Call CallSettings

Call-CallSettings

CallSkillのSettingsについてまとめる。 これの中にTargetの設定データを使用するものがあるとき、Targetが失敗した場合CallSkillは実行されない。
これらはexecuteによく似た挙動をする。
Settings:[0]から順番に実行されていく。

目次

• 設定一覧
• 設定指定例

設定一覧

"As"

CallSkillの実行者をTargetに変更する。

execute as と同じ

設定データ	子タグ	必須	内容説明
Target		○	以下を参照。

"At"

位置・向きをTargetに合わせる。

execute at と同じ

設定データ	子タグ	必須	内容説明
Target		○	以下を参照。

"Direction"

位置をTargetの位置に合わせる。

execute positioned と同じ

設定データ	子タグ	必須	内容説明
Target		×	以下を参照。
Direction		×	floatのリスト型。 実行位置の変更を指定方向にする。
DirectionRange		×	floatのリスト型。 各方向のばらつき度を指定する。0以上の指定をする。 Direction[0]がXf、DirectionRange[0]がYの場合、X~(X+Y)となる。Directionの指定が必須。
Absolute	Horizontal	×	Directionの方向決定方法を指定する。trueの場合Direction[0](水平方向)が絶対向きになる。
	Vertical	×	trueの場合Direction[1](垂直方向)が絶対向きになる。
Speed		×	double型。 実行位置をDirectionで指定された方向の指定分先にする。
SpeedRange		×	double型。Speedのばらつき度を指定する。0以上の指定をする。 SpeedがXd、SpeedRangeがYの場合、X~(X+Y)となる。

"Rotation"

向きをTargetの向きに合わせる。
または指定した向きに合わせる。

execute rotated と同じ

設定データ	子タグ	必須	内容説明
Target		×	以下を参照。
Direction		×	floatのリスト型。 実行向きの変更を指定方向にする。
DirectionRange		×	floatのリスト型。 各方向のばらつき度を指定する。0以上の指定をする。 Direction[0]がXf、DirectionRange[0]がYの場合、X~(X+Y)となる。Directionの指定が必須。
Absolute	Horizontal	×	Directionの方向決定方法を指定する。trueの場合Direction[0](水平方向)が絶対向きになる。
	Vertical	×	trueの場合Direction[1](垂直方向)が絶対向きになる。
Flip		x	bool型。 trueの場合反対の向きに合わせる。

実行順番は、Target→Flip→Directionとなる。

"Facing"

向きをTargetの位置に合わせる。

execute facing entity と同じ

設定データ	子タグ	必須	内容説明
Target		○	以下を参照。
Anchor		×	"Eyes"の場合目の高さへ、"Feet"の場合足元へ向きを合わせる。

"Anchor"

実行基準を指定位置に変更する。

execute anchored と同じ

設定データ	子タグ	必須	内容説明
Anchor		○	"Eyes"の場合目の高さが基準に、"Feet"の場合足元が基準になる。

"Align"

実行位置の小数点を切り捨てる。また、その値に+0.5する。

execute align と同じ
execute align xyz positioned ~0.5 ~0.5 ~0.5 と同じ

設定データ	子タグ	必須	内容説明
Vector		o	XYZの内どの座標の小数点を切り捨てるか指定する。 X,Y,Zが有効で複数選択可能。
Center		x	小数点を切り捨てた後に ~0.5 する座標を指定する。 X,Y,Zが有効で複数選択可能。 Vectorで指定されている必要がある。

• 不可
  {Name:"Align",Center:[X,Z]}

• 可
  {Name:"Align",Vector:[X,Z],Center:[X,Z]}

Target

ほとんどがAI.Turn[].Targetと同じ形だが、
Lookの引数が変わっている。
"Self"の場合、RadiusとIgnoreBlocksが必要ない。

値	説明
"Self"	自身が対象
"Player"	付近のプレイヤーが対象
"Friendly"	付近のFriendlyチームのエンティティが対象
"Enemy"	自身を除く付近のEnemyタグの敵エンティティが対象
"Mob"	自身を除く付近のMobタグのエンティティが対象
"All"	付近のプレイヤーもしくはMobタグのエンティティが対象
"Parent"	紐づけられたParentのエンティティが対象
"Child"	紐づけられたChildのエンティティが対象

テンプレート

設定データ	子タグ	必須	内容説明

---

設定指定例

CallSettingsに記述する例をまとめる。
シートに直接コピペすることができます。

・"As"

{Name:"Message",Message:'[{"text":"実行者は、"},{"selector":"@s"},{"text":" です。"}]',Settings:[{Name:"As",Target:{Look:"Player",Radius:10}}]}

・"At"

{Name:"Casting",Settings:[{Name:"At",Target:{Look:"Player",Radius:10}}]}

・"Direction"

{Name:"Spawn",SpawnEntities:[[{Tags:[Global,Event,Bullet,Fire,Knockback],Level:1}]],Settings:[{Name:"Direction",Target:{Look:"Self"},Direction:[0f,-90f],Absolute:{Vertical:true},Speed:3d}]}

・"Rotation"

{Name:"Step",Speed:1.3d,Settings:[{Name:"Rotation",Target:{Look:"Player",Radius:8}}]}

・"Facing"

{Name:"Laser",Laser:"Test",Loop:50,Settings:[{Name:"Facing",Target:{Look:"Friendly",Radius:26}}]}

・"Anchor"

{Name:"Spawn",SpawnEntities:[[{Tags:[Global,Event,Bullet,Fire,Knockback],Level:1}]],Settings:[{Name:"Anchor",Anchor:"Eyes"},{Name:"Direction",Target:{Look:"Self"},Direction:[0f,0f],Speed:0.3d}]}

・"Align"

{Settings:[{Name:"Align",Vector:[X,Z],Center:[X,Z]}]}