
@@ -1605,9 +1605,9 @@ Vim9 script ではこれは厳格にされています。使われている値
1605
1605
echo mapnew(mylist, (i, v) => 'item ' .. i)
1606
1606
< ['item 0', 'item 1', 'item 2'] ~
1607
1607
1608
- もし要素の型が宣言されていない、あるいは "any" と決定されてされているなら、
1609
- 型はより具体的なものに変更することができます 。たとえば、型の混ざったリストが
1610
- 文字列のリストに変更される場合 : >
1608
+ もし要素の型が宣言されていない、あるいは "any" と決定されているなら、型はより
1609
+ 具体的なものに変更することができます 。たとえば、型の混ざったリストが文字列のリ
1610
+ ストに変更される場合 : >
1611
1611
var mylist = [1, 2.0, '3']
1612
1612
# typename(mylist) == "list<any>"
1613
1613
map(mylist, (i, v) => 'item ' .. i)
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